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・・・🌤  夏山も終盤に  ☀・・・

鬼怒沼山

2016年08月30日 | 関東百名山

8月27日夜行バスで尾瀬大清水へ、大清水~鬼怒沼山をピストンしてきた。

奥鬼怒温泉郷「女夫淵温泉」からのアプローチが一般的だが、

昨年同じバスで鳩待峠~笠が岳~至仏山へ行った際、このルートを見つけた。

バスを使えば、前泊しないでピストン可能だから。

鬼怒沼山よりも、麓にある鬼怒沼が有名、高層湿原では日本一高い場所にある。

横浜から夜行バスで5:00 大清水へ、帰りのバスは14:50発結構きつい歩程。

5:20 大清水橋を渡って、物見山を目指す・・・

まずは登山口まで林道歩き、雨はやんでいるが、沢の流れは元気だった。

物見橋(林道終点)

5:55 湯沢出合ここが登山口(写真は帰りに撮ったもの)

小さな沢を渡る、この先で大きな沢の渡渉がある。大丈夫か?

沢を離れカラマツ林を歩くこと10分。

沢の渡渉地点、手前の岩を右へ回り込み木橋を渡って無事通過。

7:15 物見山まで3時間の歩程、々と登った。

    (先日登った白毛門よりきつかった)

        

:地衣類                             :キノコ     

7:50 正面に岩がせまる、/は歩いたか?

   

:オオカメノキの実      :ツルリンドウ

ガスで眺望はない(燧ケ岳が見えるはずだったが)

   

:シャクナゲに寄生した菌類?

★モチ病 モチ病菌という担子菌に属するカビにより起こる植物の病気。

 ツツジ類では9~10月にも発生が起こる。日が当たる場所のものには色がつきます。

 淡い桃色、淡赤色、黄色、マダラ模様など変化があります。

 よく見られる植物にはサツキ、ツツジ、ツバキ、サザンカ、アセビ、シャクナゲが知られている。

 この病気の名前は、葉が焼いたモチに似た形に肥大することから付いた名前のようです。

 菌が寄生する場所は若い葉、新芽、花に寄生する。

最後の急登です(ダラダラ長かった)

8:35~8:55 物見山(毘沙門山)ブランチです。

9:13 下って三差路、尾瀬沼へ向かいます

(鬼怒沼へは、奥鬼怒温泉方面に、帰りに寄ることに)

9:40 シラビソ、コメツガの林を登って一旦下り、鬼怒沼山分岐です(一安心)

テープと渋~い看板を辿って・・・

9:50 鬼怒沼山です、せまくて眺望もありませんでした。

10:30~11:15 「東電巡視小屋」下って鬼怒沼へ、湿原で昼食です。

:物見山                :鬼怒沼山

                

鬼怒沼湿原北側の眺望

:南側の眺望           :池塘

       

:モウセンゴケ        :キンコウカ          :キオン  

   

:イワショウブ       秋を迎えた湿原の花は、こんなもんでした。

11:40 大清水へ戻ります、物見山。

          

:ヤマハハコ         :オミナエシ          :COMBAT

ドンドン下ります(上りで滑った木の根です)

13:20 湯沢出合、沢を渡り返します。

結構な量でした。

13:30 登山口(鉱山跡)

14:20 大清水着、終わりました。

        

           行程:標高差943m、9時間、15km 

       5:20 大清水 ⇒5:55 湯沢出合(登山口) ⇒8:35 物見山

        ⇒9:13 鬼怒沼湿原北端 ⇒9:40 鬼怒沼山分岐 ⇒9:50 鬼怒沼山

        ⇒10:30~11:15 鬼怒沼湿原・昼食 ⇒11:40 物見山 ⇒14:20 大清水

                 関東百名山 鬼怒沼山 89完登


天狗岳(北八ヶ岳)

