Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその513: Bireli Lagrene

2010-03-15 23:45:56 | Weblog
今日の午後は仕事で相模大野方面に外出し(ここ1年、やたらと相模大野に行く用事が多い)、そのまま直帰できたので、月曜日という週の始まりにしては比較的のんびり夜を過ごすことができている。てなわけで、今宵も適当にsurfしたネタがこれ、フランス生まれのバカテク・ジャズギタリスト、Bireli Lagrene. 多分初めて取り上げるんじゃないかな。

ジャンゴ・ラインハルトのフォロワーといった紹介のされ方が多いように思う。確かに、そういう要素はすごくあるんだけど、ジャンゴとジョージ・ベンソンを足して2で割った、みたいな感じかな。とにかく猛烈なバカテク。しかも、ギターだけじゃなくてベースも強烈なテクニック。なんていうかな、弦楽器の神様に愛された人というか、まあ練習もすごくやってるのかもしれないけど、このテクニックは血のにじむようなスケール練習やアルペジオ練習で培われた、という感じがあまりしないんだよね。ちなみにこの人、私より1つ年下。初めて知ったのだが、私はこの人よりも「おっさん」なのだ。うーむ(笑)。

気を取り直して、1曲映像。YouTube上には、かなりいいパフォーマンスがアップロードされているけれども、その中からあえてリラックスしたムードの演奏で、スティービー・ワンダーの究極の「親ばかソング」(笑)、"Isn't She Lovely"(http://www.youtube.com/watch?v=6qHja9i9C4Y&feature=related). 流麗で速いパッセージを淀みなく弾き切る両手のバランスも然ることながら、コンピング時にみせるリズム感が最高ですな。

-Butzmetz社長-