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・・・🥵  夏山です  🥵・・・

棒ノ嶺(棒ノ折山)

2013年09月23日 | 多摩百山

9月22日(日)棒ノ嶺(969m)に登ってきました。

パートナーはK隊長(73歳)山に登る気持ちは誰にも負けません。

棒ノ嶺は、東京都奥多摩町と埼玉県名栗町との境にある。

南面のゴンジリ沢に金精様(男根)を祀った石棒があり、山名はこの石棒に由来するという。

また畠山重忠が杖にしていた棒が、この山で折れたことによるとの説もある。

私は前説を支持します)

               

今回は名栗湖から白谷沢登山口を登り、滝ノ平尾根を下るコースを歩いた。

:オ・モ・テ・ナ・シ

8:30 飯能駅(西武新宿線)から「名郷」行きのバスに乗る。

員、立ったままで約40分「河又名栗湖入口」バス停に着いた。

沿道は、ヒガンバナが咲き、彩をそえている。

高麗の巾着田では「曼珠沙華祭り」が開催されている。

 http://www.kinchakuda.com/  (参考までに) 

9:20 有間ダム(名栗湖)をめざし、歩き始める。

:棒ノ嶺方面

有間橋から見た棒ノ嶺方面。

河又から棒の嶺山頂まで「関東ふれあいの道」に指定されている。

登りは有間ダム~棒ノ嶺へ、下りは尾根道を降りてくる。

:有間ダム堰堤

登山口

9:48 舗装道路~有間ダム堰堤を横断し登山口へ、ここから土の道だ。

ガール・ボーイが多い、列を組んで歩くくらいの登山者だ。

:タマアジサイが残っていた。

:沢筋の道

左は沢、右は杉の植林帯、本格的な登山道だ。

:ミズヒキが多かった。

:ヤマジノホトトギス

:沢筋の道へ

登山道が沢で遮られ、沢を渡る。

ゴルジュ(フランス語:両岸の岩壁が狭まった細い谷筋)帯を登る。

けっこう”スリリング”だが足場もしっかりしており見た目ほど怖くはない。

:天狗の滝(上から見た)

下から三つの滝がある。藤懸・天狗・白孔雀の滝だが、標示があったのは白孔雀のみ。

:白孔雀の滝

10:28 白孔雀の滝(上から)

沢筋の道が終わります。

:ハコネギク

:休憩所

10:47 ここで約10分休憩、林道を走るオフロードバイクが五月蝿い。

:やばい急登

岩茸石を目指す、そのまま直登すればゴンジリ峠へ行けそうな道。

実際には左へ巻いて、岩茸石へ。

11:07 岩茸石(何か由緒あると思って調べたが、”普通の大きな石”のようだ)

:分岐

4方向へのターミナル①林道経由で名栗川橋バス停へ(下り)

             ②滝ノ平林道で河又へ(今回の下りルート)

             ③ゴンジリ峠~棒ノ嶺山頂へ(これから行く)

             ④登って来た道

杉の植林帯(良く手入れがしてある)

:ゴンジリ峠

12:31 ゴンジリ峠へ、奥多摩方面への分岐だ。

棒ノ嶺への最後の登り(前回来たときは階段があった) 

:ノアザミとミドリヒョウモン

:棒ノ嶺山頂

11:48~12:22 棒ノ嶺山頂、昼食。

秩父の山並み

武蔵の山並み

ススキも多かったが、人も多かった。

12:54 岩茸石(滝ノ平尾根側から)

:タマゴタケの成長過程です。

見た目は毒キノコようですが、ちゃんとした食用きのこです。

外見の特徴が毒キノコのベニテングタケに似ている為、誤食への注意が特に必要。

カサの色は赤から赤橙色。

形は最初は卵型でやがて饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形し

 黄色味を帯びていく。

また、成長過程で縁の付近にはハッキリとした条線が現れてくる。

タマゴタケのヒダは黄色でやや密。

ツカは全体的に黄色味をおびていて斑模様があり、上部にアンズ色のツバが垂れ下がっており、

 根元に行くほど太くなります。基部には名前の由来ともなったタマゴ型のツボがある。

タマゴタケの肉は概ね白色で中心部分は空洞になっており、ツカの根元部分にある

 タマゴ型のツボが特徴的なキノコです。 

13:10 白地平(ラジコンを飛ばす大人が2人)

