花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

猩々蜻蛉 3

2007年07月04日 20時59分38秒 | 
これまたpro1マクロコンシリーズ。
ショウジョウトンボの未成熟体の羽の付け根の裏側写真である。
シルエット的に面白味は無いトンボでも、こう迫ってみると肩ラインのリベット打ちのようなギザギザが思わぬ格好よさ。
羽の立体構造はリサイズでつぶれて分からないが、太い筋の骨質感が素晴らしい。


横から、体にピント合わせて。


少しくつろいだところを目にピント合わせて。(せっかくの複眼がモアレってしまった)

被写界の深い2/3CCDでもここまで迫ると多少絞っても全体にピントが合わず、ISO50の感度がシャッタースピードを厳しくするが、可動液晶で対象物と直接目を合わさずに横向いて撮れるのがpro1の良いところ。

造形の不思議さは結論が出ない分、純粋に無責任に楽しめる。