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・・・🌤  夏山です  ☀・・・

三頭山Ⅱ

2014年11月18日 | 三百名山

11月16日奥多摩三山の最高峰、三頭山(1531m)を歩いてきた。 

奥多摩湖を「麦山の浮橋」で渡り、ヌカザス尾根を行く、標高差1000mを登るハードなコースだ。 

パートナーはTさんです。

麦山の浮橋

9:10 小河内神社バス停、9:15 麦山の浮橋を渡る、

揺れる桟橋には「釣人」が竿を垂れていた。

:御前山

奥多摩三山の御前山(1405m)

:石尾根方面

:登山口

奥多摩遊歩道を歩き、9:30登山口に。

:奥多摩湖

杉林にきられた、九九折りの道を登っていく、振り返れば奥多摩湖が見える。

:紅葉

杉の樹林帯の切れ目に木洩れ日が、紅葉を引き立ててくれる。

      

:コウヤボウキ        :〇〇〇ハグマ類?

花はセピア色に、「越冬準備」に忙しい。

:深山橋

眼下に奥多摩湖と「深山橋」 ↑直進すれば丹波山方面 ←渡れば小菅方面へ通じている

:急登

イヨ山までは登り基調の道が続く。

:イヨ山

10:25 イヨ山(979m)、標高にして500m弱登ってきた。

:大菩薩方面

:カラマツ

ブナや落葉樹に混ざり、カラマツも紅葉していた。

イヨ山からヌカザス山まではアップダウンが続く。

:糠指山

11:20 いくつかのアップダウンを繰り返してヌカザス山(1175m)へ

 陣屋バス停~三頭橋を渡り、モロクボ尾根との合流点でもある。

 モロクボ尾根を覗いたが、この尾根もかなりの急登だった。

「オツネノ泣坂」、岩と木の根をたよりに登る、今回の一番きつい登りをこなした。

(きついこのコース登りで会ったのは3人だった)

:ブナ

ブナも多いが枯れた木も目立つ、朽ちたブナに展開する”ミクロコスモス”

:鶴峠分岐

ニセピークをいくつか越して12:00「鶴峠分岐」へ。

ここから巨岩の間を抜けると、灌木の先から人の声が聞こえる。

(分岐らしき場所を、左へ巻いて進み、御堂峠へ出ればよかったが、直登した)

:西峰山頂

12:30~13:00 三頭山西峰(この通り満艦飾の

昼食の席を探すのに苦労した。

      

富士山も姿を見せてくれた。

高尾山並とはいかないが、多くの人だった。

:こんな輩が増えている

ピークが3つあるので「三頭山」と呼ぶが、西峰のみで降りてしまった。

(御堂峠へ出て①中央峰②東峰③西峰と周るのが正解だった)

:不親切な看板

:ブナの路

三頭山は「都民の森」から気軽に登れる山なので、道は整備されている。

連れも多いのはそのせいだ。

:ムシカリ峠

もう一つ上の分岐へ、大沢山を経て三頭大滝へ下る道へ。

:三頭山西峰

      

:晩秋のスケッチです

:三頭大滝

秋川の源流です。

:滝上部

14:05 三頭大滝へ

:中部 

落差33mの「三頭大滝」滝壺に降りないと全体を収めることはできません。 

:チップの道

都民の森まではチップが敷き詰められています、通行は無料です。

チップは必要ありません)

チップ【chip】:①パルプの原料とする木材の破片 ②細片。薄片。

チップ【tip】:こころづけ。祝儀。茶代。

 ⇒  

シラヤマギク2態

:浅間尾根

三頭山~ムシカリ峠~西原峠~槇寄山~生藤山へと続く浅間尾根です。

:都民の森駐車場

14:30 「森林館」を経て、都民の森駐車場へ。

都民の森駐車場~数馬バス停への連絡バス停留所は多くの人が並んでいた。

14:46発の武蔵五日市駅への直通バスが増便され、帰途に着いた。

西東京バス」はバスの乗客は全員席に座らせてとの姿勢がある、うれしい配慮だ。

**

        行程:標高差1000m、約11km、5時間 

        8:38 奥多摩駅 =9:10 小河内神社 ⇒9:15 麦山の浮橋 ⇒9:30 登山口

         ⇒10:25 イヨ山 ⇒11:20 ヌカザス山 ⇒12:00 鶴峠分岐 

         ⇒12:30~13:00 三頭山西峰・昼食 ⇒13:05 ムシカリ峠 ⇒13:15 大沢山

         ⇒14:05 三頭大滝 ⇒14:30 都民の森駐車場 =17:00 武蔵五日市駅

 

***

 

  落葉樹の冬を越す選択  

 

植物たちも冬を迎え、それぞれ越冬の手段を考えています。

多くの木々は冬を前に葉を落とし、常緑樹と一部の植物が緑を保っています。

夏の間、葉っぱ元気に働いてデンプンを作り、大きく成長します。

しかし、光を受けるのに適した葉っぱの薄く平たい構造は、冬の寒さと乾燥には不向きです。

葉が凍って破断されると傷口から水が際限なく失われ、植物全体が干上がって、ついには

 枯死してしまうからです。

この危機を回避するために、葉の細胞に糖やアミノ酸をためて凍結防止策を講じますが

 膨大なエネルギーを必要とします。

落葉樹は葉っぱという生産部門を閉鎖し(落として)越冬の決断をしています。

いずれ春は巡ってきます。

春を待つのは小さな冬芽の部分のみ。

一点集中で、防御を強化しそこだけを守りぬく作戦です。

冬芽の中には極端な低温にも耐える能力をもつものがあり、たとえばシラカバの冬芽は

マイナス70℃にさらされても耐えるといわれます。

                                      (ただ たえこ:理学博士)

 



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