名栗湖を望む。

棒ノ嶺山頂

歩きづらい木の根道、これが約1時間続いた。

:ヤマハギ

:ゲンノショウコ

:下山口

14:17 里の下山口へ降りた。

民家脇の「シュウカイドウ(秋海棠)」が迎えてくれた。

以外と淋しい花だ。

モス

:青花フジバカマ

「さわらびの湯」への道に咲いていた。

14:25~15:30 「さわらびの湯」で汗を流した。

帰る頃には続々と入湯者が、”イモ洗い”は回避できた。

15:34発のバスで飯能駅へ向かい、帰途に着いた。

*****

            行程:標高差737m、約9,6km、5時間  

        8:26 西武線飯能駅 =8:30 名郷行バス =9:15 河又名栗湖入口バス停

         ⇒ 9:48 白谷沢登山口 ⇒10:28 白孔雀の滝 ⇒10:47~10:57 休憩

         ⇒11:07 岩茸石 ⇒11:29 ゴンジリ峠 ⇒11:48~12:22 棒ノ嶺山頂・昼食 

         ⇒12:54 岩茸石 ⇒13:10 白地平 ⇒14:17 下山口 

         ⇒14:25~15:30 さわらびの湯 ⇒15:35 飯能駅へ

 twins 

:mei-exp

生まれてからカ月、mei は立つことを覚えました。

:hina-bou

hina-bou は?マイペースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日原峠~陣馬山縦走

2013年09月08日 | 藤野十五名山

9月7日(土)日原峠~陣馬山を、単独で縦走してきました。

奥多摩三頭山の東、西原峠から丸山・土俵岳・日原峠をへて浅間峠まで連なる尾根を笹尾根という。

なだらかな尾根道で、カヤト(笹)の原で富士山から大菩薩方面の

 展望が楽しめ、甲州と武州を分ける尾根でもある。

 今回は上野原側から日原峠に登り、浅間峠・熊倉岳・生藤山・陣馬山を縦走した。

これで高尾山から三頭山へ続く稜線を、縦走したことになる。

棡原中学校入口バス停

JR上野原から、飯尾行のバスで、8:50 棡原中学校バス停で降りた。

33号線沿いに歩いていきます。

:5月に開催された標識

当初の予定では浅間峠へ直接登る予定だったが、入口が分からず、

平行して走っている日原峠へ登ることとした。

:名所

:ニンニク

:秋桜

もう秋ですね、キバナコスモスです。

:ボタンツル

:タマアジサイ

:日原峠分岐

9:45 日原峠分岐

:道祖神

民家の間を登っていきます。

:ヤブラン

:登山道

9:52 日原峠登山道へ、ここから山道です、も降ってきた、傘をさして歩きます。

:松の巨木

お馴染みの杉の植林帯、蜘蛛の巣が張ってました。

:馬頭観音

「昔から人が歩いた道」の証左です。蒸し暑い、汗が滴り落ちます。

:馬頭観音

10:30 馬頭観音兼道標。「右:山道、左:人里(ヘンポリ)」と書かれています。

人馬は右へ、人だけなら左へ、という意味でしょうか?

:難読な地名(詳細不明)

  この周辺には難読な地名があります。人里(ヘンポリ)笛吹(ウズシキ)峠等です。

:シモバシラ

冬のシモバシラが有名ですが、夏はこんな花です。

:日原峠

10:40 日原峠に。三叉路、人里への分岐にもなります。

:お地蔵さん

:坊主山

地図にはないピーク、この標識は地元山岳会が設置したものか?

