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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

鍋嵐(東丹沢)

2017年05月31日 | 神奈川県の山

 5月30日鍋嵐:817m(東丹沢)を歩いてきた。

宮ケ瀬湖畔から登るルートがメインだが、遭難事故が多いので破線ルートになっている。

自分はチャレンジャーではないので、「東尾根ルート」を物見峠からピストンした。

こちらも「登山自粛要請」が出ている。

鍋嵐(ナベアラシ)の由緒については「清川村地名抄」に、

「昔、落武者が丹沢山から吹嵐の沢を登って来てこの地けわしい峯、

ハラスリ(急坂で登るのに腹がすれるの意)、唐沢側は地獄谷に至り、

食料が全部なくなり、もう鍋はいらないということで、ここで鍋を捨てた。

鍋は沢の下の方までころがっていったとのことから、鍋嵐と名付けられた。

『あらし:山の急斜面の上から木材などを投げ下ろす場所=山ことば辞典より』

 又この山で薪炭、木材等の業をして、もうけた人がなく、損がつきごとで、ナベッコワシ、

つまり食べることができない、といったようなことからこの名がつけられたとも言われている」

                        【現在はナベワラシヤマと呼ぶ=清川村役場】

10:30 土山峠バス停に(前回は2月6日、景色が変わっていた)

当日は(30℃)の予報、山中は風が吹いて登山者をサポートしてくれた

お久しぶりです、元気でしたか

左側は鹿柵、倒壊しているが

      

:フタリシズカ        :テンナンショウ        花はなかった    

11:20 辺室山通過   

鍋嵐(左奥)

11:50 二つピークを越えて、鍋嵐(分岐)

11:50~12:00 気合いを入れて昼を食べた 

鍋嵐分岐(入口)

12:08 能ノ爪(というらしい)

12:08~13:03 宮ケ瀬尾根に踏込みロス

*能ノ爪に登らず、「落葉の踏跡」をそのまま進めば鍋嵐へのヤセ尾根へ出た。

*** 以下道迷いの記録 ***

右側に鹿柵が出てきた

宮ケ瀬尾根への分岐

617P(617mピーク)のこと

支尾根を三つ歩く(いずれも崖にぶち当たる。踏跡もない)

*** 道迷いの記録終り ***

13:03 能ノ爪に戻り、西側のヤセ尾根を下った。

13:10 719mピークに(正規ルートを確信)した

719m~鍋嵐へのルートはピークの手前にテープがあった、下る・・・

ヤマツツジ

13:25 最後の鞍部から急登を登る   

13:35 鍋嵐(山)817m   

奥に名もないピークが

丹沢三峰:高畑山

丹沢三峰: 左)太礼ノ頭、中)円山木ノ頭、 右)本間ノ頭

宮ケ瀬湖畔へのルート   

基本的に①「水源の森林 神奈川県」の標柱を目印に

      ②ヤセ尾根を外さず歩けば問題ない

とおせんぼ、両側とも深い谷です

新緑がまぶしい

14:13 物見峠へのルートに合流

 

14:20 物見峠  

煤ケ谷へのルート、土砂の崩壊が激しい 

こんな所を下っています

14:38 大山三峰山への分岐(物見峠をトラバース)

杉の植林帯、枯れが目立った

   

:ユキノシタ         :屋へ行かねば・・・

15:10 煤ケ谷バス停着。

本厚木に戻るバスは1本/1本、16:04発、隣りの清川村バス停で時間をつぶした。

 

        行程:標高差648m、約10km、4.5時間   

      10:30 土山峠バス停 ⇒11:20 辺室山 ⇒11:40~12:00 鍋嵐分岐・昼食

       ⇒12:08~13:03 (能ノ爪~宮ケ瀬尾根へ踏込みロス) ⇒13:10 719mピーク

       ⇒13:35 鍋嵐 ⇒14:05 能ノ爪 ⇒14:20 物見峠 ⇒15:10 煤ケ谷バス停


社山(日光)

2017年05月29日 | 栃木県の山

5月20日日光社山へ、ヤシオツツジを求めて遠征してきた。

社山:1827m 日光市と足尾町の境、日光駅の西15km。

中禅寺湖の南岸にあり、西に黒檜岳、南に半月山がある。

東武鉄道~バスを使って登山口になる中禅寺温泉へ(約5時間の移動だった)

10:20 中禅寺温泉バス停を後に、立木観音へ向かう。

(男体山の登山口二荒山神社もすぐそこ)

中央が社山:1827m、鞍部が阿世潟峠

中禅寺(立木観音)通過

      

:ヒナソウ

北アメリカ東部原産の草花で毎年花を咲かせる小型の多年草です。

日本には明治時代に観賞用に入ってきたのがはじめと言われています。

草丈は15cm前後で、葉は1cmほどのへら状です。

地下茎のように地面を横に走る枝で広がりクッション状に茂ります。

1cm前後のかわいらしい花を上向きに咲かせます。

 

 

      

