やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

ナンガパルバット&ラカポシ・ディランB.Cトレッキング

2024-09-17 10:45:27 | パキスタン

 

みなさんこんにちは

パキスタン帰国してからもう10日も経ち・・・信じれん。

いろんな行事が続き、忙しく楽しく充実した日々を送っているよ。

15日間のツアーで、世界9位の高峰ヒマラヤ山脈・ナンガパルバット8216mの北・南の両方

カラコルム山脈のラカポシとディランのB.Cへのそれぞれのトレッキングだった。

↓ディラン7273m 北杜夫が「白きなおやかな峰」で

おとぎの国の魅惑に満ちた特別製の砂糖菓子のように眩く光り輝き、

裸身を剝き出しにして一同を差招く純白のあえかな美女(かよわい美女)と表現している

そのディランとミナピン氷河と私たちのキャンプサイト

この景色を見れるまでは雲に隠れていたのだけど・・・

目の前の氷河と私たちのテントの小ささ・・・絶景。

ラカポシ7788m

ウルタルⅠ&Ⅱ 7329m&7399m  ラカポシB.Cの小ピークから見たところ↓

パキスタンには親しい現地スタッフがたくさんいて

みんな再会できてとても喜んでくれたし、

今回は前半ずっと天気悪くて、ナンガパルバットの青空の景色があまり見れなかったの。

ナンガ8126m北壁

ナンガ南壁 ルパール壁4500mの標高差 上部は雲の中

その夜

アブレーションバレーの最奥まで歩いてみたら、もうルパール壁が目の前すぎて圧巻!

みなさん、涙が出る・・・て言われるほど感動されていた。

とても明るくて楽しいメンバーで、

歌って踊って賑やかな毎日だった。現地スタッフもとても楽しそうだった。

キャンプフィイヤーをしたり、フンザのホテルでは地元のバンドを呼んで

うちのスタッフだけではなく、ホテルのCEOからGMから、ホールのスタッフまで参加して、

すごい賑やかな宴会になった。結婚式とかに呼ぶ

Hunza traditional music band 

という笛や太鼓の演奏で、フンザダンスや各地方のダンスを披露してもらって

私たちも一緒に踊った。YouTubeでこのバンドは出てくるよ。

フンザからのレディフィンガー、フンザピーク

フンザ カリマバード バルティット城とウルタル峰

パキスタンの北部もカラコルムハイウェイがだんだん便利になってきたことや

観光客も増えて、あちこち観光地化されてる感が強くなってきた。

残念なところもあるけど、山は変わらず美しい。

帰国したとき、はーたんの彼氏に「パキスタンはどんなところですか?」って聞かれ、

そのときは帰国の翌日で、あまりに日本は違う世界すぎて

土砂崩れ、ニワトリ、ヤギ・・しか言葉が浮かばず。笑

トラックに大量のニワトリが詰められて運ばれているのをたくさん見たし、

今年も土砂崩れで通行止めに遭ったり。

トウモロコシの露店でトウモロシを食べた。焼いてくれる12歳の少年

トウモロコシを包む紙は少年のノート

マンゴーが美味しすぎる。フルーツ店のイケメン・・・(パキスタンはイケメンだらけ)

このチラスのあたりは戒律が厳しく、女性はみんな目以外はカバーしてる。

同じパキスタンでもカラチやラホールの観光客の女性たちは自由でおしゃれも楽しんでたりするし

フンザも優しい感じ。

パキスタンは若者の人口も多く、自然豊かだし素敵な国なんだけど

政治の問題を抱え、国民の不満もくすぶってる。ここでは書ききれないけど

どこにいっても「イムラン ハン」(カーン元首相)「パキスタンゼンダバード」(パキスタン万歳)

を連呼!&連呼!なんかすごい潜在的な力を感じた。

 

ナンガ南 小さな小川が濁流になっていた。渡るのにスタッフが裸足になり、おんぶしてくれた。

フェアリーメドゥ(ナンガ北)に行く崖の道をジープでいく。このあと、今年もまた崖崩れがあったみたい

これはラカポシB.Cへの最後のトラバースのところ。左側はミナピン氷河

@

iphone15proで撮った天の川@ラカポシB.C

めちゃバラバラなレポートですが。

インダス川のそばにあるシルクロードと残る岩絵 仏教が盛んだった頃がしのばれます

 

いろんなエピソードたくさん。

この夏はキルギス、モンゴル、パキスタンで過ごした。

やはり氷河の山々や自然や、そういうところが一番好き。(と毎回どこにいっても思うけど)

素朴でまだ人間が慎ましく近づけない領域みたいな

そういうところが好き。氷河大好き。

 

*

 

 

次のツアーはスペイン・サンチャゴの道 過酷なカスティーリャ・イ・レオンのメセタを歩くコース

お客さんたちとの再会が楽しみ

知床

お客さんたちと行くプライペートツア 楽しみ

ネパール 久しぶりのエベレスト街道

きっと初トレッキングな方々もいらっしゃるので楽しみ

ニュージーランド ミルフォードとルートバーントラック

久しぶりの美しい国 楽しみ。笑

with西遊旅行

です

 

*

 

先日行った高尾山 はーたんと彼氏も一緒に。

とても仲良しな二人です。すてきな写真が撮れた。

普通に「好きだよ」とか言い合ってるし。笑

なんだかんだといって、一番近くて行きやすい高尾山

これからはもっと行こうと思う朝一で行けば

お昼前には家に帰れるよね・・・

いくつか日本の山にも行く予定。

 

 

 


パキスタンへ

2024-08-24 07:23:08 | ツアー予定

 

連日の高校野球、感動をありがとう!

あのひたむきな姿よ。決勝も素晴らしかった。

昔から高校野球好きだけど、今は親目線や監督目線で

見てしまうし、辛い練習に耐えてるこの子達すごいわ

て思う。泣くよね。

(歳とるとそこまで夢中でのめり込むと

体に応えることあるって、わかってきたし。笑

だからあのひたむきな姿に感動する)

 

 

神村学園と大社高校の試合の夜は

広島カープのチケットもまたいただき、東京ドームで

観戦してきた!