2016年08月16日 | 二百名山

8月14日バスで麦草峠へ、ここを起点に(東・西)天狗岳へ登り、渋の湯へ降りた。

ヤナギラン

八ヶ岳:長野県と山梨県にまたがる。フォッサマグナの中央に噴出した火山群。

 南北三十数kmにわたる山体の上に多くの小火山群があり、広大な裾野をもつ。

 ほぼ中央に位置する夏沢峠を境に、八ヶ岳(南八ヶ岳)北八ヶ岳に分ける。

 北八ヶ岳は箕冠山・根石岳・天狗岳・中山・丸山・茶臼山・縞枯山・横岳等

                        【日本山名辞典より、赤字は今回歩いた山】

天狗岳:山頂は西天狗岳(2646m)と東天狗岳(2640m)に分かれる。

 山頂からは北アルプス・中央アルプス・南アルプスの展望が得られる。

 東天狗・東壁にミドリ池、北面下にスリバチ池がある。この池は渇水期になると

 黒色の安山岩が露出し、無数の亀裂ができ、奇怪な様子を呈する。

6:10 涼しい!!!

何処へ行こうかな???今日は、丸山へ

北八ヶ岳を代表するような樹林の様子(歩きづらい)

主役は”苔類”でした。

      

:ハナイカリ(リンドウ科)  :小宇宙            :ギンリョウソウ

7:00 丸山(2329m)、モデルはT﨑さん

丸山を下って高見石小屋へ、「高見石」からの望 ↓

                  :北八ヶ岳核心部

高見石小屋と中山              :白駒池                                    

:cairn

9:00 再び樹林帯に入り「望台」に

樹木が厳しい境を想像させます。

天狗岳です (左奥硫黄岳・中央東天狗・右西天狗)

      

:ゴゼンタチバナ       :ハリブキ           :クサレダマ

9:15 展望台~中山(2496m)を下って中山峠へ

9:25 黒百合平、「黒百合ヒュッテ」(まだ早いよ・・・・)

      

:シシウド(蜂に注目)   :リンドウ            :オトギリソウ

立秋は8日、山は秋への準備を急いでいました。

「天狗の奥庭」にチャレンジします。

西天狗 >4m 東天狗、手前のスリバチ池は渇水しています。(探しても解らないはずだ)

      

:ナナカマド          :トウヤクリンドウ(主役でした)

最後の登りです、稜線に出るまで20分?

ニュウ(2351m)でしょうか?

   

:ミヤマコゴメグサ      :ミヤマダイコンソウ

10:40 東天狗岳 

   

:縦走路          :根石岳(手前)硫黄岳(奥) 

鞍部から瞰しました。

登り返して、西天狗岳 

 

11:10~11:25 西天狗山頂、昼を食べました、

 縦走路から外れているので人は少なかった。

東天狗を望む、左側は「天狗の鼻」と呼ばれる岩です。

西尾根を唐沢鉱泉へ下ります、この登山道も結構厳しい岩の道でした。

11:50 第二展望台、八ヶ岳の主峰赤岳もチラッと見えた。

ヤセ尾根に数少ない花が咲いていました。

         

:イブキジャコウソウ    :ウメバチソウ         :オダマキ

12:45 第一展望台を経て唐沢鉱泉へ降ります。

13:20 唐沢鉱泉へ下山、少し登り返し「渋の湯」へ

(唐沢鉱泉でもお風呂ありますが、バスが来ていないので)

黒百合平(パノラマコース)との分岐

14:10~14:40 渋の湯(硫黄温泉:1000円也)でを流し、

15:00発のバスで茅野駅へ、特急あずさ自由席(立って)で帰途に着いた。

 

*  

                行程:標高差526m、7時間、11km   

          22:45 東京駅 =6:10 麦草峠 ⇒7:00丸山 ⇒7:15 高見石

           ⇒9:00 中山(2496m) ⇒9:15 中山峠 ⇒9:25 黒百合ヒユッテ

           ⇒(天狗の奥庭) 10:40 東天狗岳 ⇒11:10~11:25 西天狗岳・昼食

           ⇒11:50 第二展望台 ⇒13:20 唐沢鉱泉 ⇒14:10~14:40 渋の湯(入浴)

**

twins in 軽井沢 (       )