:浅間峠祠

11:14 浅間峠に、予定ではここへ登ってくるはずだった。

:関東ふれあいの道

この気候、山に入っている人は、登山者よりも”トレラン”が多かった。

話を聞くと、10月13~14日に開催される「ハセツネカップ2013」の試走と言っていた。

浅間峠は10km地点になる。

http://www.hasetsune.com/   → ハセツネカップはこちらから

完走するよりも、参加権を得ることがむずかしい大会だ。

クリック戦争”に勝ち抜く、「運」もなければ参加できない。

自分には関係ないが、話としては興味がある。

先を急ぐ、ここから先「生藤山」までは初めて歩く登山道だ。

カシワバハグマ、ハグマ(白熊)とはヤクの尾の毛のこと。

:シラヤマギク

:蛙

今回登山道で会った生物は、走り去ったイノシシと蛙君。

:熊倉山(960m)

12:15 熊倉岳山頂、も差してきた。

尾根道といっても小さなピークはいくつかある。

熊倉岳の手前で一息入れ、昼食をとった。

もう少し頑張れば、ベンチに座って食事ができた。

:軍刀利神社元社

12:45 「軍刀利(グンダリ)神社元社」へ、祭神は日本武尊という。

:マルバタケブキ

:生藤山(990m)

一旦下り、登り返すと三国山、さらに5分岩場を登って生藤山頂へ。

:岩稜帯

ヤセ尾根、岩稜帯を下る

:ヤマホトトギス

:連行峰

茅丸(1019m)は巻いて 13:10 連行峰へ、檜原村柏木野へ下る分岐だ。

「静寂の森」、カメラのシャッター音さえ大きく聞こえる。

ギンリョウソウ

:幻想的

山の神、醍醐丸(867m=八王子市最高峰)も巻く。

醍醐丸は「戸倉三山・市道山(795m)」縦走路へ流する。

wanted

和田峠へも巻道を歩いた、植林杉の林床には、ミズヒキ、キバナアキギリ、ツリフネソウが

所狭しと咲いていた。(写真はピンボケでした)

:和田峠

14:20~30 「和田峠」へ、ここで大休止、エネルギーを補給した。

ここから陣馬山に登れば後は下るだけ、目途が着いた。

時間も押していたので、”階段直登コース”を選択し、登る。

階段は856段あった(標高差167m)当然大汗、汗がしたたり落ちた。

:陣馬山(857m)

14:50~15:15 陣馬山頂、多くの人が休んでいた。

予定は奈良子峠~明王峠へ、ここから相模湖駅まで下るとしていたが、

180分かかるので、予定を変更し、一ノ尾根から藤野駅へのコース変更した。

藤野駅から陣馬山へ登る定番の尾根だ。

:退屈なコース

空は晴れ、蝉が「待ってましたとばかり」鳴いていた。

:上沢井バス停分岐

15:53 「上沢井」バス停分岐通過。

:登山口

16:05 登山口、(空は晴れている)

16:13 陣馬山登山口バス停に、藤野駅はここから2kmとある。

バスまでは30分あるので歩くことにした。

この隧道を抜けると藤野駅、先行する2人も藤野駅へ向かっている。

隧道内で一気に抜いた。(駅で再会し、苦笑いされた)

16:40 藤野駅着、16:44の快速で帰途に着いた。

***

           行程:標高差670m、約26km、歩行7時間30分 

        8:28 上野原駅発富士急バス =8:50 棡原中学校入口バス停 ⇒9:52日原峠登山道

         ⇒10:40 日原峠 ⇒11:14~20 浅間峠 ⇒12:15 熊倉岳・昼食

         ⇒12:45 軍刀利神社元社 ⇒12:50 生藤山 ⇒13:10 連行峰 

         ⇒14:20~30 和田峠 ⇒14:50~15:10 陣馬山頂 ⇒15:53 上沢井バス停分岐

         ⇒16:13 陣馬山登山口バス停 ⇒16:40 藤野駅

            【400】山GET

 今週のtwins 

椅子で遊んでいます。

表情豊かな mei-exp、マイペースの hina-bou。

twins watcherのkei おばさんによると、mei-exp 慎重なんだそうです。

(今度meiにヒアリングし、確認してみます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


黒川山(1710m)鶏冠山(1716m)