ありがとうございました。こんないい席。

ドームの音響すごいし、映像もすごいし

臨場感に感激した。カープ最高。

プロの迫力はまた別格。

 

うまく3週間の間を過ごせた。切り替えの大切な時間。

モンゴルからパキスタンの合間。

モンゴルの氷河の上から、あの大平原から

次はパキスタンの大好きなナンガパルバットと

カラコルムの山々に会いにいってきます。ラカポシ&ディラン。

去年も行ったコースだし、

連日、現地のガイドさん、スタッフやポリスから

楽しみに待ってると連絡もらってる!笑

 

成田空港に向かってる。バンコク経由で

イスラマバード。

ご参加くださるお客さんたちに会うのが楽しみ!

電車内でさっきYahoo!ニュースの森保監督の記事読んでた。

もうすぐ新学期だから

いやなことや、面倒なことや、他人の評価や嫌いなものに

また向き合わなきゃいけない、憂鬱な気持ちの人もたくさんいると思う。

彼も言っているように自分で自分を励ましたり

許したり、受け止め方や向き合うものへの目線を変えるのは大切。

言葉以上に深くおもうし、わかるわ。

 

 

パキスタンのあとは、今年は

スペイン、知床、ネパール、ニュージーランド

の予定です!

飛行機に乗ったら寝よう。笑

 


自立すること 好きなように生きること

2024-08-16 11:44:36 | おもう。

 

みなさんこんにちはご無沙汰ぎみです。

あとで書くけど、のんびりいろいろデトックスしすぎていた。

心からぼーっとできた。新しい買い物をしたり(ソニーのスピーカー音が良い)

断捨離したり、那須に行っていたり。

台風、みなさんのところは大丈夫?

備えて昨日買い物とかしていたけど、お米とかパンとか

売り場からなくなっていてびっくり。地震も心配だったり。

今、この時間、雨がひどく降り始めた、これからかな?

みなさんもお気をつけて。

*

今日はお知らせがあります

友達二人が映画監督さんや番組のプロデュースをやっている人なのだけど、

その監督さん(寺田さんこと寺ちゃん)が新しい映画を作りました。

その完成試写会とトークショーのご案内。私はパキスタンにいて

行けないのだけど、こちらから予約フォームにも行けるのでチェックしてみてね。

『江里はみんなと生きていく』

こちら

 

この寺ちゃんとお友達は、私が昔、ボッチャという

スポーツの介助をしていたとき、試合もよく見にきてくれていた。

全日本の試合とか。

ボッチャはとても奥の深いスポーツだし、面白い。

そのころは、その試合をしていた脳性麻痺の女の子が重度であるにもかかわらず

一人暮らしをしていて、その暮らしぶり「自立するということ」についても

とても興味をもってくれていた。

そして、こういう暮らしは自分とは関係ないと多くの人は思うかもしれないけど、

誰だって年老いていくと体は悪くなるし、だれかの助けが必要な時もあると思う。

親御さんがそういう状況であるかもしれないし。

そんなとき、自分らしく誰だって生きていたいと思うはず。

 

そういったことを考える時間があってもいいと思う。

 

そんなわけで、よかったらぜひ、会場にいってみてくださいね。

試写会はこちらからお申込みできるよ

もう一度こちら←クリック

 

 

*

8月になってからしたこと

花火大会。友達が早朝からいい場所をとってくれていた

音もすごくて、夏だなあって思った。すごい人だったけど

ビール美味しかった。

スミレも一緒に那須に行った。

素敵な別荘って感じで、窓の外に森があって

ハンモックでぼーっとしたり、友達家族と夜はバーベキューをして

次の日は釣りとかした。

ハンモックの私とすみれ。笑

ペルセウス流星群を見に行ったけど(東京)雲があり、明るく、全然見えなかった。残念。笑

はーたん↓

星の数が数えれるって、すごいよね。

 

モンゴルのことも書きたいと思うけど、どんどん過去は過去になり

来週はもうパキスタン。でも、振り返れたら振り替えってみるね。めちゃ

おすすめなので・・・明日はやっぱりモンゴル料理を食べたいかも。笑

私の日常は海外の非日常と、日本の普通の日がとても近く、その切り替えも

すさまじく慣れている。

 

 

 

 

 

 

 

 


モンゴルから帰国しました♪

2024-08-05 13:51:52 | 中央アジア

 

モンゴルから帰国してます♫

帰ってきて用事がありすぎてバタバタ。

それに東京、わかっていたけどめちゃ暑い!

アルタイ山脈の氷河、広い草原

美しかった。帰国の日のウランバートルの気温は14度くらいだった。

 

 

ウランバートルから西に1700キロくらいだったかな

国内線でウルギーという小さな西部のまちにいき、

そこかはロシア製の古いバンで、600キロくらいかな

いま、電車の中で書いてるのだけど。

揺られながらどこまでもつづく平原を走った。

楽しかった。

地球にはまだまだ、人の住んでない自然の手付かずの

場所ある。(当たり前だけど)

 

広いなー。と思って

旅っていいな。子供に見せたいなてまた思った。

 

もうすぐでんしゃ下りるので

また山の名前や花の名前も追加していくね。

 

 

アルタイ山脈

(なんかこのブログの書式変わったのね、

無駄に行間と、写真が。。。。)

 

このあとは年内は

3週間未満の区切りで

パキスタン、スペイン、知床、ネパール、ニュージーランドと

続く。

計画的に行かなきゃ

帰国していま、3日目だけど

花火大会とか大学見学とか行ってた。

はーたんは無事に塾も入れたようだし。

夏もあっという間かもね。

 

 

 

 

 


モンゴルへ

2024-07-23 10:11:33 | 中央アジア

 

