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・・・🌸  春です、花です  🌺・・・

飯盛山(山梨県)

2013年07月31日 | 山梨県の山

7月29~30日と鳥海山を予定していたが、天候不順と、JR山形新幹線が完璧ではないので中止とした。

2010年7月26日に大雨の中登ったが、御浜小屋で撤退している。

難産な鳥海山になってしまった。

その代替として飯盛山(1963m)を歩いてきた。

飯盛山は、小梅線野辺山、清里から気軽に登れる山として人気の山。

山頂付近はご飯茶碗にご飯を山盛りに盛ったような形から飯盛山と名付けられたようです。

 :小海線です

10:30 小淵沢からは小海線に乗車、野辺山駅で下車。

 :野辺山駅

天候は雨、合羽のズボンだけ着け、傘をさして歩くことに。

(モデルは今日のパートナーk隊員、先日購入した合羽が早速活躍です)

 

 :名所がいっぱい

10:45 JR最高地点へ向け歩き始める、真直ぐの道だ。

  :天文台

雨に霞む「国立宇宙電波観測所」のパラボラアンテナ。

      

:ウツボグサ          :クサフジ           :アサマフウロ

沿道で見た花たちです。

  :石碑

石碑も雨にうたれていました、その価値に変化はありませんが。

11:42 野辺山駅からの道と合流、平沢峠(登山口)へ向かう。

  :鹿除け対策

道路際に電気の流れるような音がする、発しているのはこの『機械』、

鹿が柵外へ出て行くのを防止する電波を流している。

  :平沢峠駐車場

  :眺望案内  

11:55 舗装道路を登りきると「平沢峠駐車場」誰もいない

眺望もない元気もでない? 雨の中、売店のひさしを借り、昼食。

  :獅子岩

BS103で放送している、火野正平『日本縦断こころ旅』でこのしし岩から八ヶ岳を見ている

絵を見た。 たしかに絶景だったが、今日は・・・・雲を見るだけだった。

 :登山口

12:18 飯盛山へ登る。

風も出て、ガスの流れも早い、幸いにも樹林帯を登って行く。

登山道もゆるやかな傾斜で続く。

      

:シモツケソウ        :マツムシソウ        :オオバノギボシ

       

:キオン            :フシグロセンノウ     :タテヤマウツボグサ

花は豊富だった。

多いのはオオバギボシとシモツケソウ、雨の雫が色を添える。

  

  :平沢山

12:53 眺望のない登山道、開けると平沢山(1653m)

一旦鞍部へ下る、滑らないように・・・。

      

:カワラナデシコ       :コオニユリ         :ニッコウキスゲ

      

:ツルニンジン        :アザミ            :ヤマオダマキ

周辺は花が多い、数は少ないが。

雨に打たれた”ナデシコ”を見ていたら、日韓戦に敗れた「ナデシコジャパン」の

主将宮間あやチャンの涙を思い出した。

このナデシコを見て元気を出してもらいたい、あの涙を糧にして・・・。

  :山頂

13:17 飯盛山頂、誰もいない。

傘をさして写真を一枚撮り、とっとと分岐まで下る。

山頂にはマツムシソウが多く咲くとあるが、まだポツポツだった。

  :分岐

下りは清里駅へ、道は整備されているが、管理が今一つ、

急傾斜の尾根道、滑らないように、転ばないように。

13:45 ここから樹林帯に。

樹林に見える白いのはノリウツギの花、やたら多かった。

 

     

ウバザクラ       :ヤマユリ

樹林帯をドンドン下る、傘に灌木の葉があたるのも気に留めないで。

14:20 平沢登山口へ着いた、ここから舗装道路を歩く。

小雨は降り続いている。

  :大門川

濁流が流れる音が下から聞こえる。大門川、千ケ滝はもうすぐか?

