昨日の夕方から霧雨。
気温がぐっと下がって梅雨寒が今日も続いている。
数日前から、コロコロ コロコロとカエルの鳴き声が響いていた。モリアオガエル。
3日前、近くの湿地にモリアオガエルの卵塊が下がっているのを見つける。
数えると10個を超える。
この卵塊はあと数日で孵化が始まる。
この下では、たくさんのイモリがいる。落ちてくるオタマジャクシを待ち構えているのだ。
足場を確かめようと下を見ると、側溝の淵にも白い塊が。6個も。
草を刈った後の産卵だったから残ったったが、そうでなければ飛び散っていただろう。
でも、ここで孵化しても水の中に入れるのは少ない。
もっと大変なところに産んだのもあった。
アシ(ヨシ)の茎の間だ。下に水はない。
彼らの産卵は、水の上の木の枝に限られているわけではない。湿った窪地にも産んでいる。
これらの親たちには、我が子の将来は分からないのだ。
報われないのだけれど、懸命に生きているのだ。
ここでの産卵が目立つようになって5年くらいになる。
年々卵塊の数が増えている。
こんな日の夜は、モリアオガエルが産卵にくる日。