2013年09月04日 | 山梨百名山

9月1日(日)大菩薩嶺の北にある、黒川山(1710m)鶏冠山(1716m)へ行ってきました。

4名のパーティー、隊員はi-kFNです。

一般的には黒川・鶏冠山と呼ばれるが、黒川山と鶏冠山からなる。

 鶏冠山は山梨百名山にも選定されているので紹介する。

 鶏冠山の北面の谷には武田信玄により発掘され、その軍資金ともなった黒川金山があったが

今では廃坑となっている。

東の丹波山村よりみると山頂が鶏のとさかのようであるため、この名が付けられた。

山頂は桶岩という岩峰からなり、その上に、黄金の鏡が安置されていたと伝えられる

鶏冠神社(黒川権現)の小祠がある。 (日本山名辞典:三省堂より引用)

:柳沢峠

9:20 JR中央線塩山駅から山梨交通のバスに乗り、柳沢峠に着いた。

:柳沢峠茶屋

天候は、午後には雷雨とある。多いが青空だ。

:遊歩道入口

9:25 アップもそこそこに道路を渡り、遊歩道に入る。

:樹林

ブナとカラマツの樹林帯、林床は笹が生い茂り、花は咲いてない。

(ここから山頂まで1本の花もなかった。超稀有?)

屋久島か?苔むした、そんな雰囲気のところも。

:六本木峠

10:13 六本木峠、帰りはここから丸川峠へ向かう。

:充実した標識

ここは東京都の水源林、標識も必要以上にあり充実している。

今日の標高差()236m、バスで柳沢峠まで登ってきたのでこの数字。

)標高差は816m 大菩薩登山口まで降りるので歩程も長い。

:黒川山

黒川山まではゆるやかなアップダウン、登山というよりハイキングだった。

11:10 鞍部の分岐?と思ったら黒川山。

三角点は少し登ったところ(眺望なし)、見晴台が少し西に行った岩に設けられていた。

:鹿の痕跡

:三角点

:大菩薩嶺

11:20~11:40 見晴台にて昼食、F隊員の差し入れに”舌鼓”をうった。

:笠取山

雲に隠れた笠取山(1953m)

:飛龍山

飛龍山(2069m)か?

:鶏冠山(神社)分岐

12:00 見晴台から黒川山に下り、鶏冠山(神社)に向かい、分岐へ。

:木の根道

分岐から鶏冠山(神社)へは登山だった。

木の根の登山道、ヤセ尾根、にせピークを乗り越え・・・。

:鶏冠山(神社)

12:10 鶏冠山(神社)まさに岩峰、スリリングな場所だった。

お賽銭箱には、金塊ではなく、小銭が溢れくらい納められていた。

:大菩薩嶺

:俯瞰すると

切れ落ちている(下もみえないくらい深い)

:黒川山方面

黒川山から鶏冠山(神社)へは非常にわかりづらい(登山道はシンプルだが)

昭文社の地図には、鶏冠山の標記はあるが、鶏冠神社の標記はない。(標識はこの逆)

あやうく鶏冠山(神社)に登らずに下山する事態も考えられた。

k隊員(最年長)の指摘に感謝だ。

:横手山峠

今日は下りが長い、12:45 横手山峠へ

参考までに

:六本木峠

13:15 六本木峠 (予定より15分遅れ)

丸川峠への道でも度々出てくる苔むした岩。

岩の隙間から涼しい風が出てくる、風穴になっているようだ。

花を期待したが”ないぞ”。

:寺尾峠

14:08 寺尾峠通過

:丸川峠

14:30 丸川峠、丹波山村へも大菩薩嶺へも行けるターミナルになっている。

:丸川小屋

コーヒーがおいしいと」の噂がある丸川小屋。

:コウリンカ

:イカリバナ

:アキアカネ

山はもう秋の風が吹いていました。

他にヤナギラン、ワレモコウが残っていた。

花でゆっくりとる時間もなく、大菩薩登山口へ下る。

最終バス時刻は16:03、歩程は100分、持ち時間は90分、急坂だが当然急ぐ。

:ゲート入口

15:37 ゲート前通過、ここから20分とあるから「間に合った!!!!」

:裂石山雲峰寺山門

舗装道路を下る途中に名刹「裂石山雲峰寺」があった。

↓  詳細はここに書かれています

:能書

15:55 大菩薩峠登山口バス停に着いた。

16:03発の塩山駅ノバスに乗り帰途に着いた。

(結局雨は一度も降らなかった。途中で雷は鳴っていたようだが)