成田空港に向かってる。

家のことはキリがなく永久に終わらない。

今朝も4時に起きてすーさん(うちのトイプードルちゃん)と散歩に行き、笑

朝日と月を見て

出る間際まで皿洗ったり拭き掃除したり。

冷蔵庫のおかずを増やしたり

スイカを切ってあげといて皮は生ゴミに出しとくとか。笑

細かいことまで。自分のことはそっちのけ。毎回これの繰り返しなの。

思ったけど、誰か他のこと(うちの場合娘のこと)をやってばかりで

やってあげたいし心配も尽きないけど、

自分でできることや考えなきゃいけないことは

余計に段取ってやってあげるのはやめたほうがいいこともある

と、自分に言い聞かせてる。

他にも大切な塾のことや大学のことや

手続きや、これまでだったらちゃっちゃっと

やってあげてたけど、電波も無いとこにいくので

遠隔でなんもできないし、夏期講習も間に合わなくて受けれないかも。

夏休みに受けたいって言ってた英検も申し込んでないじゃん!?とか。

ちゃんとエアコン切ってくれるかなとか

すーさんのこともやってくれるかなとか。わかるー?笑

先日のはーたん。浴衣着せて帰ってきた時は

ちょっと襟元崩れ気味だったけどおおむね大丈夫だった。

ひとりで着た時は、つける帯を落として「落ちましたよ」て

拾ってもらったりしたらしい。笑

暑いけどめちゃくちゃ楽しそうに過ごしてる。高二の夏。

 

毎回そうなんだけど家を出て、電車に乗って空港に向かって行く時

気持ち切り替える。いい旅になる!といい予感をいだき。

 

先日西遊旅行のホームページの

インタビューをうけ、掲載してもらってる。

こちら

よかったらのぞいてみてね

 

 

先日のキルギスのお花の記事は

あのあと訂正たくさんして書き加えてます。

マニアックすぎて

私としてはどっちでもいいと思うけど

日本高山植物保護協会ホームページで旅日記が紹介されることになったので

さらに先生がチェックしてくださったの。

旅日記は通常,外部転載禁止だけど、今回は

ご一行様ツアーで、掲載は会社に許可を得てます。

私のキルギス花のブログ記事こちら

 

直行便でモンゴルのウランバートルへ。

明日は国内線と車で西のウルギーへ移動してテント泊1週間!スタート

行ってきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


キルギスのお花&キルギスの抑留兵

2024-07-17 15:09:30 | 中央アジア

 

今回のキルギスのお花ツアーのあと、旅日記を昨日作り終わったと思ったら

来週からはもうモンゴル

山をはさんだキルギスの向こう側って感じ。

行くところはモンゴルの西の端

アルタイ山脈のふもとなんだけど、

キルギスの天山山脈の支脈のテルスケイ・アラトー山脈や

クンゲイ・アラトー山脈のアラトーはアルタイ山脈のアルタイと

きっと同じ語源なんじゃないかと思うし

似たようなお花も見れるのではないかと思う。どちらにしても

アジアの大陸の真ん中・・・

今度は6泊のトレッキングとテント泊。楽しみしかし

準備はまだこれから。

旅日記は簡素化していいことになり、楽に作ろうと思っていたけど

今回のキルギスまでは花の名前がたくさんで

その花の名前の記載は、ツアーに参加いただいた植物学者の先生に見て確認いただくという

貴重なものになった。図鑑があるわけでもなく、学名と現地の通称など

私には難しすぎるけど、せっかくまとめたのでここでも

旅日記から切り取ってご紹介するね。

シソ科、ナデシコ科、キク科などなど似ている花もたくさん。

オリジナル中央アジア花図鑑じゃ。

でも読めるかな?

 

スペルがたとえばiとaを間違えているとか

属を族と書いていたなどたくさんたくさん訂正もしていただいた。

現地には現地の植物の先生も一緒で、日本にはないお花がほとんどなので

学名でたくさん教えていただいた。けど、私はローマ字とカタカナで書き取り、ほとんど

意味不明のメモが残っただけ・・・

日本の先生はちゃんと学名であとから調べなおしてくださったりした。

標高は3000~3800mくらいまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

★後日訂正した箇所★

Shumalhaisenia nidulans シュマールハウセニア ニュドランス→Schmalhaisenia nidulans シュマールハウセニア ニドュランス

Ranunculus alberti→Ranunculus albertii

カリアンセマム アルタビクム→カリアンセマム アラタビクム

アンドロサセ フェッツェンコイ→アンドロサケ フェドツェンコイ

セイヨウユキワリソウ→ Primula algida

Cerastium bungeanum→Cerastium seratoides

Potentilla sp. →Potentilla nivea

カリアンセマム アルタビクム→カリアンセマム アラタビクム

Gagea →Gagea sp.

ナデシコ科→Silene sp.

ランの仲間→ラン科 アオチドリの仲間 Coeloglossum viride

Euphorbia alatavica→Euphorbia altaica

Rhodiola lienarifolia→Rhodiola linearifolia

キバナノカワラマツバ→セイヨウカワラマツバ

シソ科不明種→Phlomoides oreophila

Primula turkestanica→Primula algida

リンデロフィア・スティロサ→Lindelofia stylosa

ヨモギ属(Artemisia) →ヨモギの仲間(Artemisia cercidium)

オミナエシの仲間 Patrinia→オミナエシの仲間 Patrinia sp.

Phromides oreophilla→Phromoides oreophilla

イソマツ科 Androsace sericoe→サクラソウ科トチナイソウの仲間Androsace sericea

キタダケソウの仲間→キタダケソウの仲間 Callianthemum alatavicum

キンポウゲ科 リュウキンカの仲間→キンポウゲ科不明種

ケシの仲間 Lagotis sp. →ケシの仲間 Papaver croceum

オオバコ科ウルップソウの仲間 Papaver croceum→オオバコ科ウルップソウの仲間 Lagotis sp.

