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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

岩菅山

2022年09月17日 | 二百名山

13日最終日、岩菅山~裏岩菅山を歩いてきた。

戦後開発の進んだ志賀高原で、わずかに昔の姿をとどめているのは志賀山と岩菅山ぐらい。

ブナの森と魚野川源流域の原生林、山頂には一等三角点がある。

7:00 朝食、エネルギーを充分に補給し、(無料)昼弁当を持って

 一ノ瀬聖平登山口へ車で送迎付きです。

7:50 聖平登山口、車が2台停まっていました

ブナの自然林です

8:00 小三郎小屋跡(高天ケ原のホテルへは3kmあります)

サラシナショウマ

上条用水路沿いの平坦な歩道歩き 

ダイモンジソウ:ユキノシタ科

8:20 左側のアライタ沢を渡り尾根道へ

ゴゼンタチバナ

木段を登り、平坦な道、また木段と徐々に標高を上げていきます

カニコウモリ:キク科

9:00 岩菅山中間点(ノッキリ=鞍部まで分、山頂まで分)

樹林越しに岩菅山

9:30 ノッキリ(鞍部):2007m、小休止

岩菅山へ・。

柱状節理:岩に入った柱状の割れ目。マグマが冷却固結する際、収縮して生じる。

(玄武岩では六角柱ができることが多い) 【広辞苑】

10:00 山頂の祠(岩菅山大権現の石碑もあった)

岩菅山(いわすげやま):2295m 

長野県山ノ内町、志賀高原北東部にある山で、岩菅山と裏岩菅山からなる。

山名の菅(すげ)は草ではなく霧氷や樹氷・霜・氷のように水分が凍ったものに付された方言。

もしくは東側の魚野川地方から見ると柱状節理の岩が大きく見えることなどによるという説もある。

裏岩菅山(奥)をピストンします、”天空の稜線歩き”

ミヤマコゴメグサ

ハクサンフウロ

森林限界のなだらかな稜線、眺望もありますが・・・雲が

10:40 裏岩菅山:2341m (35分かかった)

中ノ岳~烏帽子岳~笠法師山~鳥甲山へ続く稜線

戻ります

岩菅山は雲の中

11:20・11:35 岩菅山で昼食(鮭弁当=完食)

下ります、元気のいい声を発して団体(高校生)が登ってきました

5組、最後部は「ノッキリ」で休憩中、寺子屋峰から歩いてきたようです。

寺子屋山までの稜線歩き、小さなアップダウンを繰り返します

(下り基調かと思っていたが)

ミヤマシシウド:セリ科も実になっています

テングノコズチ:ツルリンドウの仲間

空は晴れています

ミヤマシャジン

ウツボグサ、トリカブトも咲いてました

13:00 金山沢の頭:赤石山分岐

13:10 寺子屋峰:2125m通過

13:20 寺子屋スキー場:登山口着

ゲレンデ内の道を歩いて、「高山植物園」を抜けて

サワキキョウ

イワショウブ実

サンカヨウの実

シモツケソウ

ノコンギク

13:45 高天ケ原スキー場、ここを降ります 

14:00 ホテル銀嶺着、お風呂をいただき、

 志賀高原山の家BSまで送ってもらいました。

   行程:標高差491m/14km/7時間

   7:50 一ノ瀬聖平登山口 ⇒8:20 アライタ沢 ⇒9:30 ノッキリ 

    ⇒10:00 岩菅山 ⇒10:40 裏岩菅山 ⇒11:20:111:35 岩菅山・昼食 

    ⇒11:55 ノッキリ ⇒13:00 金山沢の頭 ⇒13:10 寺子屋峰 

    ⇒13:20 寺子屋スキー場登山口 ⇒リフト山頂駅 ⇒14:00 ホテル銀嶺

     日本二百名山 岩菅山40 完登

**

  3日間、累積標高差m、kmを歩きました。

  温泉と食事がサポートしてくれました。

   天候にも人にも恵まれ充実感を味わった志賀高原でした。  


志賀山~横手山

2022年09月15日 | 三百名山

9月12日、二日目は志賀山~鉢山~横手山を歩いてきた。

7:50 ほたる温泉BS前スタート

すっかり紅葉 

(前山湿原)稜線にでました、笠岳です

鉢山

「散策路」なので標示がしっかりしています   

8:30 志賀山登山口 四十八池へ

笹原の道から岩の上りへ 

展望のある場所で、小休止 奥)横手山 前)鉢山

9:00 方位盤のある場所へ

9:05 志賀山:2036m 

志賀高原を形成させたともいえる山で、活発な火山活動によって誕生した。

世界的にも珍しい「ともえ状溶岩流」が流れた。

上空から渦巻き型溶岩が見られる場所がある。【昭文社:志賀高原より】

左奥が裏志賀山(志賀山より)

