花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

山法師

2007年05月26日 21時12分00秒 | 春夏の花
今の季節、葉の光沢が不自然な木があると思ったら、ヤマボウシであろう。
ヤマボウシという名と、葉の枝の上に被さる白い花を見ると、
山帽子であろうかと思うが、僧兵の白い頭巾になぞらえた山法師である。

以前のハナミズキの頁にてヤマボウシに似ると書いたが、ハナミズキの木は大きいのを見かけないが
ヤマボウシはそこそこに大きいのを見かけるのと、かなり密に花が付くので、白い花ながら豪華な感がある。


咲きかけ。丸くはならず、ヒラヒラとして清涼感がある。


咲いた所の横からのアップ。
花は中心の丸いのであって、アジサイなどと同じくヒラっとしたのはガクであるらしい。
騙されている気もするが、綺麗な方便というものであろう。