  :千ケ滝上流

14:37 道路を外れ「千ケ滝」へ下る。

滝壺までは距離があるようなので、入口まで行って戻ってきた。

  :清里駅入口

国道141号線の交差点まで登ってきた。

小海線と併行して走っている道路、軽井沢・小諸へ抜ける。

かってのリゾートブームで賑わった場所、今はその残骸?が残されたまま。

ブームはいつか去るもの、「強者どもが夢の跡」か。

  :清里駅

15:00 清里駅へ。

待合室で人目も気にせず着替えて15:34発の小淵沢行きを待った。

  :下りホーム

2両編成、(suica使用不可)小海線。

小淵沢で特急あずさに乗り換え帰途に着いた。

何時しか雨はやみ、雲がとれ、日差しまで出てきた。

**********

             行程:標高差314m、約10km、歩行時間4時間 

         5:38 山手駅 =10:30 JR小海線野辺山駅 ⇒11:22 JR最高地点

          ⇒11:42 獅子岩入口 ⇒11:55~12:18 平沢峠、獅子岩、昼食

          ⇒12:18 平沢峠登山口 ⇒12:53 平沢山 ⇒13:17 飯盛山

          ⇒13:27 平沢登山口分岐 ⇒13:45 樹林帯へ ⇒14:20 平沢登山口

          ⇒14:37 千ケ滝 ⇒15:00 清里駅 =15:34 小淵沢へ・帰途

 twins 

9ケ月検診が終わり、”順調に育っています”との結果です。

平均体重もクリアーしました。

体重は初めて hina-bou > mei-exp を上回りました。

多分、”歯の数だけ”の差だとは思いますが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


巻機山(日本百名山)

2013年07月21日 | 日本百名山

7月19日(金)夜行日帰りで巻機山(1967m:日本百名山)へ行ってきました。

maitabi 利用、TDはS根さんとM田さんの2人でした。

 巻機山は、機(はた)の神様である巻機さんを祀っていると聞いたことがあるが、さだかではない。

養蚕に関係があるかもしれない。ともあれ『北越雪譜』にもその前報峰(割引山もしくは破目山)の名が

出ているくらいだから、昔から魚沼郡では知られていた山に違いない。

巻機山というやさしい名前と共に、この隠れた美しい山を、私は上越国境中の、名山として挙げたい。

                                       (日本百名山:巻機山から抜粋)

山名の由来は、頂上一帯が御機屋よ呼ばれ、美女が機を織っていたという伝説によるもの。

  :ウロコ雲

道の駅で仮寝し、4:50 桜坂登山口(駐車場)をスタート。

雲が出ているが、晴れ間も見える、雨の心配はなさそうだ。

  :①尾根コースを行く

靴マークは、長い行程、充分な休みをとりながら進む。

行政が設置した表示柱、と東京学芸大学が設置した表示と2種類ある。

  :お~い起こしてくれ

4合目の表示、(管理ができていない)ものが多い。

  :ツクバネソウ

     :ガクアジサイ

登山道は濡れていた、木の根・苔むした石、緩い土と油断はできない。

  :滝の展望地

6:00 5合目、滝の展望地、ここで2回目の休憩。

  :割引岳

雪の残る割引沢、天狗尾根コース(割引岳:1931m経由巻機山)を一望できる。

  :天狗岩

6:45 ブナの樹林帯を登る、足元はいくらかよくなったか?

     :ギンリョウソウ

ブナの林床は笹がはばをきかせている、なぜかギンリョウソウも多かった。

  :妙高岳と火打岳

樹林を抜けると、展望が開ける。

妙高岳・火打岳が見える、その奥に雪をまとった北アルプスも。

  :7合目

7:03 7合目、眺望が一気に開けた。

  :ニセ巻機(9合目)

  :富士山も

谷川連峰(一ノ倉岳)の雲海上に富士山も顔を出している。

富士山が見えるという話は良く聞くが、これを見た人は少ないという。

  :ニセ巻機へ

ニセ巻機へ登る、ほぼ直登に近い、側はお花畑、つらくはない。

      

:サギソウ                           :ゴゼンタチバナ

      

:ハルリンドウ        :シロニガナ         :キンコウカ

      

:ニッコウキスゲ       :ミヤマコウゾリナ     :ハナニガナ

  :南アルプス    :富士山

高度を上げるにしたがって眺望もよくなる。 

  :急でしょう

7:30 8合目で休憩し、さらに登る。

      

:調査中           :ウラジロヨウラク      :ハルリンドウ(多かった)

  :巻機山稜線

急登を登りきると、稜線に出た。たおやかな「巻機山」が正面に、上越の山らしい絵だ。

  :稜線

  :北アルプス

  :富士山

ニッコウキスゲのバックに写した山々です。

  :ニセ巻機(9合目)

