7月になって、四条通界隈では祇園囃子のテープがかかる季節になった。
今年の梅雨はしっかりした梅雨だが、晴れるとハッキリとした夏の空が広がる。
それはそれとして、草の中にラミーカミキリがいた。
姿はアレだが、ターコイズブルーと黒のツートンカラーが綺麗なカミキリムシである。
日本原産の虫ではなく、ラミー(カラムシ、麻の一種)という植物にまぎれて明治頃に日本にまぎれこんだとのこと。
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体のサイズはスリムなカナブンほどで、顔がゴツいぶん大きそうに思えるが大したことはない。
しかし、実に夏っぽい雰囲気を漂わせてくれる虫である。