ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌤 梅雨明け、夏山突入です ☀・・・

Japan 破れたり!!

2014年06月28日 | 日記

 6月25日(日本時間)1敗1分けで迎えたVSコロンビア戦に 1:4で破れ

期待された予選リーグ突破、ベスト入りはならなかった。

期待が大きいだけに、落胆も大きい。

:開会式

以下が予選リーグ戦の最終結果。

(コメントは個人的な感想です)

グループ A

 予選結果

試合結果

ランキング

ブラジル

2勝  1分け

クロアチア

1勝2敗

18

メキシコ

2勝  1分け

20

カメルーン

3敗 

56

 ◆ブラジルとメキシコが順当に勝ち上がった。

グループ B

 予選結果

試合結果

ランキング

スペイン

1勝2敗

オランダ

3勝

15

チリ

2勝1敗

14

オーストラリア

3敗

62

 ◆FIFAランキング1位のスペインが敗退、オランダの攻撃力の前になすすべも

  なく敗れた(予選リーグ一番のサプライズだ)

グループ C

 予選結果

試合結果

ランキング

コロンビア

3勝

ギリシャ

1勝1敗1分け

12

コートジボワール

1勝1敗1分け

23

日本

2敗1分け

42

 ◆南米の雄コロンビアが順当に、ギリシャは幾多の困難を乗り越え勝ち抜いた。 

グループ D

 予選結果

試合結果

ランキング

ウルグアイ

2勝1敗

コスタリカ

2勝  1分け

28

イングランド

  2敗1分け

10

イタリア

1勝2敗

 ◆死の組から勝ち残ったのは、ウルグアイとコスタリカ。

優勝経験国のイタリアとイングランドが(順当?)敗退、2番目のサプライズか?

(日本は本番前のコスタリカ戦の勝利しているが、親善試合と本番は違う)

グループ E

 予選結果

試合結果

ランキング

スイス

2勝1敗

エクアドル

1勝1敗1分け

26

フランス

2勝  1分け

17

ホンジュラス

3敗 

33

 ◆フランスの強さが目立った、ランキング通りの結果に。

グループ F

 予選結果

試合結果

ランキング

アルゼンチン

3勝

ボスニア・ヘルツェゴビナ

1勝2敗

21

イラン

   2敗1分け

43

ナイジェリア

1勝1敗1分け

44

◆相手に恵まれたアルゼンチンが、ナイジェリアも頑張った。

グループ G

 予選結果

試合結果

ランキング

ドイツ

2勝  1分け

ポルトガル

1勝1敗1分け

ガーナ

   2敗1分け

37

米国

    〇

1勝1敗1分け

13

 ◆最終戦までもつれた2位争い、米国が踏んばった。

グループ H

 予選結果

試合結果

ランキング

ベルギー

3勝

11

アルジェリア

1勝1敗1分け

22

ロシア

   1敗2分け

19

韓国

2敗1分け

57

◆前評判の高いベルギーは順当に、アリジェリアは混戦を抜け出した。 

ランキングとあるのは、最新(6月)のFIFAランキングです。 ↓

 http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/fifarannking.htm

日本が所属するグループC、予選を抜けたコロンビア:8位、ギリシヤ:12位です。

このランキングで見る限り、『順当』な結果でした。

日本に対する過大な期待、

 もしかしたら勝てる⇒頑張れば何とかなる⇒予選突破は可能だ⇒予選突破だ

こんなロジックで

『日本分けで予選突破』が既成事実化していったのでしょう。

現実は厳しい、『強いものが勝つのではなく、勝ったものが強い』 のだ。

FIFAランキング1位のスペインも、なすすべもなく敗れ去ったのだから。

 

