Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

大江湿原

2006年07月31日 | デジタル写真

今日は沼山峠から入り、大江湿原と尾瀬沼を撮りに行く事にした。
ここは、福島県側から尾瀬に入るルートで、ちょっとした峠(沼山峠)を越え
るだけで湿原を見る事が出来ると言う意味では、比較的楽なコースとも言える。
しかし、沼山峠に行くまでが気の遠くなる程の長い時間を運転する事になる。
私に言わせると、”遙かな尾瀬”どころではなく、”遙かに遙かな尾瀬”である。
駐車場のある御池に向けて自宅を出発したのが午前3時。
西那須野塩原ICからR400~R121~R352と直走りに走った。
自宅から、御池の駐車場まで、距離にして片道200kmを軽くオーバーしていた。
駐車場に着いたのは6時30分頃。そこから沼山峠まではバスに乗り換えて
行く事になる。ほんの少しの差で前の便が出てしまったので、30分ほど休憩をし
ながら次のバスを待った。何だかんだで、大江湿原に着いたのは8時頃にな
ってしまったろうか・・・。
先週の尾瀬ヶ原に比べると、流石にキスゲの花数が比べものにならない位に多い。
尾瀬沼を1週する時間も十分あったのだが、帰りに再た200kmも走るのかと思うと
気持ちの方が後退してしまい、湖畔でお昼を食べて同じコースを引き返して来た。
時間をかけて行った割には、味気ない撮影旅行で終わってしまった。
御池のある檜枝岐村は、かつて平家の落人が住み着いた所でお蕎麦が有名なのだ
が、疲れてしまい食べて来ようと言う気にもなれなかった。
写真の方は、いつものように明日か、明後日頃にWEBにUPしておきますので、
お暇な方はご笑覧下さい。

尾瀬への想い

2006年07月29日 | デジタル写真

先日、行って来たばかりだと言うのに再た尾瀬に行きたくなってきた。
これが尾瀬の魅力なんだと思う。狙いは、大江湿原のニッコウキスゲである。
尾瀬ヶ原より標高の高い大江湿原は今がニッコウキスゲの見頃の様だ。
鳩待峠から尾瀬ヶ原に入るコースに比べると、沼山峠から尾瀬沼のコースは
遙かに楽である。しかし、沼山峠に行くまでが遙かに遠いのが難点である。
西那須野ICから100kmは覚悟しなくてはならない様だ。それを考えるとちょっと
億劫にもなってしまう。と、言いながらも尾瀬の雑誌を買ってきてしまった。
写真で見るように10年前の雑誌では情報が確かではない。
無計画な私の事だから、突然出掛けようと言う気になるかも知れない。

所で、7月25日のプログで紹介した「謎の物体」の正体が判明した。
水郷公園の管理人さんに聞いたところ、「オオマリコケムシ」という動物だと言
う事だ。早速インターネットで調べてみると、オオマリコケムシは、もともとは
北アメリカ東部原産の生物で、日本には20年ほど前に入ってきた所謂”外来種”
の様である。この生物は水質が悪化した所に多く発生する傾向がある様だが、他
の生物に害を与えると言うような事はないようである。だからといって触ってみよ
うとは思えないですね。

ニッコウキスゲ

2006年07月26日 | デジタル写真

約、1ヶ月ぶりの尾瀬である。
今年の梅雨は、例年に比べて明けるのが遅いようだ。
お陰で、ニッコウキスゲの見頃も例年に比べて10日ほど遅れているらしい。
片品観光協会の尾瀬情報を見ると、今週が見頃のピークだという。
運の良い事に、今日は梅雨の中休みなのか久しぶりの好天に恵まれた。
出発は午前4時。山の鼻到着は、8時ちょっと前だったろうか・・・・・。
山特有のヒンヤリした空気が尾瀬に来た事を実感させてくれる。
前回の水芭蕉の頃と比べて尾瀬ヶ原全体が濃い緑に覆われている。
ニッコウキスゲも、咲いているには咲いていたのだが、去年の当たり年に比べ
るとかなり少な目の様だ。下の大堀川付近で群落が見られる程度である。
むしろ、長梅雨の影響なのか、いつもなら終わっている筈のワタスゲがまだ見ら
れたのはラッキーであった。
あまりの好天気に、日陰のない尾瀬ヶ原を半日歩いただけで、両腕は日焼けで
真っ赤になってしまった。(実は、釣り焼けもあるのだが・・・・)
前回は張り切りすぎて、尾瀬ヶ原を1周してしまった為に帰りの鳩待峠までの、
あの坂道に泣かされたので、今回は自重して竜宮までの往復で我慢をした。
(と、言うか、この様子では1周しても意味がないと言うのが本音である)
そのせいか、大して疲れを感じないで鳩待峠まで帰って来られた。
写真の方は、2~3日中にWEBの方にUPしますのでご笑覧下さい。

奇妙な生物?