9:25 裏志賀山:2037m  志賀山神社が鎮座

大沼池(裏志賀山稜線から) 大沼池はPass  

急登を降りて 9:45 四十八池、木道を渡ります

池塘に浮かぶコロッケ島

 大沼を経て赤石山  鉢山~横手山 熊の湯

アンパン🍄 朽ちかけた木段を登って・・・

10:15 鉢山:2041m 

横手山と志賀山の中間にある、山頂近くに鉢池がある。

この辺りから水平道に”泥濘・ぬかるみ・ヌカルミ”が続く

10:35 草津峠分岐(旧草津街道)

ここから横手山への道が始まります。  

11:15 横手山鞍部からゲレンデ・登山道・ゲレンデと歩いて

11:50 横手山、「雲上の宿」があります

客は硯川~リフトを使用すれば山頂までこれます。

浅間山・富士山が見えるポイントですが

横手山:2307m(三百名山) 

群馬県吾妻郡六合村と長野県山ノ内町の境。

山頂には大山祗神の祠と無線鉄塔が立ち、展望がよい。

山名は①草津街道の横にあるから、

②頂上が平らで、信濃側から五本の急峻な尾根が出ているために手を横にしてゲンコツに

 したように見えることによるという説がある。【日本山名辞典】

北アルプスも展望可能です

オオシラビソ(アオモリトドマツ)の松ぼっくりです

展望テラスからの眺望、ゲレンデの先に硯川ホテルが見えます

12:50 草津峠までの泥濘をさけてゲレンデを降りました。

アキノキリンソウ

コゴメグサ

シナノオトギリ

14:00 硯川ホテル着 

15:26 長野電鉄路線バスで高天ケ原にある「ホテル銀嶺」へ移動

途中乗換時、蓮池BSから見た 右)志賀山と裏志賀山

 

”ホテル銀嶺”の豪華な夕食です、

 疲れも獲れ、腹もたされた至福の時間でした。

   行程:標高差650m/12km/6時間

   7:50 ほたる温泉BS ⇒8:30 志賀山登山口 ⇒9:05 志賀山

    ⇒9:25 裏志賀山 ⇒10:15 鉢山 ⇒10:35 草津峠分岐

    ⇒11:15 横手山鞍部 ⇒11:50・12:15 横手山・昼食

    ⇒(ゲレンデ歩き)14:00 ほたる温泉BS =15:26~16:00 ホテル銀嶺

        日本三百名山 34横手山 完登


笠岳:志賀高原

2022年09月15日 | 三百名山

9月11日二年越しの計画であった、志賀高原の二百・三百名山を二泊三日で歩いてきた。

北陸新幹線で長野駅へ、ここから長野電鉄・急行バスで「熊の湯ほたる温泉」へ着いた。

初日は笠岳:2075mを熊の湯スキー場からした。

宿舎のほたる温泉「硯川ホテル」(奥に見えるのは横手山)

12:30 熊の湯スキー場ゲレンデ、ゲレンデを歩く機会はあまりない

オヤマリンドウ

マイズルソウの実

リフト山頂駅からの笠岳(登山口の笠峠は北側)

道なりに下った(この時点では間違いに気付ていない)

💥詰まりで道は熊の湯へ下る道、ここで道間違いを認識した

笹を払った急登の道を"激下り"、13:25 登山道と合流

道は山裾を巻くように続いている、踏み跡ははっきりしているが、標示がない

大🍄

ゴゼンタチバナの実

樹林の間から笠岳、まだ道半ば   

笠峠への県道   

14:00 笠峠(峠の茶屋からの笠岳)

ウメバチソウ:ユキノシタ科   

  

ヨツバヒヨドリ:キク科

”約60%”階段が設置されています   

最後は岩峰らしい岩の道

14:25 山頂です祠が二つ、岩の下には「笠嶽神社」の祠が

笠岳:2075m(三百名山)