   6/15(日) 10:00

             コートジボワール 2 - 1 日本 

:この写真を見て、予選敗退の4文字は想定すらされなかった。

日本は、今大会の初戦でコートジボワールと対戦し、1対2で逆転負けした。

過去最高のベスト8以上の成績を目指す日本は、今大会の初戦で3大会連続出場の

コートジボワールと対戦、日本は前半16分、左サイドの長友佑都選手からパスを受けた

本田圭佑選手が左足でシュートを決めて先制点を奪った。

しかし後半は一方的に攻められる展開となり、19分にボニ選手のヘディングシュートで

同点に追いつかれ、さらにその2分後にも同じような展開でジェルビーニョ選手に頭で

決められて、逆転を許した。

日本は、このあとフォワードに大久保嘉人選手や柿谷曜一朗選手を投入しましたが

思うような攻撃はできず、1対2でコートジボワールに逆転負けし、今大会の初戦を白星で

飾ることはできなかった。 

⇒最低でも引き分け、勝って勝ち点3を計算していたが、リードした後のチームが

 守りに入ったように見えた。 

前半16分の得点がチームに微妙な空気が流れたのか。

守りきるには長い時間(冷静に考えればわかるのだが)だが。

 (リスクをおかしてでも)2点・3点と取りにいくチームではなかったのか?

 結果的に早い時間での本田のゴールが、全てを狂わせたのは皮肉だった。

**

   6/20(金)  7:00

              日本  0 - 0  ギリシャ   

 

・日本、攻めきれず、ギリシャと 0-0 勝ち点1

・10人相手何度も好機、支配すれど空砲16発

本田「勝ち点3を目指すだけ」

・闘い抜く次も

・本田「アイデア」足りない

・サイド攻撃クロスに偏る

空中戦しないはずでは・・・中西哲生

試合後に書かれた新聞の見出しです。

この試合で崖っぷちに立たされました。 

***

    6/25(水) 05:00

              日本  1 - 4  コロンビア 

岡崎の岡崎らしいゴール、質の高い得点だった。

・あと一歩勇気があれば

・岡崎一矢 低空ヘッド

・組織力も戦い抜く気迫もなかった・・・トルシエの目

・「自分たちらしさ」だけでは勝てない・・・西野 郎

                               ****

最後に中田英寿のことばを・・・敗戦糧に次の段階へ進む時

 僕にとって残念だったのは、結果以上に3試合を通して日本らしいサッカーを

   見られなかったことだ。

W杯が戦いの場である以上、結果を求めるのは当然だ。

僕が現役の頃は、目先の勝利を追い求めることしかできなかった。

それくらい僕の、そしての日本サッカーも未熟だった。

しかし、もう次の段階に進むきていると思う。

この敗戦を糧に、日本のサッカーは何なのか、

             立ち止まって考えてみる時期ではないだろうか。

それこそが、50年後、日本のサッカーが本当の意味で強くなるための

             道筋のような気がする。

                    ****

マスコミでは今回の結果を踏まえ『戦犯』探しがはじまっている。

『力があるのに、力を発揮できなかった』との考えからだ。

本当にそうだったのか・・・この辺を含めて前向きな論議を期待したい。

世界一をめざす長~~~い距離が、一歩でも前へ進む方向にと思うのは、

                          64歳のおじさんだけではないだろう。

 

                    

決勝トーナメントが29日からはじまる 

Japanへの心配は横に置いて、純粋に世界のレベルを楽しもう。

どこが優勝するのも興味をそそるが、世界のレベルをしかとこの眼で確かめよう。

 


