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・・・🥵  夏山です  🥵・・・

甘利山・千頭星山(山梨百)

2022年06月18日 | 山梨百名山

6月16日Ⓜaitabiツアー「甘利山~千頭星山」をピストンしてきた。

10:00 広河原着(登山口)雲海に浮かぶ茅ケ岳

10:15 スタート、男女名の参加者、TDは二人

(元)森林インストラクターのT村さん、樹木に詳しい楽しみだ

ウマノアシガタ:キンポウゲ科

レンゲツツジ

マイズルソウ

シロバナヘビイチゴ(ウマノアシガタ同様多かった)

ヤマツツジも

に浮かぶ富士山と🗻より高いカラマツ

10:50 花を見ながら歩いて、甘利山:1731m 

鳳凰山から千頭星山を経て、東に伸びる尾根の末端にある。

6月中旬レンゲツツジの大群落が山頂一帯を真紅に染める。

古く千戸をもって郷とし、その余りは「余部」として別郷とされた。

余部郷、これが甘利荘となり、この裏にある山を甘利山と呼んだ。

                       【日本山名辞典】

千頭星山が見えます

鹿の食害から保護活動を続け、レンゲツツジの群落を再生作業集中

花に元気がないように感じた。

サラサドウダン:ツツジ科

ズミ(酸実)別名小梨:バラ科 ”リンゴの接木に利用される”

櫛形山:2052m

カラマツ、フキ、笹の林床が続きます

11:30 奥甘利山分岐(帰りに寄ります)

蕗の

12:15 カラマツ林(自然林)で食(中央はダケカンバ)

12:45 青木鉱泉分岐

サルオガセ

別名、霧藻。葉緑素を持っていて、光合成をする。

主に針葉樹の枝や幹から垂れ下がるように生える、樹状地衣類。

体で霧中の水分を捕集するから、霧藻。霞を食って生きている、まさに仙人。

サルオガセは枯れ木によくあるから「寄生」だと思っていたが、光合成で生きている。

T村氏は酒のつまみにならないか?食べられるけど味はないらしい。

笹原に、緩やかに上って最後に急登で

13:15 千頭星山(せんとうぼしやま):2139m、同級生と

甘利山の南に位置し山頂近くは明るく開けた平原状の山。

2000m超の山ながら手頃な稜線歩きを楽しめる。

富士山、八ヶ岳、鳳凰三山を展望できるポイント。

鳳凰三山へ続く道(破線ルートです)

樹間越しに鳳凰三山の山並みが、13:30 下山開始 

青木鉱泉~鳳凰三山・地蔵岳へ続く尾根

”カラマツ自然林は枝が横へ伸びるので高くはならない”

逆に植林は上へ伸ばすため枝打ちをして、背丈を高くする(電信柱とか杭に)

全て人間の都合です。

ミツバツツジ

14:45 奥甘利山:1843mです  ↑   ↓

カラマツの葉とウマのアシガタ 

レンゲツツジと・・・・・・ 

15:10 甘利山に戻ってきました

レンゲツツジの群落

ツマトリソウ

スギゴケ

  行程:標高差467m、約7km、5時間

  10:15 広河原駐車場 ⇒10:50 甘利山:1731m ⇒11:30 奥甘利山(分岐)

   ⇒12:15 鞍部・昼食 ⇒12:45 青木鉱泉分岐 ⇒13:15 千頭星山:2139m

   ⇒(往路下山)14:45 奥甘利山:1843m ⇒15:10 甘利山 ⇒15:30 広河原

    山梨百名山 甘利山85,千頭星山86完登

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>> 空海20

空海は淡路島に渡り、潮の早い海上四里を突っ切り、阿波の港に逃げ込んだ。

「奇しき山はないか」

土地の者に土霊の棲み付いた山を聞きまわったに違いない。

「奇しきは大滝獄こそ」と教えてくれた者があった。

人里からあまり離れていない。

徳島市の南、標高もわづか六〇二mと低い山。

山中に入れば崖もあり、洞窟もあったであろう。

空海が晩年になっても尚『自分は阿波の大滝獄で修行した』と

宝石のように大切にしていたことからみれば、

ここで「虚空蔵求聞持法」の困難な修法を完全にやってのけたに相違なく、

 密教行者として最初に踏み出した記念すべき『行場』であったかと思われる。


富士見山(山梨百)

2022年06月10日 | 山梨百名山

6月7日Ⓜaitabiツアー、(ひさしぶりの山梨百名山)富士見山:1640m

中央高速をかっ飛ばし、甲府南インターで降り身延町へ、寺沢川沿いを

 あえぎあえぎ登って登山口へ

9:45 登山口着、梅雨入り当日、この青空

美味しくないけど食べられます

9:45 各自アップ後スタート  

杉林から自然林へ 

フタリシズカ(しかない)

汗?いや湿気です 

この木は多分何か障害物があり、それを巻き込んだ結果?

中腹の神社で休憩「浜松神念会」なる力教団の神社です

山頂には「奥の院」が

コメツガの新芽

コアジサイ

広葉樹林帯の

12:05 登り一辺倒、元気付ける標示が  ↓  ↑

共生(ブナの朽木跡に)

ブナの巨木が目立ちます、傾斜はさらに急

崩壊地とヤマツツジ

12:35 稜線に出ました 👉 御殿山

『南アルプスフロントトレイル』

南アルプス市の夜叉神峠から、櫛形山・富士見山・七面山・十枚山を経て、

 南部町の貫ケ岳までの約70kmを尾根伝いに歩くロングトレイル。

東に富士山、西に白根三山をはじめ南アルプス南嶺の山々を眺めながら歩くことができる。

                         【南アルプスネイチャー王国より】

コアジサイとカミキリムシ

12:45 奥ノ院展望台、やっと昼にありつけました

(山頂の標識、間違いそうだ)雲で眺望なし

奥ノ院(戦後に生まれた宗教集団、鳥居も金属性)

バイケイソウ

二つピークを越えます

雲が動き、わずかに眺望が 

13:35 富士見山:1640m

南アルプスの最南端、展望台から富士山、白根三山~南部までの主稜線が臨まれる。

2月8~12日、11月1~3日 ダイヤモンド富士が見られる。

晴れていれば🗻(手前は毛無山)@3月稜線展望台より

ツクバネウツギ

    

苔の皆さん

ブナの老人性色素斑(いわゆるシミ)

  

大木

ノリウツギ:ユキノシタ科

15:40 神社跡通過、16:15 無事下山

  行程:標高差990m、約7.5km、6.5時間

  9:45 富士見山登山口 ⇒10:30 念力大国神社跡 ⇒12:05 標高1400m

   ⇒12:35 稜線 ⇒12:45・13:05 奥の院・昼食 ⇒13:35 富士見山

   ⇒(往路下山)14:10 奥の院 ⇒16:15 登山口 =18:45 新宿駅西口

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>> 空海18

「やはり四国に渡ろう」結局は生まれ故郷の四国へゆく。

 阿国(阿波)大滝嶽に躋(のぼり)攀じ

 土州(土佐)室戸崎に勤念(ごんねん)

「三教指帰」にわざわざ地名をあげて書いている。

山の名になじみがあるだけでなく、自分の精神の体温に合っているかの

 ようでもあった。阿波と土佐には黒潮が流れていて、冬も暖かく、

空海の好きな樟の葉の照り映える明るい土地でもあった。

天才の生涯から考えても彼はけっして北海の氷山に立つ人ではなく

 あくまでも暖流に似つかわしい人であった。

十九歳の空海が四国に渡ってこの二ヵ所で修法したのはたしかであろう。