Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

テスト撮影

2006年04月28日 | デジタル写真

昨日、2月初旬に注文しておいたNIKON VR Zoom 18~200mm (IF)と
言うレンズが入荷したので取りに来て欲しいとの知らせがあった。
たった1本のレンズにこれだけ長い間待たされたのは初めてである。
確かに超売れ筋の人気商品である事がうかがえる。
気短な私が、他のレンズに気移りしないで、じっと待っていたのには
訳がある。VRという機能は、手振れによるボケをかなりの確率で防止
してくれる優れ物だ。18~200mm(zoom比11倍)というのも魅力である。

遊水池の撮影では車から遠く離れる事はないが、山に行く時はカメラ・
交換レンズ数本・三脚・弁当・飲料水・雨具・・etc。総重量はざっと
計算しただけでも7~8Kgは軽く超えてしまう。
この年になってこれだけの荷物を担いで山の中を歩くのはかなり辛い。
その点、手振れ防止機能と18~200mmズームならば、交換レンズも三脚も
持ち歩かなくて済むかも知れない。
今日は、それが可能かどうかのテスト撮影である。
”レンズは18~200mmズーム1本で手持ち撮影”が、今日の条件である。
1本で全てを賄うにしては、まあまあの写りだ。
VRの機能も予想した以上に効いている様である。
これなら3ヶ月待ちに待った甲斐があったと言うものだ。

蔵のまち

2006年04月25日 | デジタル写真

朝からはっきりしない天気である。
しかし、今朝のYahooの天気予報を見ると今日は一日中”晴れマーク”に
なっている。前から一度行ってみたかった川越に行くことにした。
蔵の街として、いろいろな旅雑誌などで見た事がある。
取り敢えず、行きは東北自動車道の岩槻ICで降り、16号線を使って
行くことにした。大体1時間ちょっとの距離だ。
川越までは、難なく行く事は出来たのだが、街中に入ってからが大変だった。
私の一世代前のカーナビを頼っていては、とうてい目的地に着けそうもない。
仕方なしに、街中をあちこち廻りながら駐車場を探した。
平日と言うこともあって、空いている駐車場を見つけるのは苦ではなかった。
喜多院と言うところに車を停め、いよいよ散策開始である。
黒を基調とした蔵の街並みに、赤や黄色の原色が妙にしっくりと調和していて、
少しも邪魔にならない。
むしろ、その色の組み合わせが大正時代のロマンを感じさせてもくれる。
3時間ばかり写真を撮り歩き、車に戻った。
ドアを閉めた途端に雷鳴と共にものすごい雨が降ってきた。
もう1~2分遅かったら、大切なカメラを濡らしてしまう所だった。
帰り道は、ノンビリと一般道を帰った。
つい先ほどの、あの豪雨が嘘のような青空になっていた。

近所迷惑?

2006年04月23日 | デジタル写真

いろいろとやる事があって、ブログへの投稿もサボってしまっていた。
物置を片づけていたら、こんな物が出てきた。
私に似て、”熱しやすく冷めやすい”息子が、学生の頃に買ったものらしい。
私も昔、ほんの少しではあるがギターをやっていた事がある。
今でもチューニングや簡単なコード位は覚えている。(・・・・と思う)
しかし、私には楽譜が読めないと言う決定的な弱点がある。
それよりも、この種のギターは、”年甲斐もなく・・”と言われそうな気がする。
取り敢えず、昔の記憶を辿ってメンテナンスをしてみた。
ネックが少し反ってきているし、弦は使い物にはならない位に痛んでいた。
家内が買い物に行くというので、ついでに買ってきてと頼んだが、おそらく
「忘れた」と言うだろう。(やはり、思った通りでした)
私も楽器店では、「息子に頼まれて・・」とか何とか、ごまかすに違いない。
こうなったら、息子に頼むしかないか・・・・。
暇に任せて、「またやってみようかな・・・」という気はあるのだが、近所から
苦情が来そうな気もする。