「春を背負って」

2014年06月26日 | 日記

6月26日(木)午後からは所用があり、午前中は久しぶりに映画を見た。

桜木町の横浜ブルグ13で「春を背負って」を二人で。

映画は好きだ、好みは洋画。

DVDではなく映画館のスクリーンで、しかも大音響で見るのが定番だ。

この2~3年洋画が元気がない。 

完全に 邦画>洋画 の関係になっている。

とはいっても邦画のいい作品は見ている、今回もその一環。

ストーリーはともかく「山と花」の絵を見るだけでも価値があるだろうと期待して観た。

あらすじ:【オフィシャルホームページから①】

立山連峰で山小屋〝菫小屋〟を営む厳格な父(小林薫)に育てられた長嶺亨(松山ケンイチ)。

社会人になった亨はそんな父から遠ざかるように金融の世界で、会社の歯車として

毎日を過ごしていた。


そんなある日、父の訃報が突然届く。

帰郷した亨の前には気丈に振る舞う母(檀ふみ)、その姿を沈痛な想いで見守る山の仲間たち、

そして見慣れぬ一人の女性・高澤愛(蒼井優)の姿が。

彼女は心に深い傷を負い、山中で遭難しかけたところを亨の父に助けられた過去があった。

父が遺した菫小屋と、父の想いに触れた亨は、都会での生活を捨て小屋を継ぐことを決意する。

山での生活に悪戦苦闘する亨の前に、父の友人と名乗るゴロさん(豊川悦司)が現れる。

世界を放浪してきたゴロさんの自然に対する姿勢や愛の天真爛漫な笑顔に接しながら、

亨は新しい自分の人生に向き合い始める。

長嶺亨(松山ケンイチ)シリアスな演技は勉強の余地あり。

**

人の一生を左右する出来事は、突然にやってくる。

準備万端というわけにはいかない。

 俺は何の仕事に向いているのか?

  何の仕事についたらいいのか?

そんな職業選択に悩んでいる人は一度見たらいい。

 衝撃的な出来事の「布石・経験」は当然存在する。

これは自分の置かれた立場、過去の経験も含めてだが。

人間は意志の動物と言われる、その衝撃的な事実にぶつかって、一歩大きく足を

踏み出す時の「藤」はあるが・・・・。

衝撃的な事実にぶつかって、道を決めた人は幸福なのかもしれないというのが

正直な感想だ。

山の連なりも花の美しさも、見慣れている者にとっては”今一つ”の感が残った。

高澤愛役の(蒼井優):演技が気に入った女優さんだ。

**

日本映画史に残る数々の名作を手掛けてきた名キャメラマン・木村大作。


その彼が初めて監督した09年公開の『劔岳 点の記』は、木村監督にしか撮れない雄大な

自然と、それに翻弄されながらも自分たちの仕事をやり遂げる人間たちの姿を余すところなく

描き、大ヒットを記録した。

あれから5年——木村監督の最新作『春を背負って』は、笹本稜平の同名小説を原作に、

父から子へと受け継がれる想い、仲間を想う人間たちにスポットを当て、山に生きる人々の

”家族“の物語が描かれる。

今回は原作の舞台・奥秩父を、立山連峰の3000mを超える大汝山に建つ山小屋へと変更。

⇒大汝山の休憩所でした。

その山頂から見える360度の大自然を背景に、美しい四季の移ろいを映し出している。

また「人は皆、何かを背負って生きていくしかない」という木村監督の人生哲学に、高地の山小屋

は様々な想いを背負った人がたどりつく場所としても相応しい舞台と言えるだろう。

                                     【オフィシャルホームページから②】

***

ビヨンド・ザ・エッジ(歴史を変えたエベレスト登頂)

1953年5月29日 エドモンド・ヒラリーによる、世界最高峰エベレスト初登頂

人類史上、もっとも勇敢な冒険が、迫力の3D映像で甦る。

が公開される、これも見なければ。

「春を背負って」の舞台立山は登ったことがあるが、エベレストは仕事の都合でいけないから。

ちなみにエベレスト初登頂の日は、愚妻の生まれた日でもある:どうでもいいことですが。


立山~剱岳Ⅱ

2014年06月22日 | 日本百名山

B)立山~劒岳Ⅱです。

▲8月7日(3日目)

劒岳をピストンし、室堂へ下る行程です。

 北アルプスの南の重鎮を穂高だとすれば、北の俊英は剣岳であろう。

層々たる岩に鎧われて、その豪宕(ごうとう:気性が雄大で小事にかかわらいこと)

峻烈、高邁の性格は、この両巨峰に相通じるものがある。

大学山岳部が有能な後継者を育てるための夏季合宿、精鋭を誇るクライマーの

クラブが困難なルートを求めて氷雪に挑む道場を、たいていはこの穂高か剣に選ぶ

のも故あるかなである。

~中略~ まことに剣岳は、そんな昔から、それを仰ぐ人々の心を高揚する山である。

何よりその風采の豪毅にして颯爽たる点である。

日本アルプスの高峰にはそれぞれの風格があるけれど、一つの尖端を頂点として

胸の透くようなスッキリした金字塔を作っているのは、この剱岳と甲斐駒ケ岳ぐらいであろう。

                                   【日本百名山:剱岳より引用】

3:15 星がまたたく中、ヘッドランプを点灯しサブザックで歩き出す。

先行するパーティーのライトが行く手を照らしている。

昨夜劒岳を登るにあたってガイドから注意があった。

 ①両手をフリーにすること。

 ②歩行中のカメラ撮影は禁止。  の2点である。

カメラ撮影を制限されるのは本意ではないが、従う。

:剣山荘

剣山荘(下山時に撮影)

