TOTOが3月に来日し、それを最後に無期限活動停止となるそうだ。なんとデビュー30周年。早いな、もうそんなに経つのか。
彼らの音楽を初めて聴いたのが中学生の頃だ。当時はアメリカン・ハード・ロックの全盛期で、例えばAerosmithとかKiss、あるいは Journeyとか、その手のバンドがかなり売れている頃だったと思う。TOTOと同時期のデビュー組としては、BostonとかVan Halenとか、多分アメリカにおいて最もギター・ロックが充実した時期だったように思う。
だがTOTOは少し毛色が違っていた。ギタリストのスティーブ・ルカサーの存在により強いロック色も感じられるが、全員が西海岸を代表するスタジオ・ミュージシャンであり、元々がAORの代表格であるボズ・スキャッグスのバック・バンドメンバーだったことも手伝って、単純なロックに留まらない幅広い音楽性が魅力的だったように思う。
だが私が好んで聴いていたのは、せいぜい3枚目くらいまで。なんていうか、巧すぎるのだ。良く言えば、安心して聴けるが、悪くいえばこじんまりとまとまりすぎ、とでも言おうか。まあでも、一時代を築いたバンドであることには変わりはないだろう。
ちなみに映像はデビューアルバムに収められた"Hold the Line". ソロの時にややオフライン気味の音相となるルカサーのサウンド、個人的にはこの頃が一番色気があって好きだね。
http://www.youtube.com/watch?v=9f-cEM1l7Ks&NR=1
http://www.bounce.com/news/daily.php/12771/headlineclick
(Butzmetz社長)
彼らの音楽を初めて聴いたのが中学生の頃だ。当時はアメリカン・ハード・ロックの全盛期で、例えばAerosmithとかKiss、あるいは Journeyとか、その手のバンドがかなり売れている頃だったと思う。TOTOと同時期のデビュー組としては、BostonとかVan Halenとか、多分アメリカにおいて最もギター・ロックが充実した時期だったように思う。
だがTOTOは少し毛色が違っていた。ギタリストのスティーブ・ルカサーの存在により強いロック色も感じられるが、全員が西海岸を代表するスタジオ・ミュージシャンであり、元々がAORの代表格であるボズ・スキャッグスのバック・バンドメンバーだったことも手伝って、単純なロックに留まらない幅広い音楽性が魅力的だったように思う。
だが私が好んで聴いていたのは、せいぜい3枚目くらいまで。なんていうか、巧すぎるのだ。良く言えば、安心して聴けるが、悪くいえばこじんまりとまとまりすぎ、とでも言おうか。まあでも、一時代を築いたバンドであることには変わりはないだろう。
ちなみに映像はデビューアルバムに収められた"Hold the Line". ソロの時にややオフライン気味の音相となるルカサーのサウンド、個人的にはこの頃が一番色気があって好きだね。
http://www.youtube.com/watch?v=9f-cEM1l7Ks&NR=1
http://www.bounce.com/news/daily.php/12771/headlineclick
(Butzmetz社長)