初めて横須賀線、初めて新幹線 ”浅間 楽しい2日間でした。                     


平標山~仙之倉山

2016年08月04日 | 関東百名山

8月1日谷川連峰の平標山(1984m)~仙之倉山(2016m)を歩いてきた。

上越で越後湯沢へ、路線で「平標登山口」へ、

 急登の松手山から登り、平元新道を降りてきた。

仙之倉山:谷川連峰の最高峰で、東に万太郎山、西に平標山を控え、

 平標山との間は、谷川連峰で唯一美しい高原だ。

 土樽では、残雪の形からこの山を「三ノ字ノ頭」と呼び、三ノ字で苗代、

 二ノ字で豆蒔、一ノ字で田植えと、残雪が一つづつ消えるのに従って、

 農事の卜[占い]としていた。麓の三国村では、平標山から仙之倉山にかけて

 一連の山の総称を、大源太山といった。松手山(1614m)から東に

 登りつめた1880m付近が大源太一ノ岳で、平標山は三ノ岳、仙之倉山が

 五ノ岳だったという。    【日本の山1000より】

6:36 東京駅山行きの朝は早い、さすがに空いてました。

越後湯沢駅~路線バスで 9:00平標登山口へ(5:20自宅発ですから、3.5時間で)

往きは急な登山道を選択です。

対面は苗場スキー場です。

        

:オオバギボウシ       :タテヤマウツボグサ    :ツバメオモト(実) 

9:55 鉄塔(1385m地点)、新潟~東京へ気を運んでいます。

10:30 松手山(1614m)標高差で約600m登りました。

      

:ヤマハハコ          :シラタマ            :テングノコズチ(ツルリンドウ)

偽ピーク、ピーク付近はお花畑です。

        

:ハクサンフウロ       :ミヤマシャジンとコウリンカ   :シモツケソウ 

お花畑:ざっと数えて約種類ぐらいか。

      

:オトギリソウ         :ウメバチソウ         :エゾシオガマ

笹原の稜線を歩いて、正面にやっと平標山です。

ダラダラ”と登ってきた道です。

11:50 平標山頂です。取り急ぎ、昼食

:平標山の「標」とは、乗越の分岐や分かりにくい場所に、目標の柱を

 立てた所という意味。山頂は広く平らな所であり、4コースの登山道が

 [①松手山経由 ②土樽 ③仙之倉山 ④平元新道] 交差する。

3つ目のピークが仙之倉山でした。

   

二つ目のピーク     三つ目のピーク

12:35 仙之倉山頂

山頂に草刈作業員がおられ、写真を撮ってもらいました。

がパラパラ落ちてきた、雷も新潟側で鳴っていた。

この方位盤も「落雷」に遭ったと話してくれた。

登山道の草刈作業が仕事、弁当を食べて仕事にかかると。

本格的な雨ではないようなので、傘をさして急ぎ下った。

      

:ニッコウキスゲ       :ミヤマコゴメグサ      :イワチンチン(キク科)

「平標山ノ家」を俯瞰しました(まだ遠~い)

13:15 平標山に戻ってきた、ここから下山道です。(雨はやんでいました)

「立ち姿」が似合う花達です。 ⇓⇓⇓

               

:イワショウブ     :ネバリノギラン     :キンコウカ      :ツリガネニンジン(ミヤマシャジンは高山型)

標高差300mを下ります、小屋の向うは大源太山(河内沢ノ頭1764m)

平標山ノ家、泊まれるようです。(仙人風の主人でした)

13:50 再度、雨が落ちてきたので、急ぎ下りました。

道は整備されています。

14:20 平元新道登山口(30分で下った)

林道を歩いて 15:05 バス停に戻ってきた。

バスは15:55発、この景色を30分眺めて時間をつぶした。

帰りはドシャブリの雨(豪雨で上越線不通になっていた)

 

越後湯沢駅でお風呂に寄り、帰途に着いた。

          行程:標高差1050m、13.8km、6時間  

       8:20 越後湯沢駅= 8:55平標登山口 ⇒14:20 松手山登山口

        ⇒9:55 鉄塔(1385m) ⇒10:30 松手山 ⇒11:50 平標山・昼食

        ⇔13:15 仙之倉山ピストン ⇒13:45 平標山ノ家 ⇒(平元新道)

        ⇒14:20 登山口 ⇒15:05 平標バス停