8:30 ニセ巻機山(9合目)そのまんまだが「ニセ」との命名は可哀そうだ。

ニセピークとかはよく使うが、せめて『前巻機山』だろう。

このあたりは「ニセ」と付けた名前が確かに多いが。

      

:イワカガミ         :イワイチョウ         :ダイモンジソウ

下りの木道際で見た花です。  

  :避難小屋

一旦下り巻機避難小屋へ。雪渓に下れば水場がある。

     

:ツマトリソウ        :コバイケイソウ      :モウセンゴケ(食虫植物) 

山頂目指し登ると鞍部に、池塘が、その周辺で見た花です。

  :山頂

9:18 山頂へ、最高点はこの先、一息入れて「やっつけてきた」

  :池塘もある

  :最高点

9:33 最高点、ケルンがその目印

      

:上州武尊山        :谷川連峰          :ニセ巻機

      

:タカネサギソウ       :バイケイソウ       :ハクサンボウフウ

  :割引岳

正面に割引岳(1931m)巻機山からピストンで約1時間の歩程。

  :役ノ行者碑

9:50 山頂に戻る、一息入れて割引岳をピストン(5名脱落)

       

:駒ヶ岳(左)中ノ岳(右)  :八海山          :越後三山

山頂の南側に越後三山が隠れていた。

      

:ハクサンコザクラ

木道を下ると、斜面にハクサンコザクラ(葉はイワイチョウ)が残っていた。

正面に雪渓が待っている、長さにしたら15m程度か。雪渓の下はきれている。

TDがルートを探っていたが「危険」と判断し、引き返すことにした。

10:05~10:30 山頂に戻り昼食

  

10:30 避難小屋へ下る。

     :ショウジョウバカマ

避難小屋前の雪渓で見た春の花です。

11:00~11:15 避難小屋を後に下山、といってもまずニセ巻機へ。

富士山は海に隠れていた。

  :8合目

11:33 8合目、日差しも出てきた。

12:02 7合目通過、まだ登ってくる人もいる。

  

樹林帯に入ると、足元は赤土(関東ローム層)と呼ばれる土で滑る。

以前”maitabi”カリスマTDから、

「新潟の山は滑るよね。とくに春先はグチャグチャだ」と。

今回はそれを実体験する登山になったのだが、赤土は確かに滑る、何故?

赤土は、『水はけがよく、保水性もある』と説明される。

水はけが良く、保水性があるということは、土に中に水分を多く抱えていることだ。

↓  したがって表面が常に”ヌルヌル状態”にあり ⇒滑る

トムラウシのヌカルミは田圃状態、雪渓の融けた水が窪地に田圃を作っているのと同じ。

同じ滑るのだが、その状態が違うという結論のようだ。

  :5合目

13:20 5合目、ここから木の根・石・赤土も参加し、滑る道が続く。

   

滝をアップでどうぞ。

13:42 4合目通過。(個人的に滑る被害はなし)

                  

:タマゴタケ(食べられる)Φ15cmはあった。  :

登って来る時、いくつか茸が出ているのを見ていた。

休憩中に注意して撮ってみた。

茸とか貝は、食物連鎖の一番最後。自然界で分解されない成分を多く吸収している。

毒もその一つだが、食通に言わせると「毒があるからうまい」という声も聴く。

少ししびれるくらいが・・・いいという。

  :オカトラノオ

  :登山口

14:17 桜坂登山口(730m)へ無時戻った。

  :

(多分ここが3合目、登山口は1合目清水バス停(560m)かもしれない)

土に汚れた登山靴を洗い、バスに乗り、越後湯沢温泉(アルプの湯)で汗を流し、帰途に着いた。

**********

        行程:標高差1237m、約12km、歩程8時間30分 

        4:30 桜坂駐車場 ⇒4:50 桜坂登山口 ⇒6:00 5合目(滝を見る)

         ⇒6:45 天狗岩展望所 ⇒7:03 7合目(視界開く) ⇒7:30 8合目

         ⇒8:30 ニセ巻機山(9合目) ⇒9:18 山頂 ⇔9:33 最高点ケルン

         ⇒9:52 割引岳、雪渓前より引き返す ⇒10:05~10:30 山頂戻る、昼食

         ⇒10:30 下山開始 ⇒11:00~11:15 避難小屋 ⇒11:33 8合目

         ⇒12:02 7合目 ⇒13:20 5合目 ⇒13:42 4合目 ⇒14:17 桜坂登山口

 twins 

   :初散歩です

9か月を迎えた twins バギーで初散歩です。

hina-bou もやっと自分で「移動」することを覚えました。

移動速度はまだ mei-exp にはかないませんが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小金沢連嶺縦走

