「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、じゅうさんにちのォきんようびィ!」
「がるる!ぐるるがるるるぐるるがるる!」(←訳:虎です!3月もあります13日の金曜日!)
こんにちは、ネーさです。
今月も来月も13日の金曜日があるとは
春のカレンダーマジック?
本日の読書タイムは、不吉な数字なんて吹き飛ばしてしまう
元気なミステリ作品を、どうぞ~♪
―― 探偵少女アリサの事件簿 ――
著者は東川篤哉(ひがしがわ・とくや)さん、2014年11月に発行されました。
『溝ノ口より愛をこめて』と副題が付されています。
あのぅ、どうなんでしょうか、
溝ノ口、って聞いて、
ああ、あの駅ね、とソッコーで分かる御方は、
日本全国でどれほどおられるのかしら……?
「ううむむゥ、たぶんッ?」
「ぐぅっるる?」(←訳:ちょっぴり?)
そうよねえ、東京都民と神奈川県民さんの一部にしか
知られていないかもしれないわ、
JR南武線(なんぶせん)の
武蔵溝ノ口(むさしみぞのくち)駅、
略して、溝ノ口(みぞのくち)。
著者・東川さんは、
どうやら東京から神奈川にかけての
多摩川に沿った地域に
特別な愛着を感じておられる様子です。
ベストセラーとなった『謎解きはディナーの後で』では
東京都下の国立市、
『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』では
ここ・東京八王子市、
そしてこの、
『探偵少女アリサの事件簿』では
神奈川県川崎市の武蔵溝ノ口駅周辺が
物語の舞台になっています。
「としんじゃァないィところがァ~」
「がるぐる!」(←訳:ミソだね!)
都心の繁華街だったら大騒ぎになること必至の事件も、
郊外の町では、
ユルいというか、緊張感が不足してるというか……
主人公の『俺』――橘良太(たちばな・りょうた)くんは、
《なんでも屋タチバナ》を営むなんでも屋さんです。
「なんでもォ、やりまスゥ!
ただしィ!」
「ぐるるがる!」(←訳:犯罪はNO!)
依頼があればなんでも引き受けます。
犯罪以外は、なんでも。
と、ポリシーを掲げる良太くんが、
皮肉なことに犯罪に巻き込まれてしまいました。
「けッぱくゥ、でス!」
「がるるるぐるる!」(←訳:アリバイあるし!)
そう訴えてはみても、
犯人が逮捕される兆候はいっこうにありません。
焦れる良太くんに、
あたしが探偵になる!と宣言したのは
少女・アリサちゃん。
『なんでも屋』の仕事として、
良太くん、彼女のお守り役を依頼されているのですけれど。
「じしんッ、たァ~ッぷりィ?」
「ぐるがるる?」(←訳:その根拠は?)
意気揚々と事件現場へ乗り込むふたり。
少女アリサちゃんに二言はないのか?
良太くんは無罪を証明できるのか?
……う~ん、不安だわね~?
「おおいにィ~」
「がるぐる!」(←訳:不安です!)
短編4話から構成される、
著者・東川さんらしいユーモアミステリ作品は
の~んびり謎解きを楽しみたい活字マニアさんにおすすめです。
関東圏外にお住まいの方々は、
JRの路線図をチラ見しながら
読んでみてくださいね~♪
きょうはァ、じゅうさんにちのォきんようびィ!」
「がるる!ぐるるがるるるぐるるがるる!」(←訳:虎です!3月もあります13日の金曜日!)
こんにちは、ネーさです。
今月も来月も13日の金曜日があるとは
春のカレンダーマジック?
本日の読書タイムは、不吉な数字なんて吹き飛ばしてしまう
元気なミステリ作品を、どうぞ~♪
―― 探偵少女アリサの事件簿 ――
著者は東川篤哉(ひがしがわ・とくや)さん、2014年11月に発行されました。
『溝ノ口より愛をこめて』と副題が付されています。
あのぅ、どうなんでしょうか、
溝ノ口、って聞いて、
ああ、あの駅ね、とソッコーで分かる御方は、
日本全国でどれほどおられるのかしら……?
「ううむむゥ、たぶんッ?」
「ぐぅっるる?」(←訳:ちょっぴり?)
そうよねえ、東京都民と神奈川県民さんの一部にしか
知られていないかもしれないわ、
JR南武線(なんぶせん)の
武蔵溝ノ口(むさしみぞのくち)駅、
略して、溝ノ口(みぞのくち)。
著者・東川さんは、
どうやら東京から神奈川にかけての
多摩川に沿った地域に
特別な愛着を感じておられる様子です。
ベストセラーとなった『謎解きはディナーの後で』では
東京都下の国立市、
『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』では
ここ・東京八王子市、
そしてこの、
『探偵少女アリサの事件簿』では
神奈川県川崎市の武蔵溝ノ口駅周辺が
物語の舞台になっています。
「としんじゃァないィところがァ~」
「がるぐる!」(←訳:ミソだね!)
都心の繁華街だったら大騒ぎになること必至の事件も、
郊外の町では、
ユルいというか、緊張感が不足してるというか……
主人公の『俺』――橘良太(たちばな・りょうた)くんは、
《なんでも屋タチバナ》を営むなんでも屋さんです。
「なんでもォ、やりまスゥ!
ただしィ!」
「ぐるるがる!」(←訳:犯罪はNO!)
依頼があればなんでも引き受けます。
犯罪以外は、なんでも。
と、ポリシーを掲げる良太くんが、
皮肉なことに犯罪に巻き込まれてしまいました。
「けッぱくゥ、でス!」
「がるるるぐるる!」(←訳:アリバイあるし!)
そう訴えてはみても、
犯人が逮捕される兆候はいっこうにありません。
焦れる良太くんに、
あたしが探偵になる!と宣言したのは
少女・アリサちゃん。
『なんでも屋』の仕事として、
良太くん、彼女のお守り役を依頼されているのですけれど。
「じしんッ、たァ~ッぷりィ?」
「ぐるがるる?」(←訳:その根拠は?)
意気揚々と事件現場へ乗り込むふたり。
少女アリサちゃんに二言はないのか?
良太くんは無罪を証明できるのか?
……う~ん、不安だわね~?
「おおいにィ~」
「がるぐる!」(←訳:不安です!)
短編4話から構成される、
著者・東川さんらしいユーモアミステリ作品は
の~んびり謎解きを楽しみたい活字マニアさんにおすすめです。
関東圏外にお住まいの方々は、
JRの路線図をチラ見しながら
読んでみてくださいね~♪