過去の記録から黒部五郎岳~薬師岳縦走Ⅰを紹介します。
◆ urology 先輩のK地さんと出会ったツアーでした ◆
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2011年8月18 ~ 22日 北アルプスの最深部、黒部五郎岳~薬師岳を歩いてきた。
Ⓜaitabi 利用、TDは H岡さん、現地ガイドはA沼氏でした。
8月18日(初日) 晴れ、今日は移動のみ
今日の行程は 新宿駅 =新穂高温泉 ⇒ワサビ平小屋
8:30新宿を発ち、14:10 新穂高温泉へ、晴れているが日差しは強くない。
ここから左俣林道を約1.5km歩きワサビ平小屋へ。
この時間下山者が多い。
縦走コースを降りてきた人、皆疲れているのだろう、 口数も少ない。
$風穴
風穴から冷気が出ている場所で休憩、ここで雨が落ちてきた、傘を出して歩く。
$ワサビ平小屋
15:20 笠新道「笠岳登山口」通過、15:40 ワサビ平小屋に。
小屋の横に設けられたプール?に・バナナ・トマト・キュウリが浮かんでいる。
北アルプスの麓の小屋では定番だ、下山者にはうれしい”おもてなし”だ。
風呂もある”民宿に近い”山小屋、明日の早立ちに備え就寝。
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8月19日(2日目) 雨
今日は、ワサビ平小屋 (小池新道)⇒鏡平 ⇒弓折乗越 ⇒双六小屋(昼食)
⇒双六岳 ⇒三俣蓮華岳 ⇒黒部乗越 ⇒黒部五郎小屋 まで歩く。
(行程:上り標高差1000m、下り標高差500m、約15km,11.5時間)
4:50 小屋を発つ、朝から雨が降っている、気温は高い。
合羽はズボンだけ履き、傘をさしてあるくことにした。(TDもガイドもこのスタイル)
このコースは昨年の「裏銀座縦走」で降りてきた道、上りがきついのは承知。
雨が降っているので、蒸し暑さとの戦いになる、まさに「行」である。
6:20 秩父沢通過、晴れていれば涼を癒す場所だが。
$秩父沢
7:40 シシウド平(文字通りシシウドが多いのでこの名がある)で休憩。
下山してくる登山者の靴を見ると一様に汚れている。
話を聞くと「4日間ず~~と雨」との事、そろそろ晴れるか?との希望的観測を持ったが。
上るに従い、雨水が沢のように流れている道に変わる、滑らないように・・・。
逆さ槍(2010年8月)
8:40 鏡平に、「鏡池」に映る「逆さ槍」が売りだが、槍・穂高連峰はに覆われ見えない。
ここから弓折乗越までは1時間、さらに双六小屋まではもう1時間の歩程だ。
10:15 弓折乗越へ、雨があがり元気が出てきた。
:タエヤマリンドウ :ウメバチソウ
ここから双六小屋までは稜線歩き、夏の終わりを告げるウメバチソウが咲いていた。
鷲羽岳
:正面に鷲羽岳、赤い屋根は双六小屋
10:55 クロユリ平で小休止、クロユリは終わっているが、
クルマユリ、トリカブト、シオガマ類が去りゆく夏を惜しむかのように咲いていた。
:タテヤマリンドウ :ヨツバシオガマ :クルマユリ
$双六小屋
11:35 双六小屋へ、合羽を脱いで、カレーライスの昼食、一息着いた。
(行程の半分を消化したことになる)
双六岳への岩場の急登を上る、登れば双六平。
:双六岳
双六平から双六岳への登山道
天国の道
振り返れば、天国の道と称される不思議な光景が拡がる。
天国の道:双六平の先に続く、西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ続く道だ。
今日は雲で何も見えないが。
13:20 双六岳頂(2860m)へ。
:硫黄岳(槍ヶ岳に通じる尾根)の向うに大天井岳が姿を見せていた。
三俣蓮華岳へ向かう頃からまた雨が落ちてきた。
合羽を着けるまでもない、雨が降ったり、日が差したり忙しい天気だ。
:三俣蓮華岳頂
14:55 三俣蓮華岳頂(2841m) まだ天気はもっていた。
薬師岳の雄大な姿も見えるが、黒部五郎岳のカールは姿を見せなかった
カール:氷河の浸食により、深い窪みを描いた山腹の地形。圏谷ともいう=kar(独語)
:薬師岳(でかい)
稜線を黒部乗越へ下る、ここで珍しい色のタテヤマリンドウをガイドが見つけた。
珍しい色の?タテヤマリンドウ (調べたらこの色もあると書かれていた)
タテヤマリンドウ(ハルリンドウ高山型)
花は茎や枝先に1個ずつつく。花冠は淡い青紫色~紫色を帯びた白色で5裂し、
長さ1~2cm。亜高山帯~高山帯の湿った草地に生える。
14:55 黒部乗越、ここから黒部五郎小屋のあるカールの根元に下る。
道は2本ある、①岩がゴロゴロしている急登コース
②ジグザグ坂道のゆったりコース
ジグザグ道はぬかるんで危ないとの情報で、急登コースを下った。
岩で滑れば、何度危ない目にあったかわからないぐらい、長く危険な道だった。
(また登りたくない道でもあった)
16:30 黒部五郎小屋へ、トータル11.5時間の長丁場は終了した。
土曜日、小屋は混んでいたが「一人一畳」は確保できた。
B)黒部五郎岳~薬師岳縦走Ⅱへ続く
twins
辻堂テラッセモールへ出かけ、シラス丼を食べました。
何か、光るもの見っけ!!!