2013年07月15日 | 山梨百名山

7月14日(日)小金沢連嶺(小金沢山:2014m)を縦走してきました。

今回のパーティはi-kfm登山隊です。

小金沢連嶺は大菩薩峠から南に延びる長大な尾根、小金沢山はその主峰。

山梨百名山・秀麗富嶽十二景にも顔を出している。

9:10 JR中央線甲斐大和駅から、大菩薩嶺への登山口となる上日川峠行のバスに乗る。

一つ手前の「小屋平」で降りる。

  :標高1700mある

ここが石丸峠への登山口、天気予報は晴れ時々曇り、まずまずだ。

  :でしょ!

カラマツ林、笹が我が物顔にふるまっている。

花はなし、なぜか「ヤスデ(馬陸)」多かった。

やすで(馬陸):ヤスデ綱の節足動物の総称。体は円筒状で体長約2~250mm。

頭部と多数の環節からなり、褐色。ムカデに似るが、一節に2対ずつの歩脚があることが

異なり、倍脚類ともいう。物に触れれば巻曲して円くなり、臭気を放つ。   (広辞苑)

  :新登山道

林道を横断し、先へ進む。

  :カラマツの登山道

  :富士山

樹間越しに何か見えるよ・・・富士山だ。

想定外だっただけに、何か得した気分。

      

  :大菩薩湖(人造湖)

富士山を登る人は見えないが・・・。

  :石丸峠

11:00 尾根道に出た、石丸峠だ。

  :大菩薩峠方面

最初の休憩、吹く風が涼しい。

 :牛ノ寝通り分岐

紅葉がいいらしい、秋に行くぞ!!!

  :小金沢山方面

正面の笹原は「狼平」

    

:南アルプスです。(雪はみえません)

   

:ヤマオダマキ       :ムカゴトラノオ?

花はあまりない、後はキクニガナの仲間ぐらい。

  :樹林帯

樹林帯に入る、朽ちた倒木や木の根などで歩きにくい。

  :オサバグサの葉

シダと酷似したオサバグサの葉、比較できるので撮ってみた。

オサバグサ:ケシ科オサバグサ属

日本特有のⅠ種Ⅰ属の多年草、深山の針葉樹林帯に生える。

和名は葉の形を、はた織りのに使う筬(おさ)に見立てたもの。

  :小金沢山頂

12:05~12:40 小金沢山頂(2014m)、雨がポツポツ落ちてきた。

  :一輪間に合った

シャクナゲが一輪残っていた。

食、女性が2人もいると食事も楽しいものになる。

  :正面に富士山が

登山道の西側に見えていた富士山、ここでは正面にドーンと座っている、ドヤ顔」で。 

いつ周りこんで追い抜いたのか、きっと樹林を歩いているときだろう)

   :最近よく見る標示板

  :笹原の道

笹原に鹿道と呼ばれる、側道がある、迷いこむことはないが。

  :山頂

13:15 牛奥ノ雁ガ腹摺山(1955m)樹林で眺望はあまりない。

  :おじゃましました。

ここから黒岳までの所要時間は1時間10分とある。

南下しても、北上しても同じ時間、同じアップダウンがあるということか。

  :川胡桃沢ノ頭

笹原を抜けると、視界が開け、谷を挟んで正面に大きな山が。

谷への下り斜面がに花がいくつか咲いていた。

      

:ミズチドリ          ・ミヤマコウリンカ     :キソチドリ?

