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花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

梅 27

2014年03月26日 00時07分49秒 | 春夏の花
撮ったきり放置していた今年の梅。
きれいなものではあるし、この季節はこれ以外のものが少ないので大定番の被写体になっている。
写真の場所は、私市(きさいち)の植物園。斜面にゆったりと梅を植えてあって、距離をとって望遠で広く見るのに良いロケーション。

 

こちらはいつもの場所で、わっとした枝垂れと、ごつっとした白梅。
梅と一口にいっても、いろいろあることはある。

花菖蒲と蜜蜂

2013年06月09日 23時50分18秒 | 春夏の花
ミツバチがハナショウブの蜜を好んでやって来たわけではなく、たまたま上手い具合に写りこんだだけではあるが、
まぁ、それにしても位置といい角度といい、上手く写ったので良い感じの一葉。
花の色のグラデーションや光の粒も美しいが、白飛びを抑えようと暗めに撮ったものを明るく修正しているので
背景にノイズが立ってしまっているのが少々惜しい。
しかし菖蒲と虫の組み合わせはあまり無いので、こういう図は目新しく、良いものだ。

藤 9

2013年04月30日 00時27分44秒 | 春夏の花
上鳥羽の浄水場で毎年一般公開している藤棚の藤の花。
ゴールデンウィークごろに楽しみにしている花と言ってマムシグサを挙げる人は少なく、
やはりフジやツツジあたりが楽しみにされる花として一般的だ。



藤といえば宇治の平等院のも良いもので、今は鳳凰堂が工事中で拝観料を値下げしていて花を見に入るには都合が良いかと思ったが、
このついでにさっぱり剪定したから今年は全然花が少ないということで、つまらないことであった。
そこから近場でヤマセミの来る天ヶ瀬ダムのあたりも大きい工事をしていて、あれヤマセミが帰ってこないんじゃなかろうか。
工事は皆のために必要だからやるものではあるが、個々人の都合には悪いことも基本だ。いかんともしがたい。



こちらは公園の藤棚ではなく野生のヤマフジ。
木に絡まって宿主を絞め殺す勢いで成長し繁殖する。
自然のものだって個々の事情など斟酌しない例ではある。

蝮草 3

2013年04月29日 00時54分58秒 | 春夏の花
花が咲く前の、ニョロリと生えてきたマムシグサ。
草の皮がまむし模様だと言われてもこの姿を見るまでは要領を得ないところがあったが、
なるほどこれはまむしだ。
といっても、まむし自体を見たことはないのだが。



花が咲くと、馴染みのある姿。
といっても、これが花というのに納得のいきづらいところも相変わらず。
しかしそういうところが好きな草だ。

躑躅 11

2013年04月24日 00時04分06秒 | 春夏の花
長岡天神の池のまわりのツツジの花。
向かいには料理屋の錦水亭。誠に結構な建物だが、中に入ってしまえばそこからの眺めはごく普通であろう。



遅咲きの桜とツツジ。まだツツジには蕾が多いが、桜はいつまでも待ってくれない。
すれ違いがいくらか間に合った風情。



そこの屋台で売っていた名物の焼きタケノコ。
茹でタケノコに醤油を塗って焼いたもの。
このサイズでタケノコだけをかじることはあまりあることではないが、美味。

桜 26

2013年04月14日 21時13分21秒 | 春夏の花
里の桜は先週末で終わってしまったが、山の桜は残っていてくれた。
写真は大原の桜。前回のは京都の南西の大原野、これは京都の北東の大原。
どちらも長閑な山里だが観光的には圧倒的に大原が強い。





その大原の三千院は石楠花がいい感じに咲き始めているが、桜もちょうど盛りで、
季節が遅いところでは花の時期がかぶり気味になる。


枝垂桜 6

2013年04月01日 00時54分59秒 | 春夏の花
在原のなりひら寺のなりひら桜。
花の量はあまり多くないが、味わい深いたたずまいの老木だ。

 

テレビの撮影が入っていたとかで、一番良い構図が撮れなく苦々しいことであった。
近年の鉄ちゃん騒ぎもアレだが、遊びの写真撮りのわがままをあまり主張するもの見苦しいものだ。
しかし鉄道の邪魔をするのは論外だがテレビなどはあちらの都合など知ったことでない。
ここではお寺の都合が入るので、テレビ優先は苦々しいが仕方ない。

余計なことを気にさせられて、のどかな桜見物に水をさされるのは実に詰まらない。

白木蓮 15

2013年03月31日 21時56分26秒 | 春夏の花
大原野、正法寺のハクモクレン。
崖の下から生えている大きめのモクレンなので、間の前の足下から上まで花のパノラマになっていて、なかなかないいい塩梅。
奥にはコブシの、似たような白い花があって、写真は広角で遠近感が大きく付いているが肉眼ではひと続きの良い感じになっている。



花のカタチ的にもいちばん良い開き加減で、シュールでキレイで、面白い花だ。

 

もう一つ、これは先週の御所の大白木蓮。
毎年楽しみにしているのだが、年ごとに花の出来にムラがあって、前に良かったのは4年前だった。
白木蓮のスケール、花の量、密度、なかなかこれだけのものが他にない。

辛夷 3

2013年03月24日 22時47分48秒 | 春夏の花
先の木蓮並木のなかに混ざっていたコブシ。
木としては他の木蓮より立派だが、花はボリュームが少ない。
これくらいの花のつき方のほうが品が良いともいえる。

 

こちらは近所の公園のコブシ。
まだ蕾が多いが、この蕾が咲く頃には今の花は萎れてしまうので近景の写真としてはこの時期がベスト。
青空を背景に、春の風に吹かれる純白の花が幻想的に美しい。

白木蓮 14

2013年03月22日 00時41分49秒 | 春夏の花
今年もいろんな花が咲きはじめた。なかでも個人的に木蓮は別格だ。
写真撮りも良い嬉しい感じになっているが、いかんせん毎日更新するほどの時間がない。

 

このハクモクレンは、大阪のオフィス街の並木の木蓮。
光の向き的に午後の方が良く撮れるロケーションであったが、残念ながら時間がとれたのは午前。
しかし、なかなかの奇観であり、ベストではなくても良い風景。

木蓮も育てはずいぶん大きくなれる樹であるが、植木的なのは総じて若い。
将来的にはどうであろうか。