雪渓を2カ所渡り、剣山荘へ、ヘッドランプに朝露に濡れたハクサンフウロが光っている。

ここを過ぎると「一服剣」への登りがはじまる。

4:20 一服剣(2618m)へ、夜はまだ明けない。

前方に「前剣:2813m」があるのだが闇の中。

前剣への登りは傾斜もきつく、足場も悪い、落石にも注意が必要だ。

下山時の事故が最も多いところだと聞いている)

後立山の夜明け

:前剣への登り

5:20 前剣(2813m)へ、朝日も高く登り、周囲の山々が姿を見せる。

剣本峰

立山三山(奥)

鹿島槍ケ岳

前剣を下り、「平蔵のコル」の鎖場へ、このあたりから一方通行になる。

足場もしっかりしているし、高度感もない、むしろ下りが怖い感じだ。

一度登り、岩場を下ると、カニノタテバイが待っている。

:カニのタテバイ

6:55 カニのタテバイに、垂直に近い20m弱の登り、騒ぐことはなかった。

鎖に頼らなくても「足場も手掛かり」もある、鎖を使うことなく登った。

大きな岩を登れば、早月尾根(はやつきおね)との分岐だ。

北アルプス三大急登に数えられる早月尾根(馬場島から樹林を10時間歩く)歩いたこと

はないが、間違いなくNoの急登だろう。

:劒岳山頂

7:40~8:00 懸念された渋滞もなく、劒岳山頂に着いた。

ガスで周囲の眺望はかくれ何も見えない。

山頂には映画「点の記」で名をはせた三等三角点があった。

:カニのヨコバイ

8:20 最大の難関カニノヨコバイへ。

まず垂直に下り、カニノヨコバイに入る際、足の置き場を間違えると、前に進まない。

(ステップを変更するだけのスペースがないのだ)

ここは降りる前に、ガイドがうるさく何度も繰り返していた。

無時鎖にサポートしてもらい歩く、下が見えるので恐怖感もある。

最後に垂直に架けられた梯子を降りて着地。

:平蔵のコル

平蔵のコルを登り返し、9:30 前剣へ戻る。

:前剣

ここからの下りが一番事故の起きる場所、気合いを入れて下る。

こんな急登を登ってきたのかと感じさせる登山道。(夜明け前、暗くてわからなかった)

落石が怖い、常に人が歩く道を辿れば問題ないが、追い越したりすると、トレースを

踏まないので落石を起こす可能性が大きくなる。

10:20 無事一服剣へ。

ここからの下りでカメラが解禁された。ここから続くお花畑を”どうぞ”という配慮か。

      

:タテヤマリンドウ    :ハクサンフウロ      :イワツメクサ

:剣沢

11:05 剣沢小屋に帰ってきた。

11.5時間の歩程、久しぶりに充実感に満たされた劒岳ピストンだった。

カレーライスの昼食、麦茶で喉を潤し、おかわりをした。

12:15 雷鳥沢へ向かう。

昨日霧雨のなか、明日の天気を気にしながら降りた道、肩にかかるリュックは重いが、

足は元気だ。

      

:コケモモ           :ヨツバシオガマ       :トウヤクリンドウ

13:20 剣御前小屋へ、後は雷鳥沢へ下るのみ、歩程は1時間とある。

ガスが出てきた、下界の雷鳥沢は晴れている。

雲の動きは急だ、下りはじめると”にわか雨”が落ちてきた。

称名川を渡り雷鳥沢のキヤンプサイトを抜けて、14:45 ロッジ立山連峰へ。

地熱で沸かした温泉(めっちゃ熱かった)で汗を流し、達成感を味わった。

**  

        行程:登り標高差500m、約8km、約14時間 

       3:15 剣沢小屋 ⇒4:20 一服剣 ⇒5:20 前剣 ⇒(カニノタテバイ)