それにしても花が少ない。

  :川胡桃沢ノ頭

13:55 一旦下って登り返し、南側に視界が開けると、川胡桃沢ノ頭だ。

ここでは晴れていた。富士山はわずかに顔を出している。

倒木の多い道を行く。倒木をトラバースする道が出来ている。

14:15 黒岳(1988m)山頂、眺望はない。

大峠へ下る道が分岐している。

(500円札に描かれている富士山の展望地「雁ガ腹摺山」の登山口に通じる)

  :コバイケイソウ

白谷丸までは下るのみと思っていたが、結構アップダウンがあった。

  :白谷丸

14:50 白谷丸、ここは先に何もない、正面に富士山がどっかりと座っている。

  :富士山待ち

富士山を撮る人がカメラをセットし、雲が流れるのを待っていた。

同好の士が何人か三脚とカメラを担いで登ってきていた。

  :湯ノ坂峠と大蔵高丸

湯ノ坂峠と大蔵高丸を中心とする南小金沢連嶺を俯瞰する。

5月に見た絵とはまったく様相に違いがあった、「草と木と葉」がプロデユーサーだ。

      

:シモツケソウ                       :ハハコグサ

樹林の細い急登を下っていく。

視界が開けると、砂地の道がひろくえぐられ歩きずらい。 

15:22 湯ノ沢峠に。(5月にはここから南小金沢連嶺を景徳院へ下った)

湯ノ沢のお花畑にも寄りたいが時間がない、湯ノ沢峠登山口へ下る。

  :湯ノ沢峠駐車場

  :サワギク

  :沢沿いの道

沢沿いの道を下る、サワギクの花が目立った。  

  :湯ノ沢峠登山口

16:08 湯ノ沢峠登山口に着いた。

タクシーを呼ぼうと試みるも、電波が届かず、そのまま焼山沢林道を下る。

  

こんな道を歩きました。

  :竜天宮

17:00 竜天宮通過

17:15 天目山温泉まで下り、おりから停まっていた甲州バスに乗り、JR甲斐大和駅まで下った。

17:31発の立川行で帰途に着いた。

**********

          行程:標高差314m、約16km、歩程約7時間 

          9:10 JR甲斐大和駅発バス =9:50 小屋平バス停 ⇒9:55石丸峠登山口

           ⇒11:00 石丸峠 ⇒12:05~12:40 小金沢山(昼食) ⇒13:15牛奥ノ雁ガ腹摺山

           ⇒13:50 川胡桃沢ノ頭 ⇒14:15 黒岳 ⇒14:50 白谷丸 ⇒15:22 湯ノ沢峠

           ⇒16:08 湯ノ沢峠登山口 ⇒17:15 天目山温泉バス停 =17:31 JR甲斐大和駅

 今週の twins 

  :mei-exp

  :hina-bou

            「戦いすんで、日が暮れて」

          保護者もホット一息できる時間です。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


トムラウシ(日本百名山)

2013年07月12日 | 日本百名山

2013夏山第一弾、トムラウシ(2141m)へ登ってきました。

 7月8日~10日までの3日間、アタックは9日(火)でした。

 短縮登山口からのピストンです。

  :北海道

7月8日(月)7:45 羽田~帯広とかち空港へ飛びました。

  :北海道らしい風景

空港からJR帯広駅へ、さらに国民宿舎:東大雪荘まで、”無料送迎バス”で移動する。

  :幸福駅

今は廃線になった「幸福駅」、「愛国駅」もありました。

  :35℃を指しています。

  :帯広駅前

左側は幌尻岳のある日高山脈、トムラウシは真上になる。

  :東大雪荘

14:30 東大雪荘へ到着、いい天気でした。

http://www.netbeet.ne.jp/~taisetsu/tomurausi1.html

明日のアタックに備え情報収集。

17:00過ぎ、今日登っているmaitabi ツアーTD K田さんに話を聞いた。

①天候はピーカン、山頂からの展望は見事だった。

②カムイ天上までの登山道は”田圃”を歩く状態、スパッツは欠かせない。

③雪渓の残っているコマドリ沢、アイゼンはいらない。

                                というものだった。

 :源泉 

短縮登山口への足の確保(レンタカーへ同乗)もお願いできた。

  :夕食

準備は万端、明日の天気を祈って就寝。

明日は3:30起床、4:00 東大雪荘発だ。

 ***

7月9日(火)天候は”曇り時々晴れ”とまずまず、気温も20℃弱。

4:00 朝食の弁当はロビーで食べ、予定通り車で短縮登山口へ向かう。

  :今日の歩程

トムラウシ(標高:2141m)を紹介しよう。

 トムラウシは、大雪山の旭岳につぐ北海道第二の高峰である。 ~中略~

トムラウシという名前にも魅力がある。それは十勝川の上流トムラウシ川から来たもので、

トンムラウシと呼ぶのが正しいそうである。

Tonra-usi のトンラは「水垢」を意味し、ウシは「多いところ」を意味する。

つまり「水垢の多い川」、温泉鉱物のため水がぬらぬらしているのでこの名があるのだという。

                                 (日本百名山:トムラウシから抜粋)