志賀高原のシンボルといわれ、粘性の高い溶岩が固まった溶岩円頂丘。

山容からその名がある。山頂には山ノ内町と高山村の祠があり、

木曽御嶽の流れをくむ信仰登山が行われていた。

横手山:東側眺望

白根山方面

影笠岳が

ヤマハハコ:キク科

山頂で10分、充分堪能して下山  

シラネセンキュー:セリ科 

登山道を歩いて、熊の湯ゲレンデへ戻ってきました

ヤナギラン:アカバナ科

マツムシソウ:松虫草科 

16:00 硯川ホテル”チェックイン”

客は自分一人、硫黄温泉でデトックス、夕食はこれに天婦羅が付きました

   

12日のシンプルな朝食

**

   行程:標高差350m/6.5km/3.5時間

    12:30 熊の湯スキー場 ⇒13:00 リフト山頂駅(道間違い)

     ⇒13:25 登山道合流 ⇒14:00 笠峠(峠の茶屋)⇒14:25 笠岳

     ⇒14:55 笠峠 ⇒16:00 硯川ホテル(泊)

     日本三百名山 笠岳33 完登 


川苔山ⅲ

2022年09月06日 | 関東百名山

9月4日(川乗林道が開通した)川苔山へ行ってきた。

三度目になるのでいつもと違うコースを選択、

  登りは足毛岩の肩経由で山頂へ、下りは赤杭(あかくな)尾根を古里駅へ

8:40 奥多摩駅~臨時バスで川乗橋BS

  今日も宜しくお願いします

蕎麦粒山:1473m(鳥屋戸尾根)登山口

川乗林道を行きます

ツリフネソウ

キクの仲間でしょうけど

咲いて間もない)タマアジサイ

補修の終わった個所です

  

  オオバギボウシ:ユリ科 

ヌスビトハギが飛んでいます、見えますか?

9:25 細倉橋登山口 

川苔谷に沿って登山道が、水の流れと付かず、離れず何度か渡り直し、

小滝や淵・釜を連ねた渓谷美を見ながら緩やかに上る

ヤマジノホトトギス

左は深い谷です

ヤブレガサ🍄

「川苔・川乗」と二つの漢字があるようです

沢に下って、ケルン?土偶にも見えますが?

ここを遡上すれば「百尋の滝」です、登山道は登り返します 

10:15 百尋の滝(落差約40m)

カニコウモリ

百尋の滝から(急登)を上って、10:55 足毛岩の肩分岐へ

11:15 足毛岩の肩で一息入れて、最後の急登です

ママコナ:ゴマノハグサ科

ここから川苔山・赤杭尾根にかけて群落で咲いていました

目前に川苔山、稜線に出てもう一上り   

ソフトクリーム🍄 胞子が飛んでいますね

11:45 川苔(かわのり)山:1363m 

多くの谷を持ち、山頂からの展望がよい。西側の川苔谷に百尋の滝がある。

この付近の山で良質の川苔を産したためこの名がある。

自慢の眺望はまったくありませんでした 

12:00 時おり陽ざしが

今日は古里駅(いつもは鳩ノ巣駅)へ降ります

ハナイカリ:リンドウ科(これで咲いています)

12:10 谷北峰(まがりがやほっぽう):1340m

川苔山の東にあり、南東に赤杭(あかくな)尾根が伸びる。

赤杭(あかくな)尾根へ   

マルバタケブキ:キク科

南アルプスを想起するぐらい多く咲いていた

霧の中、杉林を歩きます

ナメコでしょう🍄

ママコナの群落

12:35 エビ小屋山:1147m分岐(Pass)

ミツバゼリ:セリ科

13:10 赤久奈山:923m 赤杭尾根にある双

道は大きく右へ

ホウキ🍄

13:40 川井駅・古里駅分岐、ここから杉林を一気に下りました

14:10 中央)城山 左奥)御岳山 右)大岳山

14:15 古里駅着標高差約1000mの下りはタフな登山道でした。

   標高差944m、5.5時間、13.4km

  8:30 奥多摩駅BS =8:40 川乗橋BS (林道)⇒9:25 登山口

   ⇒10:15 百尋の滝 ⇒10:55 足尾岩分岐 ⇒11:15 足尾岩

   ⇒11:45~12:00 川苔山・昼食 ⇒12:10 曲谷北峰 (赤杭尾根)

   ⇒13:10 赤久奈山 ⇒13:40 川井・古里駅分岐 ⇒14:15 古里駅