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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 151・花見の反応

2012-04-23 18:55:34 | Weblog
  昼から妻を見舞う。
 「午前中に 花見にいったよ。きれいだったぁ~」とにこにこ。
 よかったね~と喜んでやると、
 「でも もういかない。川に落っこちたり車にぶつかったりすると危ないから・・・」と。

 昨日まで外出や外泊を楽しみにしていたのにとなだめても
 「眼が見えないから、病院から出たくない。」とがんばる。どうしたんだろう?
 明日は次女が久しぶりに帰ってくるけれど、明日はあしたの風が吹くだろうと受け流す。

 帰ろうとしたところへ担当医(院長)が通りかかって声をかけてくれる。
 「ずいぶんよくなったよ。誰もこんなに回復できるとは思っていなかったよ。」
 「じゃ退院できるの?」と妻。
 院長は「リハビリの効果が出ているので、あせらないで続けていくと帰れるようになるよ。」と。
 こんな会話ができると患者は安心できるのだろう。妻は落ち着いたようだった。

 外へ出ると小雨の中、駐車場のさくらの花に鳥の声がにぎやかだ。
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 枝から枝を渡ってサクラの蜜を吸っているのはヒヨドリ。
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 周りより少し早く咲き出して、この時期に蜜がたくさん出ているのだろう。
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 今日、一目千本桜は満開宣言が出た。
 午後からの小雨で花見客は少ない。