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4日、USダウ大幅続伸。 ダウ8400ドル台 住宅指標で景気改善に期待、S&P500は今年プラスに

2009年05月05日 07時32分09秒 | Weblog
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸。前週末比214ドル33セント高の8426ドル74セントと1月13日以来の高値で終えた。

市場予想を上回る経済指標の発表などを受けて、米景気の回復に期待が強まり買いが膨らんだ。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日続伸し、同44.36ポイント高の1763.56と昨年11月4日以来の高値で終えた。

S&P500種株価指数は29.72ポイント高の907.24と1月8日以来の高値で終え、昨年末(903.25)比でプラスに転じた。

3月の仮契約住宅販売指数は前月比3.2%上昇し、伸び率が市場予想(1.0%)を上回った。

同月の建設支出も市場予想を上回った。最近発表の米経済指標の多くが市場予想を上回っていることと併せて、米景気回復の兆しを示したと受け止められた。

中国の製造業関連の指数が上昇し、世界的な景気改善の思惑を誘ったことも素材や消費関連株などの買いにつながったという。

金融株の堅調さも目立った。著名投資家バフェット氏の好意的な評価が伝わった米銀大手ウェルズ・ファーゴが急伸した。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が大手銀など23社の格付けを格下げ方向で見直すと発表するなど金融関連の弱材料も出た。

ただ、金融機関の財務内容への懸念はかなり相場に織り込まれたとの見方が多かった。

売り方の買い戻しが入ったとみえ、金融株は引けにかけて上げ幅を広げた。

CME日経225先物 9450円