2006年07月25日 | デジタル写真

昨夜の天気予報では今日は雨マークは無かった。
暫く振りに水郷公園に出掛けてみることにした。釣り座を決め、道具を出し、
餌を造り、さて始めようと思った途端に大粒の雨が降ってきた。
こんな事なら、家にいれば良かったと思っても後の祭りである。
途中から降ってきたのでは仕方ないし、今更道具を片付けて撤収するほどの事
でも無さそうだ。直に雨は上がるだろうと期待しながら暫く釣りを楽しんでいた。
緩やかな流れに乗って、妙な物が流れてきた。
何と説明したら良いか・・・・。SF映画にでも出てくるような気味の悪い物体
である。水郷公園ではあまり珍しい物ではなく時々見る事がある。
大きさは赤ん坊の頭くらいで、コンニャクのようにブヨブヨした感じである。
気味が悪いのでさわった事は無い。何という名前かも分からない。近くの釣り
人に聞いた所、何とかという虫の卵らしいと言うが確証はない。
そのうち、正体を確かめてみようとは思っている。

賞花釣魚

2006年07月20日 | デジタル写真

これは10年ほど前に他界した父親が書いた色紙である。父は地元ではそこ
そこ名前の知られていた書家だった。
酒も煙草もやらず、趣味と言えば盆栽くらいだった。

ほんの少しの期間ではあったが、私も父親に書を習った事がある。
「先ずこれから・・・」と言って手渡されたのが般若心経であった。
明けても暮れても写経だけをさせられ、自分では旨く書けたつもりでも、何時も
「まだまだ・・・」の一言である。「まあまあ・・・」と言われたのは、随分経
ってからだった様な気がする。
しかし、「賞花釣魚」とは・・・・。
まさに、今の私そのものである。

尾瀬のニッコウキスゲも23日辺りがピークを迎えるらしい。去年の当たり年に
比べると花の付き具合は今一つのようだ。しかし、天気予報では来週も雨のマ
ークが続いている。こうなったら雨対策を万全にして出掛けるしかないかと決心
した矢先に、こんな情報が目に入ってきた。
http://www.oze-info.com/~info/oze/index.html どうやら、長雨の影響は尾瀬
にも出ているらしい。梅雨が明けるのが先か、ニッコウキスゲが終わるのが先か・・・・。
こうなると、出掛けるかどうかが微妙になってきた。

日本沈没

2006年07月19日 | デジタル写真

毎日のように降り続いている大雨は梅雨明けの前兆のようだ。
前から気になっていた「日本沈没」を観に行く事にした。
ダビンチコードの時と違って、平日でも思ったよりも観客が多い。多いと言っても
知れたもので、空席の方が目立つ程である。誰しもこんな天候では他に出掛ける
所が無いのかも知れない。「後ろの方で通路側を!」と言う逆指定席にも快く応じ
てくれるのも平日ならではの強みである。
この映画は33年前に公開された『日本沈没』のリメーク版だが、スケール、特撮技
術、音響効果・・・・・etc、どれを取ってもオリジナル版とは比べ物にならない程の
迫力である。

私の住んでいる所は、180度見渡す限りの平野である。地震による津波の心配は無
いし、平地では大雨による山崩れや土砂災害も考えられない。
あるとすれば利根川の増水による洪水の不安くらいである。これとて利根大堰が出
来た事で殆ど心配する事も無くなった。
そんな環境の中で、平々凡々と生まれ育ってきた私には自然災害に対しての警戒心
や危機感と言ったものが殆ど無いに等しい。
「日本沈没」はある意味、私のような平和惚けにドップリ浸かっている者達への警
告とも思われた。万が一に備えて、心の準備くらいはしておいた方が良さそうだ。