  :望岳台

 

「カムイミンタラ=神々の庭」 の眺望は?雲がかかっていた。

  :登山口

4:32 登山口をスタート(パートナーは朝食をとるというので)

  :笹原

  :登山道合流

4:53 (旧)登山道合流点に、トムラウシまでは8.5kmと標示されている。

  :雲が出てきた

登山道も登りになる。笹薮の内外に花が出てきた。

本州でも咲いている花ばかりだったが、なぜかホットした。

      

:ツバメオモト                       :ノウゴウイチゴ      :ゴゼンタチバナ

  :田圃1

”田圃”状況のヌカルミが始まる。

  :田圃2

雪が融け、窪地に水が溜まり「泥濘状態」になるようだ。

笹原の端を歩くのもいいが、滑って”田圃”に落ちると悲惨な状況が容易に推測される。

ここは王道を歩くことに決め、進んだ。

  :カムイ天上

5:37 カムイ天上へ、ここから尾根歩き。

      

:ミヤマエンレイソウ    :エンレイソウ         :オオシロバナエンレイソウ

エンレイソウの揃い踏みが見られた。

  :六つ沼山

正面に雪渓を残した山が見える、六つ沼山か?

  :新道分岐

従来の登山道はここからカムイサンケナイ川まで下り、遡上しコマドリ沢へ通じた。

今は笹原を刈って新道が作られた。カムイミンタラの眺望も楽しめるが・・・。

黒い雲で覆われ見えない・・・。

  :雪渓

時折雪渓が顔を見せる、これがヌカルミの原因であることは間違いない。

    

:草が萌え出した     :シャクナゲの蕾      :ショウジョウバカマ

雪渓の周りはまだ春、ショウジョウバカマが咲いていた。 

      

:ミツバオウレン3態

  :黒い雲が

カムイミンタラの展望地、山頂付近に暗雲がかかっている。

心の中にも暗雲が芽生えたのもこの時・・・。

  :いい天気

ここは太陽がのぞいているのだが。

  :石狩岳?

石狩岳方面が見える、晴れているようだ。

  :コマドリ沢降下点

コマドリ沢降下点(下はカムイサンケナイ川)

⇒ はここから登るという意味(下り過ぎ防止のため)

  :コマドリ沢入口

7:02 コマドリ沢入口、標示板は埋まって見えない。

  :コマドリ沢

この雪渓(コマドリ沢)を登る・・・・・。

  :岩稜帯

7:40 雪渓を登りきると岩稜帯に、右へトラバースするとお花畑が待っている。

      

岩稜帯に咲いていた、ヒメイチゲ3態(ここでしか見なかった)

お花畑の住人達を紹介します。☆=北海道種

       

イワブクロ☆        :エゾツツジ☆        :コキンレイカ☆

      

:マルバシモツケ      :イワヒゲ           :エゾイソツツジ

   

:キバナシャクナゲ     :エゾノツガザクラ☆

  :前トム平

8:07 前トム平へ、トムラウシの雄姿が・・・雲に隠れて見えない。

  :コマドリ沢

雨雲が出ている、雨が落ちてきた。

  :前トムピーク

  :お花畑

  :岩稜帯

前トム平から、ハイマツ帯を経て、再度岩稜帯に。

  :まだ岩稜帯

雨が強くなり、ガスも出て視界悪し合羽を着た。

  :トムラウシ公園

8:45 トムラウシ公園へ、「視界不良」雪渓で登山道も確認不可。

花を撮って深呼吸・・・。

      

エゾコザクラ☆                       :チングルマ 

  :奇岩が見える

トムラウシ公園内は、①奇岩 ②雪渓 ③春のお花達で構成されていた。

雪渓を直進すると、目前に斜面が立ちはだかる。

踏み後もあるようで、ないようなので、どうしたものか思案していると、

上から「こっちだ!!」の声、そのまま登っていった。

再び岩稜帯に、わずかに残る土をカバーするように花が咲いている。

         

:エゾハクサンイチゲ    :コマクサ(驚いた)   :イワウメ           :イワヒゲ

  :縦走路分岐

9:30 十勝岳縦走路分岐へ、ここから山頂までは30分。

ここで下山者と出会う。何人かのパーティーは縦走組だろう。

  :墓標?

