花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

α700で100-400APOレンズ試し撮り

2007年11月09日 19時54分38秒 | Weblog

(追記)近いところにピントを合わせた状態から遠くに合わせようとすると全く合わないということが後からわかった。
αsDでも7Dでも全然大丈夫だったので忘れていたが、あるいは一度ぶつけて引っ掛かりが出来たときの後遺症を今のこれになって拾ってしまったのか。
いちどMFにして遠くに回してからAFするととりあえず大丈夫。


一番期待していた部分であるAFの速さは、快調シーンでも迷ってるシーンでも確かに速くなったようではあるが、sDよりも迷う場面が増えた気がする。
青空バックに細い枝一本にヒタキ一羽が全然捉えられなくて、ゆっっくり行ったり来たりするのは何なんだろう、慣れ次第で何とかなるものなら良いが。
それよりもなんでもない鴨のアップに迷うのは何に迷ったんだろう。
暗い超望遠レンズに中央のみフォーカスが厳しい条件であるのは分かっているのでもう少し評価を保留。


ISOの刻みが細かいのでオートが便利かなと思ったが、心配性すぎるプログラムのためにこれもイマイチ。
個人的にはシャッタースピード1/125より遅いときに増感していくのみくらいに設定できれば嬉しかった。ISO500で1/500とか、おかしい。


このレンズに心配していた、1200万画素に耐えるポテンシャルがあるかという点は、有るとも無いとも微妙。
マクロやSTFレンズでもないコストパフォーマンス・機動力重視のズームレンズなので贅沢も言えないが、ちゃんと写れば、シャープネスを少々かけると等倍近くまで切り抜いてもまぁ使えるレベル。

とりあえずAFの迷いをどうにかするコツさえつかめれば今までどおりかそれ以上には使えることが分かった。
その問題が大きすぎるのでひと安心とは言わない。



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