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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

高尾山:春

2022年03月30日 | 東京都の山

3月27日春の”花”高尾山へ行ってきた。

「高尾山内八十八大師」巡りの仕上げも兼ねて・・・。

高尾山内八十八大師とは第二十六世御山主・志賀照林大僧正が、

 自ら四国八十八カ所を巡礼され、札所の土を持ち帰り、

山内各所に納め、お大師像を建立したものです。

9:30 JR高尾駅発、今日は「蛇滝口」から入るので西浅川交差点を右折

9:50 旧甲州街道「小仏関所跡」

ヒメオドリコソウ

高尾梅林かっての「桑林」です

丁度中間点「蛇滝」

10:05 ここを左折「登山口」ではなく「蛇滝水行道場入口」

上は

神社に寄りました

ここから蛇滝まで、沢沿いの道で見た『春の花の皆さん』です

ニリンソウ

セントウソウ

ハナネコノメソウ

ユリワサビ

ヤマネコノメソウ

ヨゴレネコノメ

10:30 蛇滝(水行道場) 六十七~七十四番

道場を抜けて稜線までの散策道、あやしげな人がいました

     

スミレの皆さん            エイザンスミレ

 

ミヤマカタバミ

もうすぐ稜線   

11:00 十一丁目茶屋の眺望

シュンランが(一株だけ?)

仏舎利塔への道

11:15 仏舎利塔(初めての訪問です) 四十二~六十三番

11:25 薬王院本堂

11:40 高尾山(人は多く出ていました}・昼食

今日の主役は大山:1252m 12:10~12:40 八丁平へ 

13:30 仏舎利塔へ戻り 

14:10 金毘羅台へ

シキミと 八十八大師像(七十六~八十七番)

京王線高尾山口駅へ

14:30 不動院、「不動院印」Get  残りは「蛇滝印」と「琵琶滝印」

 第八十八番 結願・弘法大師

14:40 高尾山口駅 ~ 15:10 JR高尾駅   

  行程:標高差429m、約14km、5.5時間

  9:30 JR高尾駅 ⇒9:50 小仏関所跡 ⇒10:05 蛇滝分岐 ⇒10:30 蛇滝

   ⇒11:00 十一丁目茶屋 ⇒11:15 仏舎利塔 ⇒11:40 高尾山・昼

   12:40⇔八丁平 ⇒13:30 仏舎利塔 ⇒14:10 金毘羅台 ⇒15:10 高尾駅                  

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>> 空海10

・・・空海の少年の日々を・・・

彼の少年期は幸福であり過ぎるようだ。

『私は両親から貴物といわれていたよ』と門人達に洩らしたらしい。

彼の談話をもとにして編んだ「御遺合:ごゆいごう」にある。

貴物という語感には神秘的なきらめきが含まれている。

子が異様な利発さを持つという場合、そこに神に近いものを感じた。

その習慣が信仰に近く、あるいは秀才信仰と名づくべき伝統があった。

空海より後に出てくる菅原道真にもそういう雰囲気があり、

 道真をとりまく信仰的気分がそのまま延長し、道真は神になった。

                     【空海の風景より】


日連金剛山~峰山

2022年03月22日 | 神奈川県の山

3月20日シュンランを探しに藤野町、日連金剛山ⅱと峰山ⅱを歩いてきた。

(シュンランはなかった)

9:10 陣馬山へ向かうバスは増発されていました。

藤野駅から(当然)歩きます

左)八坂山・峰 右)日連金剛山 

???桐  (@日連大橋)

9:35 金剛山登山口   

(五)丁石、神社は(十八)でした

オニシバリ シュンランを探したけどなかった

10:00 (日連)金剛山:418m、眺望はありません

杉峠方面へ、峰・八坂山へ寄ります

春のき、「匂う」まではいきませんが?

10:20 峰:423m、眺望がすばらしかった

北西)生藤山・茅丸・連行峰

左)権現山    中央)三頭山

北西:    左)扇山 中央奥)南大菩薩  右)権現山

手前)金剛山 奥)道志山塊

富士山

10:35 金剛山に戻って赤沢へ降ります

ヒイラギ(多かった)

10:50 赤沢BSへ降り、舗装道路を「峰山登山口」まで移動

田中陽気の気分

オオイヌノフグリとホトケノザ

峰山です

11:30 大鐘BS(神奈川カントリークラブ入口)

フクジュソウ

フキノトウ

奥は「高野山真言宗蓮乗院」登山口

ゴルフ場に沿って登山道が

やがて杉の植林帯に

石碑:雨神・大龍王・風神

12:20 峰山ⅱ:570m・昼食 

古峯神社:何かいますね?