        ⇒7:20~7:50 劒岳山頂 ⇒8:20(カニノヨコバイ) ⇒9:30 前剣

        ⇒10:25 一服剣 ⇒11:05~12:15 剣沢小屋・昼食 

        ⇒13:20 剣御前小屋 ⇒14:45 ロッジ立山連峰 

                 日本百名山66 劒岳 完登

***

■8月8日(最終日)

 立山連峰ロッジ~みくりが池~室堂ターミナル=新宿へ戻る。

7:00 立山連峰ロッジを出て、みくりが池周辺を策。

みくりが池と立山

大日岳(左)と奥大日岳(右)、手前は地獄谷

浄土山

         

:イワギキョウ        :ヤマハハコ       :キンポウゲ

      

:チングルマ

      

:イワショウブ    :ミヤマホツツジ     :ミヤマダイモンゾソウ

みくりが池周辺の花たちです。

:partner

縦走しか出番がない、45Lのリュックです。

8:40 定刻通り室堂ターミナルを発ち、16:15 猛暑の新宿へ戻った。

  twins  

何やら楽しそうに話をしています。  


立山~剱岳Ⅰ

2014年06月21日 | 日本百名山

∵ 今週は雨空、山は休み、今回も過去の記録から紹介します。

2011年8月5~8日まで立山三山~劒岳を歩いてきました。

Ⓜmaitabi 利用、TDは井さん、現地ガイドは有明所属の名でした。

 8月5日(初日)

 新宿からバスで(関越道=上信越道=立山有料道路)室堂ターミナルへ移動

 ここから一ノ越山荘まで標高差250m、約1.8kmを歩く。

 8:00 新宿発、つの高速を乗り継ぎ14:50 室堂ターミナルへ。

15:30 一ノ越山荘へ歩く。約30分歩き、雪渓の近くで休む、雷が鳴っている。

室堂平のお花畑は夏の花が残っていた。

         

:チングルマ       :コバイケイソウ    :ハクサンボウフウ    :岩桔梗

16:30 雷に遭遇することなく一ノ越山荘へ着いた。

一ノ越山荘は浄土山(2831m)と雄山のコルにある、便のいい小屋だ。

部屋はユッタリ、夕食にはシチューが出た、若千温いが美味しかった。

**

▲8月6日(2日目)

今日の予定は、立山三山を縦走し、別山を経て剣沢小屋へ下る。

5:00 朝早起きして、小屋の外へ出た、日の出は雄山で見えない。

昨日ガスで見えなかった南側の眺望を見る事ができた。

室堂方向:正面は大日岳

正面:餓鬼岳と悪沢岳、その奥に富士山が頭を出している。

北アルプスのランドマーク槍ヶ岳

薬師岳

6:30 朝食、7:30 一ノ越山荘発、ガスが出て霧雨も降っている。

合羽着用、予報は終日この天気が続くという、気が重い。

立山は雄山・大汝山・富士ノ折立と三山の総称だ。

最高峰は大汝山だが、雄山に神社もあり、社殿もあるので主峰は雄山になる。

 立山はわが国で最も早く開かれた山の一つである。

縁起によれば701年佐伯有若(さえきのありわか)が越中の国司として在任中、

その子の有頼が白鷹を追って立山の奥深く入り、弥陀三尊の姿に接して随喜褐迎し、

慈興と号して立山大権現を建立したという。

~中略~立山は私がその頂を一番数多く踏んだ山の一つである。

中でも頂上の雄山神社の社務所に泊めてもらって、早暁、日の出を拝した時の印象は忘れない。

四方の山々が雲海の上に目ざめるように浮かび上がってくるのを眺めながら

やはり立山は天下の名峰であることを疑わなかった。    【日本百名山より引用】

:祠

ガレ場の急登を登って行く、周囲は何も見えない。

標高差約300mの登り、由緒ある?祠が三つ、お金ではなく石が納められていた。

:雄山山頂

8:20 山頂へ、三角点は社務所横にあるが、神社はさらに上にある。

祈祷料500円を払って神社へお詣り。(御札を2枚貰った)