 

 

これもほんの一部。

印象的だったのは、あちらの先生が

キルギスの花の種類は約3500種とおっしゃったの。

そしたら日本の先生が、日本には7500(7800だったかな?)

と。😳

日本も小さな国なのに、この植物種の数ってすごすぎると思いませんか。

繊細な日本の四季を自慢に思った。。笑

 

先生はマーモットのことをデブネズミと呼び、笑

ほとんどの動物が食べれるか食べれないか、笑

とか、お花に詳しくていらっしゃるのに全く情緒のない面白すぎる話をされたりして

もう私は笑いっぱなしだし、その植物観察のために先生がこれまで海外で

ワイルドなテント泊をしながら過ごしてこられたことなど、こんな先生に勉強を教えてもらったら

植物の勉強が好きになるわ、と思った。

どうしてこういった色になるとか、どういう土壌でこうなるとかね・・・。

ちなみに私はずーっと旅日記を作っていたわけでもない。

机に向かって集中するのは苦手なので一日1時間とか2時間とか、

あとはネットフリックスで映画を見まくって、真夜中2時とか3時まで起きてて一人で笑ったり泣いたりして

朝は4時に起きてすーの散歩にいってお弁当を作ってから

午前中は二度寝して、また昼に起きて活動・・・夕方から飲んで・・・

ていうなんかの動物みたいな生活をしていた。

アフロから夏モードに髪型を変えたすーさん。

 

三連休のときは天気が悪くて山に行くはずをやめて

美味しいまわらないお寿司屋さんに家族でいったりした。

そしたらもう来週モンゴルということになっていたの。

 

この前、ていうか数か月前かな、はーたんと夜に

「ラーゲリより愛を込めて」という二宮君演じるシベリアに抑留されていた

兵隊さんの映画を見て、二人で号泣していた。

戦争が終わったのにまだ過酷な状況で強制労働をさせられ、希望なんてものを

持つのが難しくなるだろう苦しい状況・・・

今回キルギスのイシククル湖の南の小さな村、タムガというところの民宿に泊まったの。

お母さんとお父さんはとても穏やかで優しくて日本人が大好きなのって言ってた。

なんとあまり知られていないけど、ここは第二次大戦のあとに日本兵が抑留され

療養所を作ったのだって。2年くらいいたみたい。

そのときの日本兵には地元の人たちが(このへんではサクランボやアンズの木がたくさん植えてあるのだけど)

そうした果物などをこっそり差し入れしたりしてたらしい。

その元ソ連の施設は今も民宿の隣に残っていた。

そのときの「ミヤノさん」とかジャーナリストの「ナガサワさん」そして

現地の娘さんと恋に落ちて子供もできた方の話など・・・

をお母さんから聞いた。

ミヤノさんは80代になってからまたこのタムガ村に帰ってきて

一軒一軒、当時お世話になった家を訪ねて歩いたのだとか。そのときの人たちは亡くなっていても

その子供さんやお孫さんたちがいるって。

そうしたお話を現地でお母さんから聞いたときは、

ラーゲリの映画と重なって、しばらく涙が止まらんかった。

空気が綺麗で自然豊かで、人も優しくて、でもみんな日本に帰りたかっただろうなあって。

ずいぶんと遠いなあ・・って。でも

地元の民間の人たちにあたたかく接してもらったりそんな時間もあったんだなあって。

民宿の庭にもサクランボがたくさんなっていて。とても話が心に染みた。

ここの兵隊さんたちは全員無事に帰ったらしい・・・

この話がとても心に残ったのでいろいろ調べていたらそのミヤノさんていう方らしい方が

本を出していらっしゃことがわかった。たぶん同じ方だと思う。

つきなみな意見かもしれないけど、戦争をしてはいけない。

そうだ、最近、日本もドローンの攻撃隊を任天堂が作ればいいのにとか

私はあらぬことを考えていたの。ちょっと日本は無防備すぎないかな、とか。

引きこもってるゲーマーたちが軍人になって操作すればいいって。

こうした話を今回、メンバーたちに話したら

なんて考えだ、絶対に戦争ではなんの解決にもならないから」って強く言われてはっとしたの。

軍隊なんかもってはいけないって。

この話は長くなるのでこのへんにしておくけど、ちょっと目が覚めた。

どんな状況になっても戦争では解決にならない。そんなふうに胸をはって言おう。

 

さて。15時だ。買い物してこよう・・・

自分の準備のほか、塾の見学とか大学の見学とかいろいろ予定がぎっしり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


日本にはない花~キルギス

2024-07-07 23:44:47 | 中央アジア
キルギス。中央アジアの真ん中にある
国土の9割が山の美しい国
キルギスの最低標高が450mなんだって。(最高はもちろん天山山脈最峰のポベータ7439m)

1991年に旧ソ連から独立した。
好きすぎる国、いろいろとこれまでも「ここが一番好き」と書いたけど
やっぱりキルギスかも

英語のガイドさんも良かった。そこは重要。


ご参加の若いお客様(私よりはるかに自然豊かな中で成長された山小屋の方)
が、ソンクル湖で訪問したユルト(移動できるテント)で(たくさんの家畜と共に)生活する
遊牧民の7人家族を訪問したことを
「子供時代を思い出した」とおっしゃっていたことが印象的だった。そんな子供時代を過ごせることが
すごい。
私より20も若くして、日本にもまだ、 このような豊かな自然の中で幼少期を過ごされた
そういう方がいるのだと。
その方が最後のアンケートに「遊牧民の文明に頼らない生活が高山植物と同じように尊い」と
書いてくだったことや、
上山さんのお陰で自分もキルギスが好きになりました
という言葉が、本当に嬉しく、ありがたく、(その方だけでなく皆様も)
ありがとうしかない。

和やかで楽しい優しい、知識豊富ないいメンバーの皆さまでした。(これも大切)

