暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

6m AM・FMハンディトランシーバーをチェック

2019-11-05 19:59:46 | 無線小屋

50MHzのハンディトランシーバーCQ-P6300をチェックしてみた。

送信出力は3W近く出ている。

古い割にはタレていないようだが、あまり使っていなかったのか?

でも外観はそれなりに傷などもあるので、移動運用にも使われてい

と思われる。

このリグは高校生の時に先輩が使っていたので、触ってみたことは

あるのだが、これで運用したことはない。

当時6mのAM・FMと言えば、RJX-601が一番の人気だっただろ

う。その少し前だとTR-1200になるのかな。

このCQ-P6300はかなりマイナーな存在だったように思う。

現物をゆっくりと触ってみると、電源を入れても受信ノイズが聞こ

えない。

そう言えば、送受の切り替えがリレーではなくマイクの中にあるス

イッチでやっているということを思い出した。

マイクを接続すると受信音が聞こえてきた(ノイズだけだが・・・)

SGで信号を入れてみると、そこそこの受信感度も維持しているよう

だ。

 

メーターランプのスイッチがRITのつまみを引っ張るというもの

である。RITのON/OFFスイッチは無い。

そしてクリスタルの固定チャンネルとVFOが付いている。

VFOは送信系統図を見ると自励発振でLCの形になっているが

このつまみはどう見てもバリコンではなく、ボリュームのように

見える。

ということはCの部分はバリキャップか?

ビートを受信しながら回してみるとチャピッているので、ボリュ

ームがガリっているのだろう。

送信周波数を測定するため、1chで送信すると50.977を表示

した。

23KHzもズレている。

2chでは51.041MHzなので、こちらは1KHzしか

ズレていない。

チャンネル毎に調整する必要がありそうだ。

まあ、このままでも使えないことはなさそうなので、下手に弄

るよりはそっとしておいた方が良いかも。

それでも回路図を手に入れたいところではある。

 

多分、これを使ってQSOすることはないだろう。

 

一つすごいのが、内臓ロッドアンテナがローディングコイルで

短縮されている。

これはTR-1300もそうだった。

アンテナの機能としてはフルサイズの方が良いに決まっている

が,ハンディと考えると短い方が助かる。

 

それにしても昔のリグはデカイ。

これがハンディトランシーバーとして販売されていたのだから

すごい時代だ。

 


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