10:04~10:15 山頂だ、眺望は(期待してないが)ない。

昼食をとって、早々に下山する。

当初の予定は、北沼まで降り、山頂をトラバースし南沼を経て、縦走路分岐へ戻るコースだった。

視界も悪いし、「岩稜帯のルートも不明瞭」とあるので、往路を下山することにした。

  :トム君

オコジョの”トム君”と出会った。

雨の中の下山、”撮ること”をメインに歩く。

      

:ウコンウツギ        :キンポウゲ         :アオノツガザクラ

      

:イワヒゲ(後姿)                       :ナナカマド

  :奇岩

溶岩がそのまま固まったような”奇岩”がガスの中から姿を現す。

12:02 前トム平通過、雨は降ったりやんだり、時折陽もさす忙しい天気。

  :イワブクロ

  :コマドリ沢

アイゼンなしで、コマドリ沢を降りて行く。(雪が融ければお花畑に変わる)

12:50 約15分でコマドリ沢入口まで下れた。

  

ここから新道まで最後の登りへ。

  :ヌカルミ対策

カムイサンケナイ川から新道へ、笹原を歩く。

ヌカルミ対策も一部施工されているが、あまり有効に作用していない。

      

                :ダケカンバの芽吹き    :サンカヨウ

14:10 カムイ天上、あとは田圃の下りが続く。

      

:ノウゴウイチゴ       :スミレ            :ズダヤクシュ

14:47 短縮登山口分岐、トムラウシ温泉まで直接下る。

常時、陽がさしてきたので合羽上衣は脱ぐ。虫が”五月蝿い=うるさい”がかまわず進む。

  :湿地帯もある

  :倒木が道を塞ぐ

     :ギンリョウソウ

  :大木が道を塞ぐ

  :(旧)登山口

16:00 無事下山!!!!!

  :いい天気

 総括です 

データ:登り標高差:1181m、下り標高差:1681m、歩程約11時間30分。

食べたもの:オニギリ2個(朝食)、パン2個、ウィダーインゼリー1袋、バナナ1本

飲んだもの:ポカリスエット1500cc、缶コーヒー1本    

心残り:天候、山頂の眺望、ナキウサギ・熊に逢えなかった事。

    (子熊は出たらしい) 

**********

        行程:約20km、歩程:11時間30分 

        4:00 東大雪荘発 ⇒4:30 短縮登山口駐車場 ⇒4:34 登山スタート

         ⇒ 4:53 登山道分岐 (田圃のヌカルミを歩く) ⇒5:37 カムイ天上

         ⇒ 7:02 コマドリ沢入口 (雪渓を、岩稜帯を登る) ⇒8:07 前トム平

         ⇒ 8:45 トムラウシ公園 ⇒9:30 十勝岳縦走路分岐 ⇒10:03 山頂(昼食)

         ⇒10:15 下山開始 ⇒10:42 十勝岳縦走路分岐 ⇒11:30 トムラウシ公園

         ⇒12:02 前トム平 ⇒12:50 コマドリ沢入口 ⇒14:10 カムイ天上 

         ⇒14:47 登山道分岐 (トムラウシ温泉へ下る) ⇒16:00 東大雪荘

  :夕食

靴・合羽・スパッツ・靴下を水洗いし、温泉へ。

今日の大広間は貸切、満足感にしたり寝・・・。

  :カムイミンタラ

ロビーに飾られた「カムイミンタラ=神々の庭」のオブジェです。

  ← ”小熊”目撃情報が載っています。

***

 今週のtwins  

  :ベビーカー

ベビーカー購入しました。

重量は約10kg、twinsを乗せると28~30kgになります。

散歩も容易ではなく、重労働になるようです。

hina-bouもやっとハイハイをするようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


墓参り(考)