:ハルリンドウ        :ニリンソウ         

11:10 『中禅寺湖周遊歩道』を歩いて、狸窪(半月峠分岐)

遊歩道は、登山者よりも「釣人」が多かった。

11:30 阿世潟、ここから登山道へ

(クリンソウ咲く千手ケ浜へは約9kmの距離です)

土が流されたような地形、林床には小さな花が、ワチガイソウが多かった。

11:45~12:00 阿世潟峠:1410m・昼食、登りを前に気合いを入れた。

標高の話をしておきましょう。

東武日光駅:537m、いろは坂を上って中禅寺温泉バス停:1282m、社山:1827m

少し肩が落ちてるよ、T﨑さん

小さな岩峰1550mから見た山頂(左奥)

アカヤシオの向うには男体山、左奥は太郎山(関東百=未踏

   

眺望の良い尾根道です

白根山:2578m、前白根:2373m、白桧岳:2394m、雪が残っています

あと少し・・・・・・

山頂手前の奇岩「鯨岩?」

12:55 社山、55分できました。

(阿世潟峠から分でピストンの予定=昭文社の歩程は30分)

山頂は眺望なし、少し奥からの眺望です。

T﨑さんは「蛙岩」と命名しました。

正面が半月山、鞍部が阿世潟峠

      

シロヤシオ(蕾)      :ヤマザクラ          :オオカメノキ

      

:ワチガイソウ

期待したシロヤシオはまだ蕾にもなっていなかった。

14:00 阿世潟

      

ミヤマネコノメソウ     :スミレの新種       :ヒメイチゲ

 

15:07 中禅寺温泉バス停です

       行程:標高差547m、約12.6km、4.5時間  

     5:38 JR山手駅 = 9:16 東武日光駅 =10:20 中禅寺温泉バス停

      ⇒10:35 立木観音 ⇒11:10 狸窪 ⇒11:45~12:00 阿世潟峠・昼食

      ⇒12:55 社山 ⇒13:45 阿世潟峠 ⇒14:15 狸窪 ⇒15:07 中禅寺温泉

**

トウゴクミツバツツジとミツバツツジは何処が違うのか?  

トウゴクミツバツツジはより高所の山に生えるのだが、色や姿形では区別がつかない。

明解な答えがありました。

トウゴクミツバツツジは雄しべが10本、ミツバツツジは5本だそうです。


宮地山

2017年05月16日 | 山梨県の山

5月14日、「踏み跡薄い」宮地山~セーメーバンを歩いてきた。

雨上がり、回復基調の予報だったが、に降られた。

9:10 バス停に(やっと)着いた

大月駅から乗ったバスはここへは停まらない、終点の浅川まで行って、戻ってきた。

(バスのドライバーさんは戻りのバス料金は免除してくれた)

宝鐘寺薬師堂

9:20 少し解りづらい登山口(バス停から少し歩き、新薬師橋を渡ってきた)

道は荒れている。

新緑にヤマツツジがアクセントを

9:55 用沢(集落)からの合流点(標高703m)

10:45 急登!!!を一気に登って「山の神」

「山神大権現」は、宮地山の由来に深く関わっている。

山麓一帯が神社領であったことから宮(神社)の土地になっている山

という意味で、宮地山と名付けられたようです。

11:00 霧に包まれた宮地山

11:30 大垈山までは「ほぼ稜線上を行く」とあったが、表示がない。

(ホットした手製の表示、「ひっち」さん御正体山でもこの表示板を見た)

の食害対策、ここを登ると(小雨が降っていた)

11:50 大垈山分岐、雨が本降りに

12:00 大垈山、西側に眺望あり、晴れれば富士山も見えるが・・・

金山峠への登山道(大垈山を巻くルート)

セーメーバンへの分岐へ戻って昼食、合羽を着た。

12:45 分岐から下ってセーメーバン山

不思議な山名の由来は、平安時代の陰陽師、安倍清明伝説からとも言われている。

漢字では「清明盤」と書かれ、伝説では村人に頼まれて水を引く約束をした安倍清明が、

鬼に阻まれて命を落としたとも言われるが、詳細は不明。

 

鉄塔の巡視路にそってサクラ沢峠へ下る、伐採地も。雨はやみも差してきた。

正面)高川山 右)花咲山 いづれも既登

13:20 サクラ沢峠、西に降りれば遅能戸(おそのうと)バス停に

高ノ丸を経てトズラ峠へ向かう

13:45 トズラ峠~笹平~稚児落しへ  

鹿の糞 

笹平(鉄塔のみ)~稚児落しの道中にあった「富士山景勝地」

今日は『雲富士だ』とは、T﨑さんの表現、たまにいいことを言う・・・

14:25 下って稚児落し(岩殿山への分岐)

