今日で何日降り続いているだろうか・・・。
こう毎日雨ばかりだと、さすがにウンザリしてきた。
雨に濡れたハナミズキの紅葉とシダ類(?)の緑が実に対照的な色合いを見
せている。この長雨で我が家の庭も急に秋が深まったような気がする。
紅葉と言えば、尾瀬も小田代ヶ原も「草紅葉(草モミジと読む)」が始まった
らしい。
草モミジと言っても、モミジの木とは全く関係なく、湿原に自生している色々な
種類の植物が、冷え込みの厳しくなるこの時期になって、赤や茶色、黄色etc
に染まり、原全体がまるでモミジが紅葉した時の様に見える事からこう呼ばれ
ているようだ。
ちなみに、紅葉が一番きれいに撮れるのは雨の日である。
晴れた日は太陽の光が葉に反射してしまうため、見た目よりも白っぽく写って
しまう。その点、雨の日は光の反射も少なく、しっとりとした色合いが出ると
いう訳だ。とは言うものの、写真を撮りに行くとなると雨の日は出来れば避け
たい。カメラやレンズにとって、水気は大敵である。
最悪の場合、使い物にならなくなってしまうからだ。
この長雨が終われば、山はいよいよ本格的な紅葉の季節になる。
何処に行こうかと、地図を見ながら思いを巡らしているのもまた楽しいものだ。