ナポリタン

2006年04月20日 | デジタル写真

朝から雨である。作日、庭木の剪定や花壇の草取りをしたせいか、身体の
あちこちが痛い。学生時代に食べたスパゲッティの味を思い出した。
あの頃は、スパゲッティと言えばナポリタンと相場が決まっていた。
今日の昼食はナポリタンに挑戦する事にした。
いつものようにネットでレシピを確認。 "Ajinomotoレシピ大百科"は私の
お気に入りに登録してあるサイトだ。
   ・・・・玉ねぎはタテ半分にしてタテ5mm幅に切る。しいたけは
   石づきを取って(石づきって何だ?)8mm幅に切り・・・・(略)。
読んでみた限りでは何とか出来そうである。
早速、近くのスーパーに材料を調達に行く。
レジで支払いをしながら、一人分を作るなら、外食の方が安い事に気が付いた。
何を作るにも一人分作るというのは非経済的である。
取り敢えずレシピ通りにやってみたら、何とかそれらしいのが完成した。
少なくとも見た目は、間違いなくナポリタンである。
やれば出来るじゃないか???。味も、まあまあと言ったところだ。
いや、自分的にはかなりの出来映えだと思う。全く問題ない。
料理のレパートリーがまた一つ増えた。

静かな水面

2006年04月18日 | デジタル写真

朝から風も無く、正に春らしい天気だ。
久しぶりに、釣りに出掛けてみた。釣りは20年前からの趣味である。
一口に釣りと言ってもいろいろな釣りがある。
私は、「へら鮒釣り」と、「Fly Fishing」をやっている。
この2種類の釣りは、魚を釣るという目的以外は全く正反対の釣りである。
へら鮒は、もともとは琵琶湖に生息している源五郎鮒を改良したものらしい。
餌は、主に植物性のもの(粉)を水で練り小さな団子にして針に付ける。
魚のアタリは浮子がほんの数ミリ動くだけである。
その数ミリの動きに全神経を集中してジッと待っている。
いわゆる”静”の釣りである。

Fly Fishingは小さな虫に似せたFly(疑似餌)を使う。
このFlyは自分で作るのだが、鱒族の鋭い目をごまかすのは容易ではない。
季節やその日の天候によって色や形、大きさの選択に苦労する。
全くFlyに反応してくれない時もある。
水に浮いているタダのゴミとしか見てくれないようだ。
フライロッド(竿)の弾力を利用して、ラインを遠くまで飛ばす。
着水したDryflyに鱒が飛びついてくる瞬間は、Fly Fishingの醍醐味である。
この釣りは、へら鮒釣りの様にじっと待っている事はほとんど無い。
こちらから積極的に仕掛けていく。正に”動”の釣りである。

釣りをしている時は、何もかも忘れる事が出来る。
「一生涯の趣味を見つけたければ、釣りを始めなさい」とは良く言ったものだ。

水彩画

2006年04月17日 | デジタル写真

一日の大半を自分の時間として使えるようになったが、そう毎日出掛けて
いる訳にもいかない。かと言って、家でゴロゴロしているつもりもない。
いろいろと考えた挙げ句、暫く振りに絵を描こうと思った。
実は、私は元々大学で油絵(風景画)を専攻しているのである。
写真は、絵を描くためのモチーフ集めとして撮っていただけなのだが、
いつの間にか主従が逆転して、最近では絵筆を持つことが無くなってしまった。
正直、一度写真を始めてしまうと、絵を描く事はとても大変に思えてしまう。
極端な言い方をすると写真は1/500秒の世界である。
絵を描くとなると、そんな訳には行かない。
まして、油絵となると1枚の作品を仕上げるのに数日を要してしまう。
そうなると写真を撮る時間が無くなってしまうではないか・・・・・。

折衷案と言うことで、水彩画を描くことにした。
水彩画は余り得意では無いが、暇つぶし程度なら何とかなるだろう。
早速、画材店に直行して手頃な大きさの水彩用紙と、絵の具、筆を買って
きた。それにしても、絵筆にべったりと糊付けされた値札は何とかならない
ものか・・・・。取り敢えず明日からでも少しずつ描いてみよう。

