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花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

梅 26

2013年03月10日 23時35分23秒 | 春夏の花
晴れた日は、もう完璧に春だ。
梅の花は7分咲き、蕾も多いが咲いている花はどれも瑞々しく、
写真を撮るには良い頃合いだ。



写真は、久々の広角レンズで気持よく撮れた。
特別ひねりようのない被写体で、普通に見て普通にキレイ。

花菜 5

2013年02月24日 23時57分42秒 | 春夏の花
月始めは暖かかったものが一転して寒い日が続いている。
とはいえふとした折に暖かさを感じることも増えてきて、
川辺には早めの菜の花が咲きだした。



菜の花といえば、もっとわさっとしてあるべきものだが、
さすがにまだまだ非常にしょぼたい。
それでも、春めいてきているこの感じは毎年変わらず、良いものだ。

姫熊葛

2012年08月31日 23時48分48秒 | 春夏の花
普通に目に触れる草に名前がついていないということはないもので、雑然とした草原の雑草にも名前をつけた人がいる。
この薄紫の小さい花をつけた草は、帰化植物のヒメクマツヅラ。

姫と名のつくものは大概、何かに似ていてそれより小さいもの。
何にでも名があるが、どうでもいいものにはそれなりの名しか付かないのも事実。

向日葵 10

2012年08月27日 23時23分15秒 | 春夏の花
間もなく夏も終わるタイミングで、ヒマワリ。
普通のヒマワリは7月下旬頃が盛りになるが、気持ち的にはそれだとちょっと早すぎるので、これくらい遅めのものも普通にあって良いと思う。

今年は8月に夏休みがとれなくて9月のどこかにずれ込むことになり、夏が不完全な感じだ。
暦に沿って動くことは一見つまらないようであるが、予定というものがたつことは重要なことだ。

蓮 10

2012年08月09日 00時44分41秒 | 春夏の花
わさっとした八重咲きのハス。



蓮の池か、蓮根畑であるのか、という風情は亀岡の平の沢池の、道を隔てた向かいの水溜め。



言葉にすると良くなさげだが、悪くない、むしろかなり良い蓮の重なりだ。
琵琶湖の蓮は意外に遠いが、ここのは手にとれるほど近いのが良い。むろん手にとってはいけない。

蓮 9

2012年07月29日 23時10分23秒 | 春夏の花
気がつけば花の盛りの後半戦であった、ハス。
たまたま、萎垂れかけた花の形と、飛んできた熊蜂の形が似ていて、面白い絵になった一葉。
この花は終わりかけだが、まだまだこれからの蕾も多く、フレッシュ感は損なわれていない。



大きい花は何にせよ一々のことが目立つので、好ましくなくなったものはさっさと視界から退けたいものだが、
散っていく姿にもフと良さが見えることもある。
そういう良し悪しは毎度ながら、こちら側の身勝手なものだ。

桔梗 7

2012年07月24日 00時50分32秒 | 春夏の花
他の何でもなく、キキョウの花。
花びらに光が透けて、浮き上がった血管のような筋が生々しい。
普通に綺麗さを愛でようとするなら、もうちょっと引いて全体的に眺めるのが良かろうが、
芸もないほどの花のアップ写真にも無理押しの良さがある。

合歓の木 4

2012年07月22日 22時50分35秒 | 春夏の花
今日はわりと久々にじっくり写真撮りが出来た。
ネムの花は少し時期を過ぎてしまっていたが、その風情もまた夏っぽい。



それにしても、花の時期以外は目立たないが、京都の山の川沿いにはネムが意外に多い。
誰もが植えたものが増えたのか、自然にあるものだろうか。
どちらにせよ、良いものではある。

未央柳

2012年06月17日 20時50分31秒 | 春夏の花
キンシバイによく似た花で、ビヨウヤナギという。
中国では金糸桃というらしく、金糸梅と上手いペアになるが、そこまでやると、やりすぎかもしれない。
にてる似てないはさておき、花としては非常に品良くきれいな花だ。



背景に花菖蒲。
しかし競演させるには似合う組み合わせではないようだ。
どちらもきれいな花だが、そういうところは難しい。

花菖蒲 12

2012年06月13日 00時23分32秒 | 春夏の花
大阪は枚方の山田池公園の菖蒲園。



花の質・量も、こちらは全体の風景も良い園であったが、園のど真ん中に通路を通していて、
目で見るぶんには楽しめるが、写真に写すと人が大きく写ってしまうのが難しい点。



先の城北公園や京都の平安神宮や植物園では池のそれなりに端に八ツ橋を架けているので、そこから広く花の広がりを見られる。
こう真ん真ん中に架けるのはちょっと珍しい作庭ではないか。歩くには堂々としていて楽しいが。
そこもまた先の城北公演とはまた違うが、大阪イズムであろうか。

花菖蒲 11

2012年06月12日 01時08分17秒 | 春夏の花
大阪の城北公園の花菖蒲園。
大きさも花菖蒲の数も申し分ないが、品種名を記した札が大きすぎ、目立ちすぎていたので、
広角で撮ろうとすると、林立する札の写真のようになってしまうのが残念な園であった。
木を見て森を見ぬ作庭といえる。



札を避けると、広くとってもこの程度で、他の人達はどんな写真を撮っていたものだろう。





折角の広い空間ではあったが、花の単体を大きく撮るのが向いているようだった。
大阪的な美意識というものがあるのだろうか。

花菖蒲 10

2012年06月10日 22時47分27秒 | 春夏の花
今年は杜若を見るタイミングを逃してしまったので、そのかわりにハナショウブを攻めてみようかと、大阪の城北公園と山田池公園の菖蒲園を見てきた。
疲れたので詳細は明日以降として、今日は撮りながら感じが良かったこの品種を。



品種名くらいメモっておけばここに書くことも増えただろうが、相変わらずそういう細やかさは私には無い。
園芸種であれば作者に対するリスペクトとして、品種名を知っておくのはあるべき姿だろうから、他人には是非覚えておくよう勧める。