ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌤  夏山も終盤に  ☀・・・

1☆☆☆仙丈ヶ岳

2024年08月11日 | 日本百名山

8月7〜8日、通算1☆☆☆山になる南アルプス「仙丈ケ岳」へ行ってきた。

7日は長野県北沢峠”こもれび山荘”への移動のみ。

 特急あずさで茅野駅へ、南アルプスジオライナー(JR)約1時間で、戸台パークへ

南アルプスクイーンライン(林道バス)を乗り継ぎ、13:00北沢峠着

回目の「こもれび山荘」、周囲を散策

ヤナギラン:(背景は長衛小屋)

ゴマナ:キク科

タカネビランジ:ナデシコ科

竹沢長衛翁」レリーフ

夕食です    

********

8日 起床(周囲がうるさくて起こされた)

天候は問題なし、ベンチで行動食にてエネルギー補給。

仙丈ケ岳

 私の好みでは、日本アルプスで好きな山は北では鹿島槍、南では仙丈である。

何よりその姿がよい。単純なピラミッドでもなければ鈍重な塊(マッス)でもない。

その姿に軽薄や遅鈍のないところが好きなのである。

スッキリとして品がある。ちょっと見ては気づかないが、しばしば眺めているうちに、

次第にそのよさがわかってくるといった山である。【日本百名山:深田久弥】

4:55 「小仙丈コース」登山口   

 登山口➡大滝ノ頭(五合目)➡小仙丈ケ岳➡仙丈ケ岳へ

仙水峠に陽が昇ってきました

5:25 二合目 針葉(シラビソ)樹林

セリバシオガマ:ゴマノハグサ科

6:25 大滝ノ頭(五合目):馬の背ヒュッテ分岐

モレーンといわれる岩の押し出し

6:50 六合目、眺望が開けるが雲が 甲斐駒ヶ岳

   

栗沢山とアサヨ峰   鋸 岳

小仙丈ヶ岳手前のピーク、森林限界です

ウサギギク:小さなヒマワリのような花

タカネヨモギ:キク科 とナナカマド

チングルマ:バラ科、葉はになると紅葉します

振り返ると、甲斐駒と鋸岳は雲のベールに・・・

7:20 小仙丈ケ岳:2855m

岩の山稜に、ここからお花畑がはじまります

左)小仙丈のカール

チョウノスケソウ:バラ科 葉が小判を思わせる

和名は発見者である須川長之助にちなむ

ホシガラスの仕業、ハイマツの実

イワツメクサ:ナデシコ科 日影が似合うシンプルな花

SOON ?!?!

ミヤマコゴメグサ:ゴマノハグサ科 肩を寄せあう

トウヤクリンドウ:リンドウ科 夏に終わりを告げる花

七日は立秋、山は秋を迎えています

下山路です

ミヤマダイコンソウ:バラ科 終わりを迎えています

タカネツメクサ:ナデシコ科

岩を廻り込むと・・・中央)仙丈ケ岳 藪沢カール

いくつ花がありますか? 中央はタカネシオガマ

 山頂直下

イワベンケイ:ベンケイソウ科

チシマギキョウ:キキョウ科

8:25〜9:00 仙丈ケ岳:3033m 1山 🙌 \(^o^)/ 🙌

 南アルプスの山はたいてい連嶺の形を取っているが、その中で仙丈ケ岳

は独立の趣をそなえている。もちろん山脈に連なっているのだが

隣峰との間に著しい降下がある。 遠くから眺めて、ゆったりしたスカイライン

を引いているのが、いかにもおおらかで重厚である。【日本百名山:深田久弥】

大己貴命(おおみなむちのもこと)少名彦命(スクナヒコナ)

薬祖神」といわれる神様が祀られていた

大仙丈ヶ岳:2975m(仙塩尾根)稜線

仙丈藪沢カールと仙丈小屋

 山頂部にある三つのカール、その顕著な刻みが山容を引き緊めている。

三つのカールは、藪沢、小仙丈沢、大仙丈沢、それぞれの源頭に大きく

口を開いている。(中略)この三つの窪みには一番おそくまで

雪が残るので、とくに鮮明な印象を与えられる。【日本百名山:深田久弥】

下り:仙丈小屋➡馬の背ヒュッテ(藪沢コース)大平山荘➡北沢峠

シラネヒゴタイ:キク科

カラマツソウ:キンポウゲ科

トリカブト:キンポウゲ科

ミヤマシシウドと孔雀蝶

お花畑

10:50 馬の背ヒュッテ分岐 ➡藪沢コースへ

 藪沢沿いの道、お花畑が続きます

ハクサンシャジン:キキョウ科

11:20 藪沢の滝

タカネグンナイフウロ:フウロソウ科

マルバタケブキ:キク科 に群がるベニヒカゲ

シャクジョウソウ:ツツジ科

12:45 大平山荘(営業中)

マツムシソウとフジアザミ

タマガワホトトギス:

クリンソウ 山荘前の池一杯に繁殖していました

13:00 こもれび山荘着(写真は早朝のもの)

13:10発 林道バスで戸台パークへ、日帰り温泉で汗を流し、

 17:00発ジオライナーで茅野駅へ、帰途に着いた。

    行程:標高差1217m/9km/7時間

  5:00 登山口 ➡5:25 二合目 ➡6:25 大滝ノ頭(五合目)

   ➡6:50 六合目(眺望開く) ➡7:20 小千丈ヶ岳 

   ➡8:25〜9:00 千丈ヶ岳 ➡9:35 千丈小屋 ➡  馬の背ヒュッテ

   ➡11:20 藪沢の滝 ➡12:45 大平山荘 ➡13:00 こもれび山荘



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (戸台からバスで隣でお話した登山者)
2024-08-16 17:54:17
仙丈ヶ岳は綺麗な山でした。
ご心配おかけしましたが、お天気に恵まれ、間ノ岳、塩見岳(こちらからの稜線がすばらしい)を満喫し鳥倉登山口まで歩けました。
返信する
御無事でよかった。 (can)
2024-08-17 09:27:21
>戸台からバスで隣でお話した登山者 さんへ
>仙丈ヶ岳は綺麗な山でした。... への返信
御無事でよかった、長い縦走コースなので満足感も達成感も味わえましたね?  
返信する

コメントを投稿