Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその895: Roy Buchanan -part xxxxx

2015-04-27 01:44:36 | Weblog

この週末は、いつもだけど、完全にオフモード。まず土曜日はNHと浅草に遊びに。多少は予想してたけど、異国からのツアーリストで溢れてましたな。やれ人形焼だの、餅ドッグだの、浅草メンチだのを食べ歩きして浅草を満喫。

翻って日曜日は、私の古い音楽仲間で、昨年末に寂しく自宅で孤独死したのが発見された天才サックス・プレイヤー高野ヒロオ氏の追悼ライブに吉祥寺シルバーエレファントまで。私も含めて彼と縁のあったミュージシャンや、高円寺阿波踊りの漣の皆さん総勢約80名が集結。阿波踊りのパフォーマンスに始まり、3つのバンドの競演、最後にまた阿波踊りという、ちと異様な光景だったけど(笑)、すごく楽しめたね。

思えば高野君。ほんと、楽器の腕前は若い頃からピカイチで、いわゆるイケメンだったんだけど、玉に傷だったのがその性格(笑)。とにかく気難しい男で、余人を寄せ付けなかったんだよね。でも、彼の死を悼んで約80名もの人数が集まったてのはせめてもの幸いで、彼も天国から酒飲みながら喜んでくれたんじゃないのかな、なんて勝手に思う。私は私で、20年以上ぶりくらいに邂逅した人たちもいて懐かしかったですな。まあ、私も含めて皆アラフィフというか、ヘタしたら還暦近い人もいただろうし、今後久しぶりに会う人たちは誰かの葬式、てな終局的な場面が多くなるのかもしれないな。いかんいかん、まだまだ仕事も音楽も現役!がんばらんと!(笑)

さて今宵の音楽ネタ。今日出演したバンドの中で印象的だったのが(もちろん、出演者全部素晴らしかったんだけど)、恐らく亡くなった彼と一番縁が深かったバンドだと思う、知る人ぞ知るイル・ベルリオーネ。どうやら解散してから15年近く経っており、彼の死をきっかけに再結成したみたいだ。ギターのIさんが弾いていたのがスクワイアというテレキャスターの初期モデルというか、リア・ピックアップだけのギター。フレージングも素晴らしかったけど、すごくいい音してたんだよね。やっぱね、楽器はそれを鳴らしきるいい音って大事。これほんと。

てかね、スクワイアもそうだけど、テレキャスターって難しいギターなのさ。特にリード・ギターというか、ソロ中心に構成する場合ね。ギタリストじゃないと何言ってるかわからんかも、だけど(笑)。というわけで、今宵はテレキャスターの名手Roy Buchananで"The Messiah will come again"(https://www.youtube.com/watch?v=deeBQZ8Aklc). すげーくさいバラードだけど、艶のあるいい音だよね。

今宵は高野君に乾杯。あえて献杯ではなく。

 

-Butzmetz社長-

http://www.butzmetz.com/

http://www.facebook.com/#!/pages/Butzmetz-LingerieZ/100403650039824

http://www.myspace.com/butzmetzlingeriez