西丹沢の山並み

12:45 「やまなみ温泉」へ降ります、落ち葉の滑ります

もうすぐです

13:05 峰山登山口

13:10 「やまなみ」で一汗出してバスで藤野駅へ戻りました

   行程:累積標高差459m、約12km、4時間

  9:15 JR藤野駅 ⇒9:35 金剛山登山口 ⇒10:00 金剛山 ⇔10:20 峰・八坂山

   ⇒10:50 赤沢BS(舗装道歩き)11:30 大鐘BS登山口 ⇒12:20・35 峰山・昼食

   ⇒12:40 やまなみ温泉下降点 ⇒13:10 やまなみ温泉入浴 ⇒14:19 藤野駅へ

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>>>空海 その9

空海の心地よい熱の中にいます、今日は誕生地の話を・・・

池の多いことは讃岐へ来る誰もが驚ろく。

古代国家は、国家や社会の基礎が水稲で成立していた。

農耕が昇華して宗教になったり、強烈な正義になったりした。

民を農耕化させて田畑に定着させることと、池をうがつことが

 政治の正義であり、最大の事業でもあった。

(大和にも和泉にも池が多いのもこの例だ)

すでに空海の生まれた頃には、今日の池のほとんどが存在した。

これだけの池を誰が掘ったのか?伝承の解答は鮮烈である。

多くは空海が掘ったという。

伝承の空海は実在の空海にひどく得をさせている。

                 【空海の風景より】


大山南尾根

2022年03月13日 | 神奈川県の山

3月12日、大山南尾根(上りは未踏)を登って、蓑毛越~十六丁へ、大山へは行かず

 下社へ降りた。

8:35 小田急鶴巻温泉駅、「弘法の里湯」帰りに寄りました

温泉旅館街を抜けて   

東名高速を抜け、冬枯れの登山道へ

カンスゲ

8:55 吾妻山:155m 

弘法山分岐 ☛野菊と信仰のみちへ

9:25 善波峠(お地蔵さん、明治の廃仏毀釈の被害でしょうか?)

オニシバリ:ジンチョウゲ科、別名:夏坊主(なつぼうず)

樹皮が堅く、「鬼を縛ることもできる」とのことから、この名前になった。

「夏坊主」秋に生えた葉が、翌夏には落ちて”夏に坊主になる”ことから。

9:50 念仏山:357m 

手前)伊勢原市街地 中央稜線)渋沢丘陵 奥)箱根の山々

シキミ

一旦下って登り返す、トレランが多い

10:35 高取山:556m 

今日の大山(ピークへは行きません)

今日の富士山

「大山古道」表示板

 富士山の祭神「木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)」と、

大山の祭神「大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)」が父・娘関係であることから、

富士山をお参りした後は、「片参り」を忌み嫌い、「両参り」として大山も参拝したという。

 また、大山(旧坂本村)から大山不動堂(現・阿夫利神社下社)、

山頂の石尊大権現(現・阿夫利神社本社)への参拝道を「表参道」、

蓑毛から直接、山頂へ至る道は「裏参道」とも言われていた。

不動像 ⇒10:55 不動越(林道と交差)ここまでは登山道

広めの植林帯の道に

11:20 無線中継所通過

再び登山道へ(浅間山分岐)

「浅間宮」の石祠

11:30 浅間山:680m(今日のメイン)

いつも横を通っていたが今日は寄ってみた。

三等三角点

11:45 蓑毛越 昼か?三つあるベンチも空いてないし、Goo

ここから標高差約280m、一六丁への激登りに踏み出した

「賽(西)の河原」

石仏が六体ほど並んでいる。明治維新の廃仏毀釈の嵐で破壊されたものか、

 左端の地蔵尊像と思われる一体には「奉造立相州大山寺」などの文字が読み取れる。

かつて「大山詣で」の西の門前町でもあった蓑毛からの道は、

「蓑毛道」「富士浅間道」と呼ばれ、小田原・伊豆・駿河・甲斐方面から、

さらには富士山参詣の人々が大山を目指した。

道は緩やかに 

「女人禁制の碑」の説明板、石塔には「従是女人制」と刻まれている。

表参道も歩きづらいが、裏参道木段はあるが大きな岩がゴロゴロしている

12:25 十六丁:955m・ベンチで昼を食べた、12:45 下社へ降ります、

春休みとあって家族連れが多かった。

13:00 「阿夫利大神」(急登の階段の手前)

「阿夫利神社」に頭を垂れて

大山寺

行程:(累計)標高差1200m、12km、5時間

8:35 小田急鶴巻温泉駅 ⇒8:55 吾妻山 ⇒9:25 善波峠 ⇒9:50 念仏山

 ⇒10:35 高取山 ⇒10:55 不動越 ⇒11:30 浅間山 ⇒11:45 蓑毛越

 ⇒12:25 十六丁・昼食 ⇒13:10 阿夫利神社下社 ⇒13:45 大山ケーブルBS

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>>>> 空海8

  に感染したようです 

空海は入唐まで無名の僧であった。

ながく私度僧のまま居て、官に登録されていなかった。

入唐し、帰朝して後の空海をとりまく事情は一変した。

インドに始まった密教という非釈迦的な世界を確立した。

密教は釈迦の思想を包摂しているが、他の仏教のように釈迦を教祖とすることはなかった。

大日という宇宙の原理に人間のかたちをあたえてそれを教祖としている。

空海の思想には「貧しいものには物をあたえよ、富めるものには法をあたえよ」

という、それまでの釈迦仏教(煩悩から解脱することだけを目的とした)