***

            行程:標高差236m、約18km、6時間20分 

        9:20 柳沢峠バス停 ⇒9:25 登山口発 ⇒10:13 六本木峠 

         ⇒10:34 横手山峠 ⇒11:10 黒川山 ⇒11:20~30 見晴台・昼食

         ⇒12:00 鶏冠山(神社)鞍部 ⇒12:10  鶏冠山(神社) ⇒12:45 横手山峠

         ⇒13:15 六本木峠 ⇒14:08 寺尾峠 ⇒14:30 丸川峠 ⇒15:37 ゲート前

         ⇒15:45 裂石山雲峰寺 ⇒15:50 大菩薩峠登山口バス停   

                 山梨百名山【54】完登

 twins 

   

mei-exp                        hina-bou  

暑中お見舞い申し上げます。  

暑い日が続きます、お風呂場で”行水”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雌阿寒岳(1499m)

2013年09月02日 | 日本百名山

8月28日(水)雌阿寒岳(1499m)に登ります。

阿寒国立公園、阿寒湖の西側にそびえる活火山で、カルデラの上にできた複雑な成層火山と説明される。

南側には阿寒富士(1476m)があり、西麓にはオンネトーやポントーなどの堰きとめ湖がある。

アイヌ語ではマチネシリ「女山」と呼ばれ、対峙してそびえる雄阿寒岳のピンネシリ「男山」とは

 「夫婦山」として、対にして呼ばれる。

 

:登山口(768m)

5:30 宿舎の横から登ります、よく手入れされた展示林でした。

 阿寒湖には名物が二つある。

それはマリモと啄木の歌碑で、先を急ぐ観光客は湖のそばに立つ雄阿寒・雌阿寒岳には 

滅多に登らないが、この二つは決して見逃さない。 

 ~中略~阿寒には雄阿寒と雌阿寒があって、高さは後者の方が上だが、 

眺めて立派なのは前者である。

 雌阿寒は全体がなだらかで、湖畔から離れているが、雄阿寒は力強い端正な円錐形で、

 ただちに湖面に影を落としている。

 両阿寒岳のうち、この雄健なドームの方に「雄」を与えたのは、古い住民の正当な感覚であった。

 阿寒湖に活を入れているのは、この雄阿寒岳である。 (日本百名山:阿寒岳より抜粋) 

:ゴザンタチバナ

林床はゴゼンタチバナが”びっしり”さすが北海道スケールが違います。

   

:イチヤクソウ

:キノコ

緩やかな樹林帯、登山道は木の根が露出している。

この辺りは、冬になると表土が氷おり、根は横に伸びるのだという。

キノコが多い、山はもう秋だ。

振り返ると北海道の山並みが(奥は遠く大雪山系)

:四合目(999m)

7:00 四合目ハイマツ帯、沢状の地形部で休憩、小雨が落ちてきた。

オンネトーが眼下に

道央の山々、雲海にが差してきた。

:六合目(1200m)

7:30 六合目ハイマツ帯がもうすぐ終わります。

:だれの仕事?

ハイマツの実(マツボックリ)これだけきれいに食べるのはホシガラスではなく、

小動物の仕事。リス(エゾシマリス)? 

:ガンコウラン

早くも紅葉している。

ガンコウラン(食用)この密度、誰も食べないのか?甘~~~い。

:地震計?

岩場にこんなものがセットされていました。

地震計?”火山性の微動”を観測しているのしょうか?