2013年07月04日 | 日記

7月3日後輩の墓参りに行ってきました。

  :萬蔵寺

平成9年、45歳で逝った戦友、3つ下の後輩です。

練習後、いつも一服していたのが印象に残っています。

肺疾患でした。

葬式ではクラブを代表して「弔辞」を読みました。

命日は7月4日、(覚えやすい)アメリカの独立記念日と一緒です。

今年が17回忌、花があがっていました。

  :戒名です

旧姓はS木、養子でT橋と改名しましたが、皆は”登”と名前で呼んでいました。

何をやってもできる、愛すべき後輩、学ぶことの多いやつでした。

(今日もいませんでした、多分パチンコ屋でタバコをふかしているんだと思います、合掌)

      

萬蔵寺の境内で見た「蓮」の花です。

ハスの花:(水連科)原産地インド、花ことばは「清らかな心」

  『ハスの葉を帽子がわりに被せられ 父の生家を母と訪ねき』

      【ラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日 鳥海昭子】より

お墓詣りにきていた、ご近所の妙齢の女性と「お墓詣り」談義に花を咲かせました。

「信心深いですね!」と誉められました。

お墓詣りをすることは、信心深いからすることなんでしょうか?

お墓参りは信心深いからする、薄いからしないといった事ではないと思いますが。

お墓を作る時に、「遠いところだとはお墓詣りもいけないね?」とは良く聞く会話です。

お墓と自宅の距離は、物理的な距離ではないと思います。

人の気持ちが、その距離を近づけたり、遠ざけたりします。

遠くても行く人は行くし、歩いていける距離にあるのに、行かない。

先祖を思う気持ちこそが、大事なんでしょうね?

この気持は、失いたくないし、子孫にも継承させたいと考えています。

  :後輩の墓

この墓は、やはり平成19年54歳で人生を駆け抜けた後輩のものです。

飲みきれないほどの飲み物があがっています。

ビールが好きだったと、記憶していますが。

Yチャンと愛称で呼ばれていたやさしく、ユーモラスな愛すべき後輩でした。

ゆかいな性格で、「紀文」を”おでん”と読み、座を賑わしていました。

この種の話は、枚挙にいとまがないくらいあります。

海釣りが好きで、その意思をついで長男坊が建之しました。

いつも釣りに出かけた葉山の海、途中の道沿いの霊園に眠っています。

いいやつほど、早く逝ってしまうんですね。

  :当家の墓

我が家の更新したお墓です。

月命日の20日前後、欠かさずお勤めに行きます。(配偶者にも感謝です!)

  :亡父建之の墓

私の父は昭和30年、44歳で人生を全うし、彼岸へ旅立ちました。

昭和の初めに建之した墓は、痛みが進み、昨年更新しました。

 

墓石に数多くの戒名が刻まれていたので、あらたに「墓誌」も作りました。

その際、享年を刻む必要があったので、戸籍を調べました。

生まれ故郷の役所にアクセスし、戸籍を取り寄せての作業です。

(9名の故人のうち6名が判明し、残りの3名も後の調査で判明)

日本の役所「戸籍制度」は凄いと感心しました。

  :家系図

副産物として「家系図」も作っちゃいました。

*****

最後にお釈迦さまのありがたいおことばを。

『雑宝蔵経=ぞうほうそうきょう』は、「仏説きたもうたに七種施しあり。

財物を損せずして大果報を得ん」として、七つの方法を示している。

  一は「眼施」・・・やさしいまなざし。

  二は「和眼悦色施ー=わがんえつじきせ」・・・慈愛に溢れた笑顔で人に接する。

  三は「言辞施=げんじせ」・・・あたたかい言葉。

  四は「身施=しんせ」・・・自分の体を使って人のために奉仕する。

  五は「心施=しんせ」・・・思いやりの心を持つ。

  六は「床座施=しょうざせ」・・・自分の席を譲る。

  七は「房舎施=しょうざせ」・・・宿を貸す。

 大きなことでなくともいい。人は日常のささやかな行いによって喜びの種をまき、

 花を咲かせることができると釈迦は教える。

      身近にできることの多いこと。

               難しいことは一つもありませんね。

 twins 

6月21日みなとみらいに新しいshoping center がオープンしました。

『MARK IS みなとみらい』その4th 東京ガスのフロアーがあります。

みらいのスマイル展に twins も応募しました。

端に飾られていました(家はall電化だからかな?)

名前が逆に付いています。(わからないこともないが?)

7月20日まで展示されています。