:大汝山

8:55 大汝山へ、最高峰だが申し訳程度の目印があるだけ。

晴れていれば眼下に黒部湖が眺望できるのだが、ガスしか見えない。

この標高になると咲く花も限られてくる、岩場にイワギキョウが雨に濡れていた。

やまない霧雨の中、富士ノ折立へ向かう。

9:25 富士ノ折立鞍部へ、山頂が霧に霞んでいる。

山頂へ行っても眺望は望めないとの判断から、トラバースし、真砂岳へ歩を進める。

:真砂岳

10:05 真砂岳(小ピーク)通過。

:別山頂

11:05 別山山頂、ここで昼食。

ガイドの一人(南極越冬隊経験者)が合羽を着ないでTシャツで歩いている。

見ると鳥肌が立っている。少し弄ってみた。

Q:寒くないですか?     A:寒くないよ。     Q:鳥肌立ってますよ?   A:・・・・・。

Q:合羽持ってないんですか?    A:持ってます。

Q:そうか越冬隊経験者だから、皮膚も「ゴテックス」になってるんだ。

A:ははは、ですかね。  

霧雨がやまないので、剣御前には寄らず、剣沢へ直接降りることに。

石がゴロゴロしている道を下る、両側はお花畑。

ダイモンジソウ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲの黄色が鮮やかだった。

      

:ダイモンジソウ     :ミヤマキンポウゲ     :ハクサンイチゲ

別山乗越分岐で小休止、

剣沢雪渓下のキヤンプサイトに色りのテントが張られている。

: キヤンプサイト

12:15 ほぼ予定通りに「剣沢小屋」に入る。

新装なった小屋、定員は64人。 4人ベッドに5人の割り当て、まずまずだ。

トイレは水洗、シャワーも常備され、お湯も出る。

木の香も新鮮ないい小屋だ。 ベッドでウトウトして時間をつぶす。

日が差しきた、カメラを持って外へ出る、「」は姿を見せてくれた。

明日の予報は「晴れ」とのうれしいニュース、小屋の若主人も晴れるでしょうと言っている。

実は立山を歩いているとき、最大の関心事は明日の天気だった。

雨なら撤退も充分にあるからだ、その判断はガイドに委ねている。

18:00 夕食、明日は3:15小屋を出る、19:00就寝

夜中目が覚めて外へ出たら星が出ていた、懸念は・・・吹っ飛んだ。

***

         行程:登り標高差315m/515m、約7km、4.5時間 

       7:30 一ノ越山荘 ⇒8:20 雄山 ⇒8:55 大汝山 ⇒9:25 富士ノ折立鞍部

        ⇒10:05 真砂岳 ⇒11:05 別山・昼食 ⇒12:15 剣沢小屋

            日本百名山65 立山 完登 

  twins  

:2トップ

twins もワールドカップモード、トップです。

 

◆◆◆ 立山~劒岳Ⅱへ続く ⇒⇒⇒ 


京塚山(藤野十五名山)

2014年06月19日 | 藤野十五名山

6月16日(月)10:03 藤野駅に降りた。

今日も藤野の里山、京塚山(石山)を歩く、藤野十五名山のFINISHになる。

:売店

ここで、ユズジャムとか丹沢アンパンを購入しました。 お勧めです

:京塚山

10:15 藤野駅から国道20号線(甲州街道)を右へ進む。

:弁天橋

相模湖にそそぐ桂川を、弁天橋で渡る。

:日連橋

It,S Fine  帰りに渡る日連大橋です。

:map

行程が短いので遠回り、名倉地区を歩いて「石楯尾神社」へ寄ります。

野辺の花達です。

      

:桔梗             :マンネンソウ        :ホタルブクロ

看板も整備されています。

:名倉の権現様(別名)