タイラーメンの店

2006年04月16日 | デジタル写真

休みの日には、何時も遊びに出かけてしまう息子が珍しく家にいた。
家内の発案で、大泉にある本場のタイラーメンの店に行くことにした。
ちょうど昼時だったせいもあってほぼ満席である。
満席と言っても、せいぜい10人位しか入れないような小さな店だ。
(実のところ、店と言うには少々無理があるのだが・・・)
主人はタイ人であるが、メニューは”タイラーメン”一品だけである。
息子の話しによると、こういう店はコミュニティ中心でやっているらしい。
店の主人に、「店の名前は何ですか?」と訪ねたところ、「分かりません」と
言う返事が返ってきた。
言葉が分からないと言う意味なのか、ほんとうに店の名前が分からなかっ
たのかは定かではない。
もしかしたら店の名前など必要ないのかも知れない。
その店を知っている人だけがお客なら、単なる”タイラーメンの店”で
十分に通じると言う事にもなる。
タイ料理独特の何とも言えないエキゾチックな香辛料の香りと、ピリッと
辛みの効いた味が、たった500円で楽しめるとは驚きである。
大通りから、クネクネとした路地を右に左に曲がった大変分かりにくい
所であった為、紹介してと言われてもちょっと無理である。
不思議な味と不思議な感覚を満喫した一日だった。

一期一会

2006年04月15日 | デジタル写真

昨夜は、3月まで勤めていた職場の送別会だった。
お酒に弱い私にとっては久しぶりに度が過ぎたようだ。
自分の意志で辞めたとは言え、一緒に苦楽を共にした仲間と別れるのは
一抹の寂しさを感じる。しかし、時期の違いこそあれ誰もが何れは迎え
なければならない一つの試練でもある。
いろいろな方から、いろいろな励ましの言葉を戴いた。
私の身体を気遣ってくれていた人・・・・。
私の生き方を十分に理解してくれていた人・・・・。
これからの人生にエールをおくってくれた人・・・・。
本当に感無量である。

今朝は早くに目が覚めたこともあって、遊水池の様子を見に行ってみた。
先週と比べて、ヨシの芽吹きが目立つ。
焼け残ったヨシが同じ方向に綺麗に並んで倒れている。
倒れたヨシの間から、新しい命が誕生していた。

ショウジョウバカマ

2006年04月13日 | デジタル写真

今日は、いつもより少し遅い時間に目が覚めた。
窓を開けると、快晴とは言えないまでも薄日の差すまあまあの天気のようだ。
「桜前線はどの辺まで行ったろう・・・」と、何気なくネットを見ていたら
栃木県の小川町(那珂川町?)という所に、ショウジヨウバカマの群生地がある
というのを見つけた。しかも、ザゼンソウや水芭蕉まで咲いていると言うでは
ないか。こうなったら、行くしかない。
早速、小川町(那珂川町?)と言う場所を地図で調べてみた。
宇都宮ICから1時間もあれば行けそうである。今から行っても、夕方には
十分に帰ってこられそうだ。
この所、天候が不順でまともに写真を撮っていなかったし、気晴らしのドラ
イブにはちょうど良い距離の様である。
着いたのは11時前後だったろうか。さすがに平日とあって観光客も少ない。
猩々袴、カタクリ、水芭蕉、ザゼンソウ・・・etc。
一カ所でこれだけの花が一度に見られるとは驚きだ。
また一つ、お気に入りの撮影ポイントが増えた。

たんぽぽ

2006年04月12日 | デジタル写真

今日も朝から雨。こう雨が降っていては家の中で過ごすしかない。
あちこちを片付けをしていると懐かしいものが出てきた。
カセットテープと言うやつだ。ラベルには、「吉田拓郎」「アリス」「かぐや姫」
「岡林信康」・・・・etc。と書かれている。懐かしい響きだ。
60年代後半から70年代にかけて、若者の心をとらえた面々である。
あの頃、吉田拓郎は私たちの間では文句なしのヒーローだったような気がする。
長髪にジーンズ、美声とはお世辞にも言えないガラガラ声で好きなように歌う。
「旅の宿」とかは、今聴き返しても単純な詞とメロディーとが調和していて、
旅情を感じさせ、まさに「旅の宿」そのものである様な気がする。

雨が小降りになった合間を見て、買い物に出かけた。
道端にたんぽぽの花が咲いていた。
絢爛に咲く桜の花とは違い、咲いたからと言って話題にもならない野の花
だが、春を告げる役目は桜の花以上に果たしていると思われる。
人付き合いが余り得意でない、どちらかというと不器用な自分と相通じる
所もあるようだ。たんぽぽに敬意を表し、車を止めてシャッターを切った。