出たあ・・・。 「メアカンフスマ」北海道固有種です。

:メアカンフスマは北海道東部の高山礫地に生える多年草。

 自生地は雌阿寒岳と知床半島に限られている。パステル調のライトグリーンの葉が特徴的。

 両性花の雄しべは5個が短く5個が長い。雌株と両性株がある。

 近縁種に鳥海山に生えるチョウカイフスマがある。

      

 

:岩稜帯

ザレ場・岩稜帯へ

:九合目

九合目で稜線(火口壁)に風が強く、寒い。

ヒメイワタデこれも固有種です。

「姫岩蓼」で、高山性のタデで、その姿形が小さく可憐であることからの命名です。

北海道では、大雪山系・夕張岳以南では羊蹄山にしか生育していません。

砂礫地を好み、茎は良く枝分かれして地面を這うように伸びます。

葉は細長く、先は尖り気味、花は両性花で、花弁はなく、ガクが5つに裂けています。

そう果は三稜形で、広卵形、褐色で、光沢があります。

:赤沼

 

火口を覗くと「赤沼」が見える。

 

:動的平衡 

微妙なバランスで安定している。 

:あとちょっと 

山頂まであとわずか、(右が火口、左は阿寒湖) 

:山頂(1499m) 

8:27 雌阿寒岳山頂、風が強く寒かった。 

:青沼 

「青沼」ガスが晴れ、クリアーになってきた。 

 

阿寒湖を従えた、「雄阿寒岳」です。 

:活火山です 

火山性ガスが行く手に流れていきます。 

:阿寒富士(1476m)

 正面位に阿寒富士、下りは阿寒富士との鞍部へ。 

:下る

 流れるガスに向かって歩きます。 

ガイドの指示は、「ガスを直接吸わないように、タオル等で口を覆って下さい」 

目視では白いから水蒸気が大部分だろうが、 

目がチカチカしたので亜硫酸ガスが混ざっているのは間違いない。 

立山のガイドは「ガス検知器」を携行していた、ここも必要だろうと思った。

 :阿寒富士

 

 

9:07 鞍部のお花畑で小休止、「メアカンキンバイ」固有種が咲いていた。 

北海道の高山の草原、荒地、岩礫地に生育する植物で、羊蹄山は南限地です。 

 根茎から花茎と葉を出します。全体に黄褐色の毛があります。 

 葉は3出複葉で、粉白色を帯びた緑色です。小葉はくさび形で長さ1㎝前後、 

 先に3つの大きな切れ込みがあります。 

 花は径1㎝ほどでガク片と副ガク片があります。
 
 「雌阿寒金梅」で、雌阿寒岳で発見されたために付けられた名前です。 

      

メアカンキンバイ    :イワブクロ         :コマクサ  

      

メアカンフスマ                     :イワギキョウ 

:オンネトー 

お花畑からハイマツ帯を下る、オンネトーの湖面がきれいだ。 

ハイマツ帯から樹林帯に入ると五合目(1000m) 

 

ゴゼンタチバナ、イチヤクソウ、マイズルソウ、トリカブトは咲いていた。  

樹林帯で雷も鳴りだした。 

さらにアクシデント発生!! 

前の方で、痛い!!痛い!!と声がする。 

蜂に刺されたようだ、被害者は3人、一様に黒い着衣、大きな被害ではなかったようだ。 

スズメバチではない。 

誰かが、”土蜂”の巣でもストックで突いたのではないかと、推測される。  

:下山口 

11:00 オンネトー下山口に。 

バスで宿舎に戻り、荷物をピックアップし、昼食がセットされた阿寒湖畔のレストハウスへ向かう。 

外は断続的に大雨が降っていた。 

:摩周湖 

霧のない「摩周湖」、摩周岳(カムイヌプリ:857m)雲のかかっているあたり。 

:硫黄山 

硫黄山(アトサプリ:512m) 

摩周湖 =硫黄山 =屈斜路湖 =美幌峠 と観光し、空港近くの女満別温泉で 

北海道の汗と硫黄(=昨日入った温泉)を流し、20:32 女満別空港から羽田に飛んだ。 

*** 

            行程:標高差789m、約7.3km、5.5時間   

       5:30 雌阿寒岳登山口 ⇒7:00 四合目 ⇒7:30 七合目  

        ⇒8:27 雌阿寒岳山頂 ⇒9:07 お花畑 ⇒11:00 オンネトー下山口 

        日本百名山【92】完登です。  

 twins  

:家に柵が 

twins 動きが”顕著”になってきました。 

「安全第一」柵を設置しました。  

mei-expはベソをかいています、hina-bouはマイペースで・・・。