稚児落し  

15:00 登山口

今日出会った花たちです。

ヒメウツギ

ササバギンラン

ジュウニヒトエ

中央道   

15:20 大月駅着 

今日は母の日でした。   

    行程:標高差776m、約14.5km、6時間   

   8:10 大月駅バス停 =9:10 林沢戸入口 ⇒9:20 登山口

    ⇒9:55 用沢合流点 ⇒10:45 山の神 ⇒11:00 宮地山

    ⇒11:50 大垈山分岐・昼食 ⇔12:00 大垈山 ⇒12:45セーメーバン

    ⇒13:20 サクラ沢峠 ⇒13:45 トズラ峠 ⇒14:25 稚児落し 

    ⇒15:00 稚児落し登山口 ⇒15:20 大月駅 


アオネバ渓谷ピストン(佐渡2)

2017年05月12日 | その他の山

5月8日(月)ドンデン山荘~アオネバ渓谷をピストンしてきた。

夜半、西南西の強風が終始吹いていた。

部屋は「ヒトリシズカ」2段ベッドの4人部屋です

どの部屋にも花の名前が付いていますが、何で「ヒトリシズカ」なの?

6:30 シンプルな朝食です 

今日も西南西の風、風力10mと予報が出ていた。

(雲の動きも大きく、金北山縦走を予定したパーティも視界不良で戻ったようだった)

7:05 雲が晴れればこの通り金北山です、風は強かった。

 

7:25 金北縦走路入口

アオネバ(青粘)渓谷登山道です 

      

7:40 アオネバ十字路、金北山は左へ 

      

:ザゼンソウ          :シラネアオイ        :ヒトリシズカ

      

:サンリンソウ       :キクザキイチゲ      :スミレ

シラネアオイ、ニリンソウ(三輪が多かった)、カタクリは終わっていた。

8:20 ユブ(1/3の歩程) 

ヒトリシズカが多かった(部屋の命名の意味がわかった)

8:40 落合(沢筋)

      

:オオイワカガミ       :ニシキゴロモ         :ジュウニヒトエ

水川内沢という名が付いていました

  

  

      

:オドリコソウ         :チゴユリ           :ショウジョウバカマ

9:10 アオネバ渓谷登山口:296m。小休止して登り返します

      

:エチゴキジムシロ                      :ナニワズ 

10:20 ユブ(霧が出てきた)

林の中を覗けばカタクリが・・・

10:55 アオネバ十字路へ戻ってきた。 この霧です・・・

11:40 ドンデン山荘へ戻ってきた

霧は晴れ(強風は吹いている)両津港を俯瞰しました。(左が日本海、右は加茂湖)

【標高差594m、約7.8km、4.5時間】 アオネバ渓谷ピストンは無事終了

昼食を食べて、14:20発ドンデンライナーで両津港へ、フェリーで新潟港へ。

朱鷺ではないウミネコです

花を堪能した佐渡、見た花を以下に記しました。     

アマナ、エゾエンゴサク、エチゴキジムシロ、エンレイソウ、オオイワカガミ、オオカメノキ

タチツボスミレ、カタクリ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、チゴユリ

ニリンソウ(サンリンソウ)、ヒトリシズカ、ミヤマカタバミ、ユキワリソウ、ミズバショウ

オドリコソウ、ニシキゴロモ、ミズバショウ、ザゼンソウ、タムシバ・・・。 


ドンデン山(佐渡1)

2017年05月11日 | その他の山

5月7日~8日と新潟へ、佐渡ケ島へ渡り、豊富な『春の花』を見てきた。

9:20 新潟港から佐渡汽船で両津港へ

11:50 両津港(度目)、ドンデン山(右)

金北山:1172m(が見える)

13:40 両津港から「ドンデンライナー」でドンデン山荘へ

天気はいいけど強風(約10m)が吹いていた。

カメラだけ持って、

ドンデン山荘~ドンデン山940m~ドンデン池~ドンデン山荘と歩いてきた。

13:50 登山口、普通に(無数の)カタクリが咲いていた。  ↓ ↓ ↓

      

      

:ウコンウツギ        :フキノトウ          :アマナ

稜線を渡る風が、立つのも困難なほど

 ドンデン(尻立山):タダラ峰、両津港の北西8km、霧立山・ドンデン山・芝山の総称。

大佐渡山地の中央部に位置する、西斜面にはモリアオガエルが棲息する

 ドンデン池がある 【日本山名辞典】

タタラとは足で踏んで空気を送る大きなふいごの事。 【広辞苑】

ドンデンとは、佐渡では湿地を指す 【山の不思議】

金北山への縦走路、約14km、7時間の歩程とある(今回はパスした)

ドンデン池(右奥)へ下る

14:30 ドンデン池

近づくと物音が、蛙が水の中へ戻る音、黒い蛙(モリアオガエル)だったようだ。

      

:キジムシロ         :ミズバショウ

       

:エンレイソウ       :アズマイチゲ       :キクザキイチゲ  

   

:シラネアオイ       :ミヤマカタバミ

15:00 金北山縦走路入口(明日はここからアオネバ登山口までピストン)

      

:エンゴサク                           :ユキワリソウ

スミレも  ありまっせ・・・

15:30 アオネバ山荘へ戻った(下界は両津港)

標高差50m、約5kmのウォーミングアップだった。

夕食、ヤナギガレイ(子持ち)も美味だった。