
カワサキのエンジンが積まれている、とても
レトロな除雪機の基本整備をすることになった。
てっきりカワサキ製だと思っていたが、カワサ
キなのはエンジンだけで、白石工機という会社
で作られていたものであることが判った。
型番は判らないけど、FARM SNOW LOADERという
名前が入っていたので、それで調べてみたとこ
ろ正体が判った。
今どきの除雪機みたいに、女子高生でも操作が
出来そうなものと違って、安全装置的なものは
一切ない。
ハンドルから手を放しても動き続けるような機
械だ。
質実剛健と言えばカッコ良く聞こえるが、慣れ
ないと不便なことも多くありそうだ。
まずはオイルを点検すると、ディーゼルかと思
うほどに汚れていた。

これでも異音もなく動いていたのだから、流石
「男、カワサキ」のエンジンだ。
プラグキャップを外してみると、緑色の粉が付
いていた。
これでもエンジンは掛かっているが、新品の在
庫があったので交換した。
B6HSが付いていたか、低速でしかも冬しか使わ
ないのに6番で良いのかちょつと疑問も残るが
もとと同じものにしておこう。

オイルはどのくらいはいるのか分からないので
ゲージで確認しながらチマチマと入れた。
1リッター弱入ったようだ。
ギヤボックスのオイルも交換したいところだけ
ど、どんなオイルをどのくらい入れれば良いの
かか判らないので、とりあえず見送ることに。
特に異音などがないので、バルブなどを調整す
る必要は今のところ無さそうだ。
しかし、操作面で多少不具合があるので、そこ
を手直しする必要がある。