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イングランドの土曜日にスコンを焼く




秋晴れの土曜日!
小麦粉の焼けるいい香り...

日本の百貨店開催の、『英国フェア』! 宣伝の片棒を担ぎつつ:

阪急うめだ本店『英国フェア2023』は10月11日から
熊本市の鶴屋百貨店『英国フェア』は9月13日から開催中
日本橋三越本店『英国フェア 2023 ·』は9月12日で終了したばかり...

追加で。明日18日月曜日まで、名古屋で「スコーンパーティーwith TEA@NAGOYA HOSHIGAOKA」を開催しているそうです。
名古屋お住まいのスコン好きメンバーの一人、Aさんが実際に行ってこられた情報! 下に写真あります!


阪急うめだの記事によると、英国展の人気は、同じく人気のフランス展やイタリア展の売り上げを凌ぐそう。

にわかには信じられないその理由のひとつとして「スコン」人気が挙げられている。
へええええー! 単価は決して高くないのに、ということはそんなに数が売れるの? 思いもしなかった!


こんな興味深い記事をスコン好きのある方とやりとりしていたら、スコンが食べたくなった。当たり前だ。

生地を寝かせる1時間と焼き時間20分を入れても、1時間半あればできる。
娘が、日本でいう中一のころ、イングランドのポッシュな私立女子校の家庭科の授業で習ったレシピだ。
そういえば、第一回目の調理実習のメニューは「オープンサンドイッチ」で、娘も呆れ返っていたなあ...

英国でも、スコンはふわふわした仕上がりのもの(ホットケーキミックスを流用した? みたいな感じの)が多いのだが、このレシピは外はガリッとザクッと、中は層が形成され、柔らかさは中レベルくらい、バサバサ、もそもそせず、わたしの超好みだ。

焼き上がりはもちろん、オーブンで都度、焼き直してもとーってもおいしい。

日本のあの人、この人にいつか召し上がってもらうのが夢。もちろんクロテットクリームをひとり一パッケージずつつけて!


英国でもクロテットクリームはこのRodda's社のモノポリーである。
他でおいしいのはフォートナム&メイソンの地下で販売しているガラスのポット入りのものとか...とにかく他にはあまり見かけないの。




ところで、「クロテットクリームってどうやって作るの?」と思った。
たった今、調べたらなんと簡単!

脂肪分の高い(36%から40%)クリームを耐熱皿に流し、80度ほどの低温のオーブンで12時間焼く。
粗熱を取り、一晩冷蔵庫で冷やす。
下に水分、上に脂肪分が固まるので、水分を捨て、脂肪分を取り分ける。
以上!

これはちょっと近いうちに試してみなくては。


わたしはジャムはなしのクロテットクリームのみで。
紅茶は薄めのラプサンスーチョンかアールグレイ。

スコンはクロテットクリームを食べるためのスプーン。

日本の英国フェアで出品されるという、餡バターのスコン、いや、餡クロテットクリームのスコン、次回は試してみよう...

クロテットクリームがでに入りにくいという苦肉の策から誕生したとさらっと記事には書いてあったが、さすがだわ、思いつきもしなかった!!

...


英国フェアは前からあるにはあるが、この盛り上がりはひょっとして...
日本、英国、イタリアが、人工知能AIを活用した次期戦闘機を共同開発する計画や、日英包括的経済連携協定など、政府の目指す方向と連動しているのか、と思ったりもする。

英国が陥っている今の状況は、一部日本に似ているところが多くあり(サッチャリズムのツケを支払っている、ネオリベの行き過ぎなど)、経済的に落ち目の国は必ず軍事産業に手を出すのだなあと...日英同盟再び。


...

今日はこのブログを書いた翌日の日曜日。

名古屋にお住まいのスコン好きのAさんが、「スコーンパーティーwith TEA@NAGOYA HOSHIGAOKA」で「神戸で英国菓子を作る英国人、ピーター・ブロードバースト氏の『ザ・ビスケット・バレル』のスコン」を召し上がったそう!

Aさん、いつもありがとうございまーす!!


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