ユルト

ヤギ、羊、馬、牛、ヤクの放牧が
あちこちで見られた。
特に馬はこの国では共存というくらい大切。



今回は(過去にいった天山山脈イニルチエク氷河のツアー)のような
いきなり天山山脈の核心部と氷河の世界と7000m峰の山々がある
のではく、
その世界を遠くに見る旅だった。
改めて、そのときのツアー(たとえばこちら)がなんと贅沢だったことかと思ったのと、
今回は今回で、キルギスの奥深い歴史と文化をたくさん知ることができたので
本当に思い出深いいい旅になった。(過去ツアーはこのブログから見れるよ)
遠くに白い天山山脈の山々を見て、あそこに立っていたんだという・・・感慨。
この気持ちをどう表すよ、という・・・・・(過去にご一緒した方にはわかるかな)
遠くに天山山脈(過去ツアーはあの白い山並みの中、氷河の上をテント泊で歩いた)

今回は日本の植物学者の先生の(上山がいるからお願いしたとの)ご依頼で実現した
贅沢な旅だつたの。先生とは過去で何度か
ご一緒させていただいた。辞書みたいな豊富な知識と
面白い過去の世界の植物調査のテント生活のお話と
私が思うに、ほとんど野生児というか野獣かよ、笑
ていうような面白くてワイルドなワイルドすぎる
「こんな先生だから植物の世界が面白いんだわ」と
思わせていただける魅力的な先生

勉強熱心なお客さん方と現地の
ロシア語しか話せないキルギスの植物の先生との会話も
私からしたら学名とびかう外国語みたいな刺激的な世界だった。

キルギスの植物の先生 観察中

まじで全員の日頃の行いがいいから
天気にも恵まれたのか、というくらい
奇跡的ないい天気だった。
車に乗った瞬間に土砂降りとか、宿についたら雨とか。
外にいるときはずっと晴れていて、
あ、この前のスペインのときも到着したら土砂降りとかあったら
私の行いがいいのか
これは3800mで普通は寒くて風が強くてそんなに長くいられないところだけど
無風で穏やかで、ランチをした。
楽園というか、雲上の極楽、という雰囲気だった。

今回のお花でタイトルになっている「トロリウス・リラキヌス」はこちら
キンポウゲ科(キンバイソウ族trollius)
日本にはなくて、純白というか青みがかった透き通るような花びらがとても綺麗


それが群生していた。(場所はがんばってあちこち探した)


それよりレアなのは、乱獲(薬草になるとか)で見つけるのが難しくなっている
サウスレア インボルクラータ
トウヒレン属だけど、まったく別物って感じ



先生はこれを一番喜んでいらっしゃった。

私が感動したのは宇宙人のような
シュマル ハウゼニア ニュドランス
キク科のあざみ




その他
お花は無数に咲き乱れ、美しく、景色が奇跡のようだった。

日本に帰ってきて、この湿度高い異常な暑さと
電車の中とか人混みとかごちゃごちゃした東京の現実の中で
信じられない美しい世界にいたんだわと
しみじみ・・・





見る花はほとんど
日本にない花



つづく












キルギスより

2024-06-30 19:02:01 | 中央アジア
みなさんこんにちは!

わたしはいま、キルギスの旅の途中。

広いな、中央アジアの真ん中。
交錯するいろんな歴史と文化。

山と誰もいない美しい景色と
たくさんの花。

美味しいごはん。














今朝、
キルギスに抑留されていた日本兵の話を聞いた。
とても心に残った。

やはり、日本人として
誠実に優しく生きるべきと
こんな遠い国の人々と接していて感じる。
ここに連れて来られた旧日本兵さんたちの
心が、年月を超えて、キルギスのおばあちゃんから私たちに
伝わった。
あたたかい気持ちになった。

そんなこともまた書くね。

毎日いろんな標高や環境のお花をたくさんみて
氷河の山々を眺め
心洗われてる。


細切れでインスタに写真もあげてるよ🇰🇬






もうすぐキルギス 疲労回復法

2024-06-20 15:12:17 | おもう。
スペインから帰国して約一か月も休みだったので
ゆっくりしていたよ

スペインではフレッシユオレンジジュースがとっても美味しい&私の巡礼手帳のスタンプ

丸ごとのオレンジを絞ったもの。飲みたい!

いろんなことがあったこの休み期間なのだけど
(体育祭や飲み会やごはん会も)
体調も崩して四日間連続寝ていたことがすごい自分の中では
インパクトあり、過ぎてしまうと面白かったなと思う。
こんなに寝れるんだと思って。
やはり寝ることが疲労回復と思った。

いろいろとやりたいことがあるのに、体がついてきてくれないのは
残念と思ったけど、体の声は大切にしなきゃと思う。

たまたま癌検診とか腎臓の定期健診もあったので
病院にも何度か行ったけど、何も異常なかった。
風邪のような症状があったけど風邪としても
軽すぎるし、コロナではなかったし、
更年期のホルモンも調べてもらったけど
まだそういうホルモンの乱れもないし、腎臓も正常なので
ただ疲れていたのだと思う。

みなさんの疲労回復法はなんですか?

私はアロママッサージもブーム。
隠れ家的なすてきな時間、すてきな担当の方。
あと、
お風呂、よもき蒸し、ヨガ、お散歩、
心地よい時間何も考えず大切にする
美味しいものを食べまくる。笑

この前の日曜日はひとりだったので
大好きな国産黒毛和牛の分厚いやつを
赤ワインを飲みながら焼いて食べた

塩とこしょうで
弱火でじわじわ焼きながら






うまくて泣いていいですか、って感じ。
とろける柔らかさ。笑

*

最近のすーはアフロヘア


うちの母に写真を送って見せたら
「面白い髪形ね。かつらかぶってるみたい」って

ある夕日が綺麗だった日







今は、キルギスのツアーの準備中

成田→ソウル→カザフスタン1泊→陸路でキルギスへ
キルギスには6泊の予定
高山植物保護協会様のツアーで、
先生と一緒に歩けるのがとても楽しみ。





サンティアゴ巡礼を振り返りつつ 旅に深い思い

2024-05-31 17:04:01 | おもう。



みなさん、こんにちは。
今日は雨。朝からもっとサンチャゴの旅日記作りを進めたかったけど
もう夕方になる。パソコンに向かってるのはつらい。集中力ない。
ほんと大変。
そろそろヨガでもしようかな。笑

*

みなさんも、たまには誤って食事中、
手にしていたビールを全部、座っている膝や腿とか(パンテーまで濡らすほど)
こぼすとか、
冷蔵庫の上のほうから取ろうとした汁物のお皿を
肩からかぶってしまうとか
ありますか

やはり、ありますよね

帰国してからこんな感じ。笑

落ち着こう!

