花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

瑠璃立羽蝶 2

2007年06月17日 23時16分41秒 | 蝶・蛾
80-200xiを試しているときにヒラヒラと現れたボロルリタテハ。
一応撮ってから、本番用レンズに取り替えている間にロストした。

蝶部分には後でシャープネスをかけたのでクッキリ乾燥風味だが、オリジナル画像では75-300キットレンズを使ってた頃の「イマイチ眠たいがそれなりには写っている」感触を思い出させる画質であった。

ルリタテハ自体は、白線がもう擦り切れていて、あるいは越冬個体が今まで頑張っているのかもしれないと思わせる風格になっている。
リンプンの青ラメが死ぬまで美しい。

MINOLTA AF ZOOM xi 80-200 f4.5-5.6

2007年06月17日 21時18分54秒 | Weblog
ミノルタには、xiレンズという一連の日陰シリーズがある。
これは、α7000で世界初のオートフォーカス一眼レフを発売し、“αショック”というカメラ界用語を生み出したミノルタが、
次にオートになるべきものは何か?それは、ズームだ!」と、発した寝言に沢山の人が「あほいいな(ミノルタは関西系)」と返事をしたことにより、ミノルタの寿命がとても縮まることになった、残念なブツである。
そのオートズーム機構はα-7xi,5xi,3xiに搭載されて、フラッグシップ機である9xiには非対応であって「ワイドファインダー機能」が使えるだけであるが、せっかくなので中古5000円のこれを購入してみた。


レンズとしてのこの物体の特徴は、ズームリング状の輪ッカが実は左右に少し動くだけのスイッチであり、ピントリングがないかわり、この輪ッカスイッチを手前に引くことでピント調整スイッチになるけど開発者はこれが本当に使えると思ったのが問い質したい機構になっている。
そのかわり、オートフォーカスが妙に早い。マニュアルを使わせないことにプライドをおいたものでもあろうか。

外装はプラスチックとゴムで、金属を使わない分とても軽いがとても安っぽい。
写りは、気合を入れない分には充分であるが焦点距離が微妙なのと、1.5mまでしか寄れないことで、特にこのレンズでなければならない被写体というものは無い様だが、ネタ的なものであるので構うまい。