5月30日鍋嵐:817m(東丹沢)を歩いてきた。
宮ケ瀬湖畔から登るルートがメインだが、遭難事故が多いので破線ルートになっている。
自分はチャレンジャーではないので、「東尾根ルート」を物見峠からピストンした。
こちらも「登山自粛要請」が出ている。
鍋嵐(ナベアラシ)の由緒については「清川村地名抄」に、
「昔、落武者が丹沢山から吹嵐の沢を登って来てこの地けわしい峯、
ハラスリ(急坂で登るのに腹がすれるの意)、唐沢側は地獄谷に至り、
食料が全部なくなり、もう鍋はいらないということで、ここで鍋を捨てた。
鍋は沢の下の方までころがっていったとのことから、鍋嵐と名付けられた。
『あらし:山の急斜面の上から木材などを投げ下ろす場所=山ことば辞典より』
又この山で薪炭、木材等の業をして、もうけた人がなく、損がつきごとで、ナベッコワシ、
つまり食べることができない、といったようなことからこの名がつけられたとも言われている」
【現在はナベワラシヤマと呼ぶ=清川村役場】
10:30 土山峠バス停に(前回は2月6日、景色が変わっていた)
当日は(30℃)の予報、山中は風が吹いて登山者をサポートしてくれた
お久しぶりです、元気でしたか
左側は鹿柵、倒壊しているが
:フタリシズカ :テンナンショウ 花はなかった
11:20 辺室山通過
鍋嵐(左奥)
11:50 二つピークを越えて、鍋嵐(分岐)
11:50~12:00 気合いを入れて昼を食べた
鍋嵐分岐(入口)
12:08 能ノ爪(というらしい)
12:08~13:03 宮ケ瀬尾根に踏込みロス
*能ノ爪に登らず、「落葉の踏跡」をそのまま進めば鍋嵐へのヤセ尾根へ出た。
*** 以下道迷いの記録 ***
右側に鹿柵が出てきた
宮ケ瀬尾根への分岐
617P(617mピーク)のこと
支尾根を三つ歩く(いずれも崖にぶち当たる。踏跡もない)
*** 道迷いの記録終り ***
13:03 能ノ爪に戻り、西側のヤセ尾根を下った。
13:10 719mピークに(正規ルートを確信)した
719m~鍋嵐へのルートはピークの手前にテープがあった、下る・・・
ヤマツツジ
13:25 最後の鞍部から急登を登る
13:35 鍋嵐(山)817m
奥に名もないピークが
丹沢三峰:高畑山
丹沢三峰: 左)太礼ノ頭、中)円山木ノ頭、 右)本間ノ頭
宮ケ瀬湖畔へのルート
基本的に①「水源の森林 神奈川県」の標柱を目印に
②ヤセ尾根を外さず歩けば問題ない
とおせんぼ、両側とも深い谷です
新緑がまぶしい
14:13 物見峠へのルートに合流
14:20 物見峠
煤ケ谷へのルート、土砂の崩壊が激しい
こんな所を下っています
14:38 大山三峰山への分岐(物見峠をトラバース)
杉の植林帯、枯れが目立った
:ユキノシタ :床屋へ行かねば・・・
15:10 煤ケ谷バス停着。
本厚木に戻るバスは1本/1本、16:04発、隣りの清川村バス停で時間をつぶした。
*
行程:標高差648m、約10km、4.5時間
10:30 土山峠バス停 ⇒11:20 辺室山 ⇒11:40~12:00 鍋嵐分岐・昼食
⇒12:08~13:03 (能ノ爪~宮ケ瀬尾根へ踏込みロス) ⇒13:10 719mピーク
⇒13:35 鍋嵐 ⇒14:05 能ノ爪 ⇒14:20 物見峠 ⇒15:10 煤ケ谷バス停