Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

カタクリの花

2006年03月30日 | デジタル写真

ふと、思いついて佐野の三毳山(みかもやま)のカタクリの花を撮りに行った。
着いたのは、8時ちょっと過ぎだったろうか。
休日ともなると、駐車場の空くのを待つ車で、長蛇の列が出来るのだが、さすがに
平日だと観光客も少ない。
駐車場から10分ほど緩やかな山道を登った所にカタクリの群生地がある。
今年の開花は、例年よりも1週間ほど早かったらしい。
大半は花の盛りを過ぎ、だらしなく咲いている。今朝は、この時期にしては少し
冷え込んだ為か、姿良く開いている花が少なく感じた。
木々の間から差し込む光が、カタクリの花に当たるまで暫く待つことにした。
形の良い花を見つけて望遠で切り取ろうとしたが、どうしても周りのしおれた
花まで写ってしまう。
結局の所、納得できる写真は1枚も撮れなかった。
帰り道、遊水池の方を回って、先日のヨシ焼き後の様子を見てきた。
意外と焼け残っている様だ。赤麻橋の手前に1本だけある桜が咲くのももう
2~3日と言った所だ。

桜とパスポート

2006年03月29日 | デジタル写真

四月の初旬で、パスポートの期限が切れるため、更新手続きに行った。
外国などには、決して行くことは無いだろうと決めつけていた割には、この
5年間でイギリス、ベルギー、フランス、そしてドイツへと自分でも驚くほど
いろんな所に行く羽目になってしまった。行く羽目になってしまったと言う
否定的な言い方には訳がある。しかし、此処では敢えて控える事にする。
3月から、パスポートにICチップが埋め込まれ、セキュリティ対策が強化される
との事である。この年になっては、そう外国にも行かないだろうとは思うが、
少しでも面倒を少なくしたいために、今回は10年期限のパスポートを申請した。
道すがら、神社の境内に見事に咲いている桜の木を見つけて、思わず立ち寄って
しまった。境内に居合わせた神主さんの話では、彼岸桜という種類らしい。
平日の、しかも午前中と言うこともあって周りには人の影が全く無い。
改めて、自分の環境が大きく変わった事を実感した。

話し相手

2006年03月28日 | デジタル写真

37年間勤めた仕事も、取り敢えず今日で終わった。
いつもより早めの帰宅に、待っていたのは家で飼っている猫だった。
私が退職した事など、全く分かっていないらしい。
普段なら、しつこく付きまとう鬱陶しい存在であるが、明日からはこの猫が
唯一の話し相手になるのかも知れない。
さて、どうして一日の時間を過ごすかが今の自分にとっては大問題だ。
猫に話しかけたところで、気の利いた返事が返ってくるとは思えないが、
一日中一人で黙って過ごすよりは、気が紛れるだろう。
そろそろ、各地で桜の開花の声が聞こえるようになった。
取り敢えず、近い所に桜でも見にいってみようか。

夜明けを待つ

2006年03月25日 | デジタル写真

今日は、遊水池の一大イベント「葦焼き」の日だ。Am5時20分には現着。
北エントランス近くの駐車場に車を停めて、8時半の開始を待つ。
続々と多くの写真愛好家の方々がやって来る。確か、昨年は天気の都合で
予備のまた予備日に実施した。
あれから一年が経ってしまった。葦焼きが終わると、遊水池にもようやく
春が訪れる。
そして、私にとっては新しい未知の生活が訪れる。
不安と期待の複雑な気持ちで夜明けを迎えている。
Am 5.45分-携帯より投稿


粋な感性

2006年03月21日 | デジタル写真

普段、風景ばかり撮っている私にとって、レンズを水平線から下に向ける
事は殆ど無い。
田圃のあぜ道に咲く名前も知らない小さな花には、薔薇や芍薬のような
派手さはないが、妙に頑固な力強さと乙女の様な可憐さの両方を兼ね備
えているように思える。
周りの風景の邪魔にもならず、ひっそりとしていて、決して出しゃばる
訳でも無く、それでいて自分の役割と存在をしっかりと主張している。
桜の花を見て春の訪れを感じるよりも、野に咲く小さな花に季節の移り
変わった事を感じられるような粋な感性を身に付けたいと思いつつ、
「今年の桜は何処を狙おうか・・・」なんて、写真雑誌を片手に思いを
巡らしている自分の姿に気が付いてふと我に返る。
やっぱり、まだまだ修行が足りないようだ。


がっかり・・・・。

2006年03月19日 | デジタル写真
今日は遊水池の風物詩、「ヨシ焼き」の日。
AM6時に最終決定があるとの事で、前の日から準備だけは
整え、さて出かけようかと6時半頃にWEBページで確認。
6時ちょっと過ぎには無かった真っ赤な、太文字を見てガッカリ。

平成18年3月19日(日)雨のため延期になりました。
3月25日(土)実施予定です。

昨夜は小雨が降っていたし、天気予報では強風になるらしい。
無理なのは分かっていても出鼻を挫かれた思いがする。
そろそろ、佐野の三毳山(みかもやま)のカタクリも咲く頃だ。
25日も駄目だったら、ちょっと足を伸ばしてカタクリを狙いに
行ってみようかと思っている。

さくらそう

2006年03月17日 | デジタル写真

つい、この前までの寒さが嘘のように暖かい日が続いている。
本当に、あの厳しい冬があったのだろうかと、不思議な感覚さえ覚える。
夏には冬の寒さが懐かしく、冬には早く夏が来れば良いと我が儘な事を言う。
言いたい事を言って、また春を迎えてしまった。

普段の忙しさに紛れて、庭の片隅に咲いている桜草に気が付かないでいた。
桜草の花言葉は「長続きする愛情」と言うらしい。
「長続きする愛情」とは、無粋な私にとってはちょっと照れくさい響きである。

遊水池らしい風景

2006年03月11日 | デジタル写真

久しぶりに霧が出た。
今日は、霧の出るのを確信して気合いを入れて早出をする。
日の出前に現着。
6時ちょっと過ぎに陽が昇る・・・・。
朝日に照らされて、遊水池らしい風景が目の前に広がった。
霧は、太陽の光を浴びて薄紅色から金色に変わる。
葦原のあちこちに点在する木々は、大海に浮かぶ小島のようにも見える。
いつ見ても、遊水池の朝には心が洗われる気がする。

2006年03月11日 | デジタル写真

東京まで電車通勤をしている息子の帰りは、殆ど毎日終電になってしまう。
終電と言っても、私の住む所は田舎のため11時50分だ。
親バカ(?)という訳でも無いが、こんな時は駅まで迎えに行く。
この時間ともなると小さな田舎駅はひっそりと静まりかえり、降りてくる
人影も疎らである。
改札口を出てくる人たちに、それぞれの人生の思いを感じる。
家までのほんの少しの時間、普段は口数の少ない息子と一言、二言の会話。
ちょっとした言葉の中に成長した息子の姿が見えた。

小さな春

2006年03月05日 | デジタル写真

今日は、久し振りに暖かく春の到来を予感させてくれる。
暇を持て余していた訳でもないが、久しぶりに近所を散歩してみた。
普段なら気にも留めない、何処にでもあるような普通の空き地に
小さな花が咲いているのを見つけた。
いつの間にか春はこっそりとすぐそこまで来ているらしい。
携帯からの投稿をテストしてみようと思いついた。
旨く投稿できているかどうか、家に帰って確かめねば・・・。