暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

ポータブルラジオの修理

2020-12-12 13:02:58 | 物置
もう6年くらい前に一度修理した携帯ラジオの修理をまたもや頼まれた。



以前は音が出ないということで、スピーカーを外部スピーカーにして
その後、部品交換をしているものだ。

今回は、スイッチを入れたあと、ボリュームのつまみを押し上げてい
ないと電源ONの状態が保持できないというもの。

やってみると確かに言われたとおりの症状である。

S付ボリュームが基盤にハンダ付けされている構造なので、おそらく
ハンダ割れだろうと思い、受け入れることにした。

ケースを開けてみると、やはりハンダ割れが目でも判る状態になって
いた。



本来なら古いハンダを取り除いてから新たにハンダ付けをした方が
良いのだが、ものが小さいだけにあまり何度も熱を加えてパターンが
剥がれても困るので、単に焼き直しだけにしておいた。

それでも接触不良状態は改善されたので、しばらくはこれで行ける
だろう。

このラジオかなり使いこまれていて、ケースの色も擦り減っていて
型番などが解らないばかりか、プラスチックケースの元色が出てい
るほどになっている。

裏側はかろうじてYUAという文字が読み取れたので、どうやら
YUASAのラジオらしい。



しかしYUASAってバッテリーのユアサか?
調べてみるとやはりあのユアサのようで、AR-160というラジオだ
とおいうことが解った。

ユアサで作っているのか、どこかのOEMなのかは解らないけど
ラジオとしての基本性能は悪くなさそうだ。

このサイズのラジオは散歩や徒歩で買い物に行くときなどに重宝
しそうなので、一台欲しくなってしまった。

ところがパナやソニーの新品だと結構立派な値段がついている
オークションで中古を探すか・・・
いずれにしてもまたガラクタが増えるのことになるかも。


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