先日からだが、私の撮った写真なども載っている本が発売されている。
京都府福知山市の田舎の観音めぐりを扱った本だ。

博物館や観光寺的では全然ないという点でいろいろ面白い仏さんたちと、
程々からなかなかの田舎風情の風景が並ぶ、ちょっと珍しく面白いものになっている。
本屋では京都府下とかでしか置いてないようなのでアマゾンさんで注文してやってご笑覧いただきたい。
当ブログ初アフィである。
上の千手観音さんは、こんなんでも実は平安時代のお作らしい。
何重にも塗り重ねられた彩色のもってりさと、らしからぬ太眉が素朴で、
超常の仏様というより頼れる田舎のアニキ的な風情がたいへん魅力的。

こちらは、うってかわって洗練されたいかにも江戸時代風のいかにもな観音様であるが、
実に美しい十一面観音さん。
冠の化仏があるはずの部分の人為的っぽい破損の痕と、てっぺんの如来顔の欠損は、
昔の近所の悪ガキのいたずらででもありそうな、駘蕩とした雰囲気もあるお寺のもの。
そんなこんなな、手軽なA5判で図版中心のあくまでライトな読み物です。
仏さんか片田舎か、どちらか、あるいは両方がお好きな方には、ぜひ。
京都府福知山市の田舎の観音めぐりを扱った本だ。

博物館や観光寺的では全然ないという点でいろいろ面白い仏さんたちと、
程々からなかなかの田舎風情の風景が並ぶ、ちょっと珍しく面白いものになっている。
本屋では京都府下とかでしか置いてないようなのでアマゾンさんで注文してやってご笑覧いただきたい。
当ブログ初アフィである。
上の千手観音さんは、こんなんでも実は平安時代のお作らしい。
何重にも塗り重ねられた彩色のもってりさと、らしからぬ太眉が素朴で、
超常の仏様というより頼れる田舎のアニキ的な風情がたいへん魅力的。

こちらは、うってかわって洗練されたいかにも江戸時代風のいかにもな観音様であるが、
実に美しい十一面観音さん。
冠の化仏があるはずの部分の人為的っぽい破損の痕と、てっぺんの如来顔の欠損は、
昔の近所の悪ガキのいたずらででもありそうな、駘蕩とした雰囲気もあるお寺のもの。
そんなこんなな、手軽なA5判で図版中心のあくまでライトな読み物です。
仏さんか片田舎か、どちらか、あるいは両方がお好きな方には、ぜひ。