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いちごとタイムのシャルロット




イングランドはいちごが旬である。

日本のように粒揃いのいちごはなかなか手に入らないが、甘くておいしいイングランド産のいちご、ウィンブルドンからこっち今が旬だ。


昨日は娘の友達が遊びにきてくれたので、ムース系のさっぱりしたケーキを何か...と、いちごに庭のタイムを合わせてちょっと大人っぽく香り付けしたシャルロットを作った。

日中は暑くてオーブンを使う気にはならないので、前夜に冷たい風にあたりながらビスキュイを焼いておく。
青い夜のしじまに焼くケーキ...いいなあ。


お友達にあなたのイメージで作ったと言ったら、「そんな風に言われたの初めて」と喜んでくれた。いいお嬢さんである。


わたしは語源や謂れを調べるのがとても好きで、シャルロットは女性の帽子ことかとずっと思い込んでいたが、語源には諸説あるようだ。

70年代、母のお菓子の本に「シャルロット」「マルキーズ・アリス」「ピーチ・メルバ」などといったエポニム、いったいどんな味なのか見当もつかないような美麗な名前のお菓子がいくつも掲載されており、心躍らせたものだった。
あの本はどこにいったかな...
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