花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

蘭陵王

2007年06月18日 23時11分07秒 | 春夏の風景
藤森神社あじさい祭に奉納された舞楽。ラリョウオウ。
かぶりつきで撮影可であったのは実に眼福であった。
楽団は素人衆だそうだが、さすがに大きい神社であるので装束がキマっている。
写真栄えもそうだがこの曲の場合特に、中の人の手指と首元は綺麗でなくてはしまらない。その点この舞台はとても良かった。

雅楽の嗜みは無いが私は学生のときに能楽のおシテさんをやったことがあり、この類のものに未練が無いではない。
あれはいいものだ。

出てきたところ。レンズ選択が間違い気味であるがそもそも標準ズームが無いのはこういうときお話にならない。
ただSTFの画質はやはり王様レンズである。


場所を変えて広く。

縦構図にトリミング。

本当に舞殿に張り付いて柵の間から撮った非常識はまことに申し訳ないが、この写真でも分かる通り、そうしないとおっさんの頭しか撮れない。
渋いカメラ小僧の修羅道の図である。私含め。お恥ずかしい。