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親のココロ、子知らず




夫と娘の会話。

『パパ、ママには内緒のお話があるの。昨日ね、ママがリビングにいる時、キッチンの床にチップスのかけらが落ちているのを見つけたの。それね、食べちゃったの!』

『でもそういうのは汚くない?ずいぶんお行儀の悪いことするんだね(笑)。』

『汚くなんかないよ。ちゃーんとキレイにして食べたから。ママには内緒よ。』


これ、お菓子を制限していることの弊害であろう。
普段から決まった量のお菓子しかもらえない彼女は、外出先でいただく幸運にあずかったときも、まるで今まで食べたことがないかのように狂喜乱舞するのである。
恥ずかしい。

しかも拾い食いまでしているとは(またその姿が目に浮かぶ)。
ああ。



が、ふと実家の母が言っていたことを思い出した。
『教会のお庭で、他のお子さんはお菓子をお行儀よくひとつづついただいているのにMoetさんはわしずかみにして、しかもすぐに食べ始めた』

また、甘いものに飢えていたため、ビオフェルミンを一瓶食べてしまったこともある。
お供え物の落雁は盗み食いの常習犯であった。

しかしこの事件後、母は考え方を変え、普段与える量を増加したそうである(笑)。

でも、おやつを制限されたからこんな性格が形成されたとは限らない。
血は争えないって。

失敬だな、きみは。


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