キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

ベースレッスン

2016年12月17日 20時48分34秒 | ベース
昨日はベースレッスンの日でした。

内容は前回に引き続きジャズのベースラインの構築の為の練習ということで、、、コード譜を見ながらコードのトライアドを弾くというもの。
それで、前回、教えてもらった「枯葉」のコード進行でトライアドの2つのパターンを組み合わせつつ、弾いてみた。レッスンでは先生がベースで「枯葉」のメロディやコードを弾き、自分がトライアドのベースラインを弾くと感じで、、、弾いて。
で、1コーラス分弾いたけど、すでにラインを覚えてしまっていたので、楽勝だった。

自分、「これで大丈夫でしょうか?」

先生、「トライアドもしっかりと捉えられてて、、。」って。

自分、「このくらいなら誰でも弾けるでしょう。」(笑)

先生、「いや誰でもって。(苦笑)、、これはなかなかできないでしょう。」

先生、「とりあえずベーシックな4ビートはトライアドだけでも、十分、支えられるわけですが、、。」

自分、「これから先が問題で?」

先生、「そうです。」

そんな感じでレッスンは進み、、。


次に提案してくれたのが、ベースラインの変化の仕方。

その1は、ずばり「4拍目を変化させること。」
それも最初に提案したのは、「クロマチック・アプローチ・ノート」

ただし、これについてちょっと注意点があって、いわゆるタブーが存在する。
そして、そのウォーキングベースラインのタブーとは?

「1拍目と4拍目を同じ音で弾いちゃいけない。」

「3拍目と4拍目を同じ音で弾いてはいけない。」

つまり4拍目の変化させる音は、1拍目と3拍目と違う音を弾かないといけない。

で、「1-3-5-3」のベースラインの場合は、次のターゲットノートの半音上か下の音を当てればいいのだけど、問題は、「1-5-3-5」のベースラインの場合。この場合だとツーファイブ進行だったりすると3度の音の次の音がターゲットノートのルート音になってしまう場合もあり、、、音が半音で繋げられない。
それで考えた挙句、「1-5-3-5」のベースラインの時は、「クロマチックアプローチ」を使わない。という結論。もちろんコード進行によって使える場合もあるので、その都度、臨機応変に対応するということで。うーん。

それとウォーキングベースラインの使う音の特徴として、もうひとつ学んだのは、「オクターブ音も別の音とみなす。」ということ。つまりルートのオクターブ上下、5度のオクターブ上下、3度のオクターブ上下を入れれば、同じコードのトライアドでも使える音が6個になる。それらを組合わせてラインを作ることによって、セオリーに反しないラインを弾くことができるという。

とはいっても、、、。

理論的は、かんたんな話だけど実際に弾くとなると、、。

ということで、ここでレッスンは終了~。

おみやげに、なぜか「私のお気に入り」と「サテンドール」のリードシートを頂いたー。

たしかに先生の仰る通り、トライアドだけでも、スタンダード曲を全部弾くのは時間も掛かるし大変な気がした。
「枯葉」一曲でなんて思いあがっていることを言っているのだー。(←自分は。汗)

ということで、まずはトライアドで他の曲も弾けるように練習したい。

ジャズベースラインへの道は果てしなく遠い。
でも階段を上るように一段ずつ進めれば、それは夢じゃないかも。
そんな道案内をしてくれるのが、今の先生。有難い。

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