『さいた さいた さくらが やっとさいた』
これは妻が入院している病院の駐車場の桜。
北側だけが咲き出した。理由は病棟の壁の輻射熱?
土手の“一目千本桜”の開花はもう少し遅れそうだ。
午前中は春の光がさしているが風は冷たい。
昨日妻とFさんを見舞った。
妹さんが「あんちゃん あんちゃん」と呼んで下さった。耳は聞こえているということだった。
二人で名のると、口は少し動いたが聞き取ることはできなかった。
寝顔には、権力に屈しない野武士のような雰囲気があった。
だから長年付き合ってきたのだった。
今朝、Fさんの容態はあまり良くないと奥さんからの連絡。
できたら、花の下でお別れできるといいなぁ・・・
明日は生健会のお花見だ。