今日は大森に住んでいる同僚(男性)とたまたま帰るタイミングが重なり、途中まで同道し、私が蒲田に住んでいる関係で、大井町で軽く飲もう、と相成った。彼は私よりも5つくらい年下のすごく真面目な男で、とにかく前向き。酒が入ったこともあってか、今の職場の「おもしろさ」とか「やりがい」を熱く語ってくれた。
私はといえば、ほぼ聞き役。なんていうかな、会社の同僚との飲み会って、ややもすると、いわゆる「新橋ガード下の愚痴大会」になりがちなのだろうが、今日の飲み会はあまり疲れなかったね。どういう形であれ、前向きな話を聞けるのは、決して悪い気はしないものだ。私は、飲み会の場では会社や仕事の話はしたくない方なので(なんか広がりに欠ける感じがして嫌なのだ)、できる限り「趣味の話」とか、「土日にしていること」などに話を向けるように努めている。そうなると、私の場合、バンドの話につなげることができるので、結構相手も興味をもってくれて(というより、「いい年こいて何やってんの」とあきれられているだけかもしらんがw)、話を展開しやすい、ということがある。まあ、それはそれとして。
私が従事している企業法務の関係者って、純粋な日本企業、それも名うての大手にずっと勤務しているようなケースを除いて、会社という組織に対するロイヤリティ=忠誠心の低い人が多い。会社を愛するというより、会社の中で発生する仕事に知的好奇心を感じる人が多かったりするのだ。例えばボーダーレスの大型のM&Aとか、極めてめんどくさい係争・裁判とか、ややこしい契約の作成とか。実際、私もかなりの転職組だし、外形的には会社という組織に対する忠誠心が低いように見られがちだと思うので、今日の飲み会の相手は、私にはとても新鮮に感じたし(ちなみに彼も転職経験者である)、こういう「熱さ」って、なんかいいな、と思えた次第。
さて、ここで無理やり音楽ネタにつなげるのだが、キーワードは「熱さ」。私が中学生の頃、親にせがんで初めて買ってもらった洋楽のアーティストが実はこの人、Carlos Santana. てか、初めて買ってもらったエレキ・ギターをどう弾いていいかわからず、とりあえずヒントに、と買ってみた音楽雑誌「ヤング・ギター」(タイトルがダサいよねw)に特集されていたのがこの人だったのだ。決して「ギターが巧い」というわけじゃないけど、なんか「熱い」。こういうアナログな要素って、時代に関係ない普遍的なものだったりするように思うんだけど如何だろうか。
映像は、動くSantanaではないけれど、彼の代表曲であまりにも有名な"Oye Como Va"(http://www.youtube.com/watch?v=8NsJ84YV1oA). コードはAm7とD7の2つしか出てこない。しかも邦題があまりにもダサくて「僕のリズムを聞いとくれ」(爆)。でもね、掛け値なしに「熱い」のよ。これぞラテン・ミュージックの醍醐味。最高だね。
-Butzmetz社長-
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