このあとのツアは6月末に
日本高山植物保護協会様の設立35周年イベントとして
カタログには出さずに作らせていただいた特別ツアーに
同行予定です
初夏のキルギスに「トロリウス・リラキヌス」などの超可憐な
いろんな花が咲き乱れているのを見に行きます。
高山植物保護協会の会長の先生とご一緒して
逆にこちらがたくさん教えていただくことになりそうな感じで
とても光栄。現地ガイドさんもいるし
たくさん花の写真を撮ってこようと思う。一眼レフもっていかなきゃ。

そのあとはモンゴル・パキスタン・またスペインと続き、
秋には知床のツアーも計画中。

知床はずっと長く一緒に来てくださった方からのご依頼。
そのため、特別に作っているし、(パンフに出していない)
今年に間に合わせるために
秋のスペインからの帰国後四日目という時期に設定した。
(普通は帰国してから最低1週間くらいはなんの予定も入れたくない)
私にとっても異例で特別。
80代も半ばになられた彼が、引きこもりがちなこの数年を経て、
人生最後のツアー参加になると思うので・・・」なんて
おっしゃるの。今の計画を見て
わくわくします、心置きなく楽しもうと思います
と。
70代前半の頃からいつも、その年齢でもあきらめることなく、頑張ればできる
と示し続けてきてくださった。さすがに80を越え、
一年一年、前のようにはいかないね。今年は86。
気力を出すのも大変なのかもしれないのに
人生最後のツアをと私に声をかけてくださる、その思いにこたえたいし
そんなふうに言っていただけることに感動をいただいている。
旅がただの旅をこえるほど、深いいろんな発見が毎回あるように
私も勉強続けて感性をフルに動かしたいなあって思う。

(まあ、ただ一緒に食べて飲んでギャハハと笑っているだけかもしれない。笑。たぶんそう)

でも、最後とは言わせない。
ずっとこれからも、行けるところにご一緒したい
彼の気持ちに寄り添いつつ、90になってもどんな可能性があるのか
見ていきたい。
(自分がその年齢になったとき、そんな気力を持ち続けていられるのか謎)

あまり歩かないけど、少し歩いて、笑、登山も入れてみた
紅葉の特別知床ツアーにご興味のある方はご連絡ください
小人数ですごく楽しいと思う。もうイメージできる。

ご協力いただいた知床サライのモリタさんありがとうお久しぶりに
お会いできるの楽しみ。

*

4月のツアのとき、南フランスで買ってきた
ジゴンダスの赤ワインが最高に美味しかった。


これはリピートだ・・・

*

サンチャゴの道 スペイン
ナバーラのかわいい町 シラウキ






この景色。
歩きながら頭がすっきりしていくの
わかるよね。

がんばろ、また。

(パソコンに向かい仕事。笑)






サンティアゴの道 サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからの始まり

2024-05-26 14:34:08 | ヨーロッパ
スペインのマドリッドからドバイを経由して
昨日、帰国しました。

サンティアゴの巡礼の道は人気ですね
世界中から多くの巡礼者(今では巡礼者というよりバックパッカーや観光客・・・ま、歩けば巡礼かな)
が来るけど、ツアーでフランスの道を完全踏破というのはなかなかやっていないけど
西遊旅行はやっています。

(今日の文章はですます調)

その始まりのサン・ジャン・ピエ・ド・ポー(フランス側)から
ピレネー山脈の国境を越え、スペイン側に入り
ピレネーからナバーラ州の牧草地や麦畑に赤いポピーの咲く
のどかな景色の中を歩くのです。

景色はのどかですが、歩きはなかなか大変です。
特に普段歩いていない方にはつらいと思います。

今回はピレネーをやっと越え、歩けなくなってしまった方もいらっしゃって
(ケガでもないのにここまで歩けない方は初でした)
改めて、普段から歩いておくことは大切だし、
体力を維持していくことは大変って思いました。

サンティアゴの巡礼の道は
とても深く素敵だけど、自分で歩くには覚悟
(と日頃のトレーニング)が必要です
毎日20から30キロ歩きます。

いい天候や美しい空気の中で、自分がこうして「今歩けている」
ことに感謝しかありません。
人は、心地いいときに「ありがとう」って口にしてしまうものだと
これまでも思っていたけど、改めて思いました。

*

ちよっとですます調で書いてみたけど
また普通に戻るね。笑

旅はスペインのバスク、ビルバオから始まり、
フランス側~スペイン側に戻ってきて
ナバーラ州を歩いたけど、このあたりは(ピレネーを挟んだ両方)「バスク」という
独特の言葉を持った独特の文化のあるところ。
スペイン側とフランス側にまたがる、バスクの文化を感じつつ、
諸行無常・栄枯必衰・沙羅双樹の花の色・盛者必衰
みたいな平家物語のあの冒頭の詩のような
ナバーラ王国の歴史も垣間見ていくの。

ローラン、シャルルマーニュ、ナポレオン、過去の英雄と言われる人たちのことにも
思いを馳せ、(この区間で登場する)
パンプローナではヘミングウェイの男っぽい人生と彼の生き方も
思った。

