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the sun always shines on ...




冬の日は灰色の雲に低く覆われていようとも、春はもうそこまで、わたしのマグカップには太陽が常に輝いている、と。

日射が不足すると起こる冬季性鬱病Seasonal Affective Disorder (SAD)、略語がSADというのもどうなのと思う。

冬、日照時間が極端に短い欧州では珍しくない症状で、特にこちらに住むようになった日本人には悩まされる人が多いという話を聞いたことがある。日本の冬、からっとして明るいですもんね...
その予防のために日照時間を補う人工ライトが販売されており、今年はとてもよく売れているそうだ。かくいうわたくしも新型コロナウイルス禍のこの冬は、まずは屋内に閉じこもって朝から晩まで勉強する娘と、更年期障害気味の自分のために購入した。効果のほどはわからない。


太陽の光によくあたり、旬のおいしいものを食べ、美しいものを見たり聞いたりし、軽い散歩を日課とし、さらに付け加えるならば、昨日まで知らなかったことを今日は知り、自分が少しでも他人や社会の役に立っていると感じ、アイデアや考えに同調してくれたり、時に批判してくれたりする友がいる...

人間の脳が欲望するのはまさに「知りたい」「生きのびたい」「仲間になりたい」なのだ。

あと、犬か猫がいたら最高なんですけど...
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