10:45 石楯尾(いわたてのお)神社、歴史の古い由緒ある神社。

 御祭神 石楯尾大神 (石楯尾神社に鎮まる神様)、①産土神②伊邪那基幹神

③天御中主神 (高皇産霊神 神皇産霊神)④天常立神⑤国常立神⑥天照座皇大神

⑦大歳神⑧猿田彦神⑨菊理姫神 (幽産土神=速玉男神 事解男神) ⑩事代主神

日本武尊⑫守良親王 (亀山天皇の皇子) ⑬その外多くの神々・・・・。

これだけ祭神の多い神社も珍しい。

本殿の北側には、その他多くの神々の祠が建っていた。

本来なら「商売仇」の神々が並んで祠を建てているのは”奇異な姿”に見えた。

石楯尾神社縁起から・・・

神々が国の鎮めと御降りになった神聖な場所で、この岩磐が西に伸びて桂川に迫り、

あたかも盾のよう切り立った偉大な岩磐としてそそり立ち、上に岡があり、

この地が地球内部から人霊魂を地上に送り出す産土地(ウヴスナジ)で斎庭(ゆには)

(神を祭るために斎(い)み清めた場所。さいじょう。)とし、

天つ神の御導きで本社が建てられこれが石楯尾神社である。

夫婦杉

神奈川県天然記念物に指定されている。

灯篭の代わりか?ホタルブクロがこの通り。

神社を後に、石楯山(227m)へ遊歩道を歩く。(やっと土の道だ)

虫がうるさい、スズメバチも飛んでいた、花も木もそろっている。

      

:トリアシショウマ      :アザミ             :オカトラノオ

:石楯山、幸福の鐘

11:00 石楯山、北側に眺望があります。

鶴橋御前山:戦国の世、陣馬山~鷹取山~鉢岡山そして鶴橋御前山と、烽火台が設置され

通信手段に使われたとか。 武田信玄 VS 北条早雲の戦いの跡でもある。

手前桂川、右奥に権現岳から扇山

遊歩道を名倉峠へ向かいます。

存在感のあるキノコでした。

:名倉峠

11:20 名倉峠、南へ下り京塚山登山口

:登山口

11:30 登山口(3月にはここを登り名倉へ降りた)

:一本松山

前回トラバースした一本松山へ(ただのピークだった)

蝶と蛾が、刺激されました。♂×♀

       

:カノコガ見っけ     :ウメバチノツエ      :カノコガ     

:最後の分岐

小さい花を大きく撮るのが趣味です。

      

                 :ハナニガナ         :ハルジオン

      

:シロバナイチヤクソウ

:マイレージ?

GポイントとかのJALマイレージにも交換可能か?

:京塚山(別名:石山)

12:00~12:20 京塚山(358m)へ、昼食

:参考までに

地元の人の努力にはいつも「感謝・感謝・感謝」です。

:石碑

 明治34年中央線開通のトンネル口固めに、この大事な烏帽子岩を砕いてしまった。

   この大事な事が忘れられてたが、昭和51年に倉田重郎さんが神の使いとしての宮司に

   伝えて、由緒ある事を明らかにした。

   事を知っていた杉ノ森久保一さんが確かな証言をして、実際にに伝える事ができた

   【この石碑に書かれている烏帽子岩の歴史です】  

月:手前・日連金剛山、奥・石老山

月:峰山、奥・北丹沢の山並み

月:ギフチョウを探した石砂山

今日の昼食:で調達しました(カフェオレが無糖だった)

石山の名残り

:下り

太刀へ下る、落葉の堆積が半端じゃなかった。

:太刀登山口

12:40 太刀登山口へ下山

   

:クサノオウ         :ヒメリンゴ

      

:ヤエツルドクダミ(初めて見ました)

秋川橋を渡ります。奥が秋山川、相模湖に流れ込みます。

暑いわけだ!!

      

駅前の古民家をバッグに咲く「ムクゲ」です。

藤野町はお洒落な町です、こんなイベントも。

13:05着、先週より一本早い中央線で帰りました。

**

        行程:標高差158m、約5km、3時間弱 

       10:15 藤野駅 ⇒10:45 石楯尾神社 ⇒11:00 石楯山

        ⇒11:20 名倉峠 ⇒11:30 京塚山登山口 ⇒11:40 一本松山 

        ⇒12:00~12:20 京塚山・昼食  ⇒12:40 太刀 ⇒13:05 藤野駅  

                    藤野十五名山(一応)完登 

***

  twins  

ひいじじ(曾祖父)と逢いに、茨城県へ日帰りです。