町ごとにある教会をのぞき、
中世の美しい芸術に触れ、
美味しいものを食べ、ワインを飲み、
もっともっともっと時間が欲しいって思った

そうして日本の日常生活では考えることもなく
思うこともないところから美しい刺激を取り入れて
ほんとに豊かな心にしなければもったいないと思った。

今日は日曜日の午後で
家にすみれちゃんと二人。
まだ、報告書も書いてなくて、
これから旅日記作りもあるけど、
大切なこともいろいろと考えた。
気づかされた。

みなさん、旅に出よう

それから、一緒に仕事をするガイドさんの協力は大切だし、
一緒に暮らしていく人、
一緒に生きていく人、
なんでもだけど、パートナーは大事、
そういう人とは心地よく「協力しあう」ことが本当に大切で
ひとりでは何もできないことが多いし、
ひとりで抱えてもいけないとも思った。

どうしてこの考えを思ったかはすべて書くことはできないけど
大切なことなので
書いておきたいと思った。
つまり、一緒にいる人はとても大切だなあと。

日本の山にも久しぶりに登りに行きたいな~と
久しぶりに思った。
でもあまり人が多くないところね。




ピレネー山脈のブナの森

ロマネスク(この道を歩いていると一瞬でこれが素晴らしいロマネスクの門だとわかるようになる)


顔なしみたいでかわいかった




プエンテ・ラ・レイナの町

王妃の作った橋




ナバーラの紋章になっているサンチョ7世がもたらした戦利品の奴隷の鎖 相手のイスラムは奴隷をつないで人間の縦にしていた

なんかどうでもいいかもしれないけど
勉強してて、ナバーラ王サンチョ3世のときにはすごい強くて国が大きくなり
7世は身長が2m20センチもあり、子供がいなくて跡継ぎがいないため
イベリア半島側のサンチョの王は終わって
ナバーラはフランス側のブルボン朝に変わったとか
東京に帰ってきたらどうでもいいことを、旅先では本当に深く
感動して、しみじみと感じることができるの。
この7世の棺のそばに、この鎖も飾ってある。


サンジャンピエドの教会のかわいい彫刻 なんかめちゃかわいくて
通る度にじっと見てしまった。宿泊していたので何度か行ってみた。

イラーチェのワインの泉(ワイナリーのサービスで蛇口から🍷が出てくる)
とこにライブカメラ設置してあり、リンクを送った相手が見ることができる
はーたんと日本の親友に送っておいて
映像を撮ってもらった
15分ほどいたけど、撮影ありがとう。
これははーたん撮影


































カミノ デ サンティアゴ サン ジャンから

2024-05-15 17:12:15 | ツアー予定
スペインに行ってきます!成田空港に向かってる。
(今月もまた)ドバイから、マドリッドから
北部のビルバオへ。
そして、フランス側サン・ジャン・ピエ ド・ポーに行き、
サンティアゴの道の完全踏破に向け、巡礼出発!
今回のツアはそのパート1
ピレネー山脈を越え、スペインのナバーラ州を
歩きます。だいたい1日15kmから23kmくらい。
こちら

西遊旅行のツアーは、巡礼路フランスの道の完全踏破を
パートに分けてサンティアゴ デ コンポステーラまで
800kmを歩きます♫

自分の内面と向き合いつつ、
宗教、歴史、建築などなどたくさんの見どころ
美味しい料理にワイン。
とても深い巡礼の旅。

特に今回は、バスク地方という
独特の文化も感じつつ。(バスクは言葉も全然違う)

前にここを歩いたのは6年前。
日本人と初めて歩くガイドさんと、
言い合いになりつつも、(彼らにとって日本人の感覚は独特だから)
(時間前に集合することが理解できないとか)
(日本人は挨拶も淡白で冷たいと思われるとか、ハグもしないし)
話し合いと説明で理解し合い
最後は
前世では自分たちは兄妹(姉弟か)だったと言われるほど打ち解け
感動的な旅になった、そんな思い出がある。
スピリチュアル的にも、教会の雰囲気や空気まで感じるような
いろんなことを教えてもらった。

今回は、去年も一緒に歩いた別のガイドさん。

違うメンバー、違う天気、
どんなドラマになるかな。楽しみ!





ゆりも咲いて綺麗。はーたんのくれたお花
毎日水を変えてと、花瓶にメモを貼っておいた。笑






美しいもの 

2024-05-14 00:02:55 | おもう。
朝、起きるの超苦手。
目覚めた時
いろんなことはダメって気がする。笑
自分には無理で、辛すぎて、現実見たくなくて
もうちょと寝ていたい。笑

そんな今朝、目覚まし鳴って、
半目で
携帯見たら、
南米を旅してる、若い彼から、笑、写メールきてた。

おはよう、ヒトミ、ワラス行ったことある?
ここは世界一美しい場所の一つだと思う
と。

写真が何枚かあって、それで目が覚めた。

ペルー。

(これから弁当作りの主婦)

ぼー、




美しい
あ、まだ生きてたんだ、よかった

と、返信した。



生きてるって
なんだと思ってるの?と。彼

笑いから始まった今朝だった、

彼はベネズエラのツアーでガイドしてくれてた1人。
ヨーロッパと南米の血を引く20代の彼、生い立ち的に恵まれていると思うし
大変だとも思うけど、考えもしっかりしてる
面白い人だった。蟻をすりつぶして腕に塗って虫除けだとか
アリの巣に手を入れて集まった蟻を食べるような、ヨーロッパの男の子とは
違う一面もある。
哲学の話でエンドレスに盛り上がり、
人生とは、と、年齢差感じず話すことができた。
突き放しても向かってくるような熱があるような。

私は哲学を話すのが大好きなので面白かった。
ボートで川を移動しながら
ギアナ高地の景色みながら。
私が年上風に知ったふうに人生観を話しても
覆い被せるようにこたえてくるような、力のある子だった。

