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今週の見通し・NY株 経済指標にらむ展開

2009年05月03日 09時09分18秒 | Weblog
今週のニューヨーク株式市場では、景気悪化ペース鈍化の兆候を裏付ける一段の指標が続くかどうかに注目が集まっている。

米サプライマネジメント協会(ISM)の4月の製造業景況感指数が前月比で4カ月連続上昇、1―3月期の実質国内総生産(GDP)で個人消費が2.2%増と予想を上回って伸びるなど、景気底入れが近づく兆候ととらえられるような経済指標が目立っているからだ。

株式相場も堅調。ダウ工業株30種平均は、3月9日につけた終値ベースの直近の底値から5月1日終値までに25%上昇した。こうした堅調ムードが続くかどうかは景況次第だ。

重要な指標となるのが8日発表の4月の米雇用統計。失業率は3月の8.5%から0.4ポイント上昇して8.9%になるとの見方が多い。

失業率が上昇を続けるうちは個人消費が大きく回復するのは難しく、市場関係者が注目している。

米政府による主要金融機関向け資産査定(ストレステスト)の結果公表が7日に予定されているとの報道もあり、結果次第では金融株を中心に波乱含みの相場展開になる可能性もある。