にはない思想があった。

物質的世界で困っているものにはとりあえず法より利を与えるという

思想上の使命もあった。

【空海の風景:司馬遼太郎著】 


(小峰公園)~今熊山

2022年03月08日 | 東京都の山

秋川丘陵の西にある「小峰公園」で”オウレン”が咲いているとの情報!

3月6日、武蔵五日市駅~小峰公園~金剛の滝~今熊山と歩いてきた。

10:15 武蔵五日市駅~秋川街道へ降りる 

秋川橋を渡る 左)今熊山

福寿草:民家の庭に咲いてました

10:35 都立小峰公園

秋川丘陵とは:JR五日市線の南に東西に連なる丘陵地帯、弁天山:292mが最高峰

八坂神社へ

桜尾根を進み、庚申塔から右へ降り「い広場」へ

黄連:キンポウゲ科オウレン属の常緑で小型の多年草、日本固有種。

山林に自生するが、数は少ない。地中の根茎は黄褐色をしており、「オウレン(黄連)」という生薬。

草丈は20cm 内外で、早春の2 - 3月頃に花茎を伸ばす。

上で3つほどに枝分かれして、その先直径1cmほどの白い花を咲かせる。

    

セリバオウレン            (葉はカタクリ)

夏に咲くミツバオウレンはお馴染みだが、セリバオウレンは初めて

が満開でした

小峰公園を抜けて登山道へ  

11:10 336m峰(小峰公園最高点)

杉林を降ります

カンスゲ

東京電力変電所

カンアオイ(カタクリの葉に似てる!!)

11:30 「金剛の滝」へ降ります 

  

11:40 金剛の滝(水量はい)   洞門を抜けて滝壺へ

この程度の水量が二筋流れてました

滝見台?への道は通行禁止でした。

(ここをすれば今熊山への近道だった)

「金剛の滝下」から今熊山へ向かいます

シキミ

滝見台からここへ出れるようですが通行禁止

12:00 今倉山登山口BSへの分岐です

12:20 今熊神社到着 

左に並ぶ祠に頭を下げ、御賽銭を上げてきました

12:45 後、往路を沢戸橋まで降ります

金剛の滝下~坂沢林道を選択(刈寄山登山口を確認するため)

坂沢を何度か渡渉します

杉老杉に同居する苔?地衣類

崩壊地も(課外授業の達です)

坂沢林道終点、「刈寄林道」と合流 右へ行けば刈寄山へ

沢戸橋から始まる「刈寄林道」にあった『刈寄山登山口』標示板

情報だと「林道終点から植林の中の急斜面が荒廃しているとあった」

13:50 沢戸橋(路線バスが走っています)

『黒屋』

武蔵五日市駅まで1.8km、瀬音の湯まで2.7km

左)今熊山 奥の稜線が戸倉三山へ続きます

紅梅

山茱萸

14:20 JR武蔵五日市駅着 

  行程:標高差321m、約12㎞、4時間

  10:15 JR武蔵五日市駅(秋川街道へ)⇒10:35 小峰公園(オウレン)

   ⇒11:10 336峰 ⇒11:40 金剛の滝 ⇒12:20 金剛の滝下

   ⇒12:20~45 今熊山・昼食 ⇒13:05 金剛の滝下(坂沢林道) 

   ⇒13:15 坂沢林道終点 ⇒13:50 沢戸橋 ⇒14:20 武蔵五日市駅

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>>>>空海 7

日本にインド発祥の密教を体系的に請来した空海。

大日如来:真言密教のよりどころの本尊。

宇宙の真理そのものを体現しているとされ、法身佛と呼ぶ。

経典では、大日如来が智慧の光で世界を照らし、人々の苦悩を取り除くと教え

 すべての仏は大日如来が姿を変えたものと説く。

空海は大日如来の世界を分かりやすく表現した曼荼羅を伝えた。

 曼荼羅(中央に大日如来)

三密加持とは

手指を組み合わせ、仏の悟りの内容や働きを表す印を結ぶ「身密」

仏に呼び掛ける真言を唱える「口(く)密」

仏の姿を心のなかに説く「意密」

 の三つからなる修行法。

宇宙の真理を体現する大日如来が、人々に対して直接、

 真理を説いていると説き、三密加持を通じて、その言葉を

聞くことができるとした。