去年末から一年かけて、南米全土をバックパックで一人旅してる。
バイトを探しながら、あてのない旅だと言っていた。

お父さんはとても心配していた。(お父さんはガイドさんのボス)
わかるわ。

でも、若いうちに時間を考えず、先のことも考えない
そんな冒険の旅をできるって、幸せと思う。南米だし。

生き方はひとつでない
と言うのは簡単で、実際は、いろいろと勇気がいると思うの。
受け入れられるような、受け入れられないような。

かわいい男前の顔してるから、男の子だろうと
レイプされたり、全て奪われるんじゃなかろうかと。

だから今朝、メールみて
生きてたんだ、て。笑
彼も何言ってるの、と、笑っていた。いや
まじで。

行ったことのない場所も告げてきて
やったあ、ヒトミが行ったとこより2メートル標高高くて勝った
みたいなイラッとする文もありつつ、笑
2.3年待ってね、一緒に行けると思う
て言うのよ。
どうゆことー?わたしと旅をするのかな?笑
なぜ、2、3年なんだろう?笑


シャキッと目が覚めて
わたしも、世界の美しいものを追っていこう
と改めて思った。刺激的な。違う文化の違う世界。


また、
この見た美しい世界のことを
もっとうまく伝えれたらいいのに、とも。

すごい美しい世界がある、
全然違う価値観がある
てことは、
どんなふうに、生き方につながるのか、て。

心、自由に、何かを追い求めることは
幸せだよね。



























1人で過ごした母の日

2024-05-12 23:45:12 | おもう。

朝からはーたんはディズニーシーに遊びに行き
夫も試合からの飲み会で
わたしは1人で過ごしていて
1人って自由でマイペースで楽ちんだなあ

としみじみ

とりあえずご飯作ってあげなくてもいいとか
自分のことだけできるとか。

たまにはいいものじゃ。

ていっても、明日からのお弁当の準備とか
たくさんのシャツのアイロンとか
スーツケース送ったりなんじゃかんじゃしてる。
本当に自由というのはないかもしれないけど、
本当に癒しの時間というのは強制的に作ってる。
ヨガの時と、アロママッサージとか!
頭も空っぽにして。それが、
普段なら夕飯作らなきゃとかになるときでも、
できるから、なんか、楽。

夕方長女りーも鉢植えのカーネーションを持ってきてくれたので
うちはめちゃ華やかになってる!
かわいい嬉しい!


2人の娘からのお花をそれぞれ並べ

育ってくれてありがとう!
と思うわ。

ずーっと見ておきたい。



昨日、記事で書いた
紫砂壺(しさこ)なんだけど、
乾かしてもなんか、中の底が砂っぽく
ザラザラしてる。なんでだろう?




最近はアフロのすーさん


この3女はあまり散歩も好きでなく、笑
外出も好きでなく
家が一番大好き。家じゃないと寝ないし、
玄関前で離してもドアに向かって走っていく。


そのため、わたしも休日は
お家で過ごすのが大好きなの。笑

昔の自分からしたら考えれん。






開壺(かいふー)して養壺(やんふー) 紫茶壺(しさこ)

2024-05-11 17:15:06 | おもう。
昨日ははーたん(高校二年生)が人生花束を買って
プレゼントしてくれた
はーたんはしゃぶしゃぶのお店で(不定期で)アルバイトしてる


帰りに買ってきてくれたらしく
わたしは感動いたしました

ジャージにボサボサ頭で仕事していた昨日

かわいい~・・・なんてかわいいお花。いい香。


うちの娘たちは二人とも、私がお花とプチ園芸が好きなことを
知っている・・・
玄関前では小さかったブーゲンビリアがもう2m越えで
大きくなってたくさん花が咲いているし、
佐渡島からきたオドリコソウや
青ヶ島からきたリュウゼツランも元気。
小笠原諸島からきたハカラメも越冬して元気。
友達にもらった観葉植物たちもみんな元気。
白い丸い栄養がめちゃ、爆発的によくきいてて、それを置いてるだけなんだけど・・・爆

仲良しの友達にも教えてあげたとこ。笑


*

テーブルのこの花束がかわいいので
来週、スペインに行かずに
ずっと家にいたいなあ・・・なんて。


*

今朝、ニュースで、大谷翔平さんに贈られた南部鉄器と同じのが
すごい品切れになるほどになっているとやってて
南部鉄器は素敵だけどね・・・て思ってて、(私も昔から憧れはある)
ふと、
思い出したの。

私もなんか台湾で昔、買ってきたいいやつ持ってるじゃない?と。

出してみたの。


箱には
(なんて読むのかしらないけど)

鯉躍龍門蓮子壺

と書いてある。


これは紫砂壺(しさこ)という中国の茶壷(ちゃーふー)
結構いいお値段だったけど、使い始めに煮沸しないといけないとか
私はけっこうすぐにお皿を割って壊してしまうので
使うのが面倒でずっとしまっていた・・・・
このことはこのブログに書いたのも覚えている。何年前だろう、7、8年前かな?

やっぱ使ってみようかなあて思って
かいふーしてみた。開壺と書く。
一時間、茶葉とかサトウキビとかと煮るの。
そのまま冷めるまで置いとく。

洗剤は使わない。

そして使い込んでいくごとに味が出てきて
磨きがかかって美しくなるらしいの。それを

やんふー
というらしい。やんふーは養壺と書き、
育てていく感じね。
言葉がいちいち素敵。

この壺には見えない無数の穴があいてて、水は漏れないけど
空気は通すし、お茶の香りを吸着するのだって。


楽しみたいなあと思う。

今日はかいふー記念日。笑


(のんびりしているように見えるかもだけど
明日はスーツケースを空港に送らなければいけないのに
何もまだ、ひとつも用意してないし、めっちゃ忙しいの)


ある方のご依頼で10月に知床、
来年の6月にプライベートヨットのスピッツベルゲン スバールバル諸島を
計画しています。
よろしくお願いいたします

今年はスペインのあとは、キルギス、モンゴル、パキスタスン、スペインなどが決まっています。

いつも誘ってくださったり、いろいろいただいたり
皆様には感謝です。何もお返しができていなくて申し訳なく思っているけど
心からありがとうの気持ち。