ベンチからキノコが・・・。

2006年07月18日 | デジタル写真

新聞を取りに玄関を開けたら不思議な光景を目にした。
玄関先に置いてある木製のベンチからキノコが出てきている。
一瞬自分の眼を疑った。未だ顔も洗っていない寝ぼけ眼を何度も擦って確かめ
てみたが間違いなくキノコが生えている。
このベンチは10年以上も前に購入し、その後何度もペンキを塗り直して使って
いる物なのだがこんな事は初めてである。
昨日のイチョウの丸太と言い、今朝のキノコ事件と言い、雨が降っても結構話
題には事欠かない様だ。次は何が起きるか楽しみである。
お陰で、釣りにも写真を撮りにも出られないで腐りかけている私の脳みそにカ
ビが生えないで済みそうだ。
もしかしたら、ベンチでキノコ採りが出来るようになるかも・・・。

自然の生命力

2006年07月17日 | デジタル写真

今日は朝から、良く降った。
天気予報を見ると、今週は暫くの間は雨模様のようだ。
いったい梅雨明けは何時になる事やら・・・・。

この写真のイチョウは、人為的に植えたものではない。
我が家のイチョウの木が、余りにも大きくなり過ぎでしまったので、春の未だ
新芽が出ない頃に伐採した枝を40Cm程の長さに切って杭の代わりに使ったも
のである。この長雨と暑さがそうさせたのか、イチョウの丸太から何枚もの葉
が出てきた。このまま放っておけば、間違いなく数年で相当成長してしまうよ
うな感じである。自然の持っている生命力の強さには驚かされる。
それに比べて、私などはプレッシャーに弱いし、嫌な事があれば直ぐに凹んで
しまう。なかなか立ち直る事も出来ない。
人間がいくら偉そうな事を言っても、所詮イチョウの足下にも及ばないのかも
知れない。

「日本沈没」、「MIⅢ」、「Pirates of the Caribbean-Dead Man’s chest」etc・・・。
どれも観に行きたいし、そろそろ尾瀬のニッコウキスゲが見頃になりそうだ。
素浪人の身分ゆえ、時間だけは有り余る程あるのだが、お金の方が・・・・・。

夏眠?

2006年07月15日 | デジタル写真

毎日30度を超すような猛暑が続いている。
雨も降らないようないので、早朝から実家の除草剤散布をしてきた。
田舎の屋敷と言うのは今の時代となっては持て余す程の広さ(500坪)である。
今日は、それだけでグッタリしてしまい出掛ける気力もない。
私は、寒いのは少しも苦にならない。10月末~11月頃の夜明け前の小田代
ヶ原では氷点下になる事も珍しくはない。吐く息がカメラの背面にあたり、白
く凍ってしまう。しかし、暑さには滅法弱い体質なのである。
夏の時期は、冬眠(夏眠?)状態で、あまり外に出ることは無い。
我が家の猫もこの暑さには、流石に元気がない。
猫は暑いと感じる日が年に3日しか無いと言う話しを聞いた事がある。
科学的な根拠もなく、信憑性も無い話しだとは思うが暑さには結構強い様だ。
反面、”猫はコタツで丸くなる”と、歌われているくらいだから寒いのは苦手
らしい。観察していると、家の中で一番涼しい所を見つけて昼寝をしている。
時間によってその場所が変わる。私から見れば何処でも同じような暑さとしか
感じられないのだが、猫にとってはほんの少しの温度差でも敏感に感じられる
本能的な能力を持っている様だ。エアコンを使っている部屋にはあまり入って
こようとしない所をみると、私にとって快適だと感じる温度は猫にとっては寒
すぎるのかも知れない。それにしても、だらしない格好だ。

古代蓮

2006年07月14日 | デジタル写真

昨夜見た天気予報では、今日は一日中曇りと言うことであった。
しかし、いつもの様に5時頃に目が覚めたら青空が出ているではないか・・・。
こんな事ならもっと早起きして尾瀬にでも行けば良かったと後悔してももう遅い。
やはり、尾瀬ともなると4時頃には家を出たい。
遠いと言う理由もあるが、尾瀬は朝夕が一番尾瀬らしい様相を見せるからだ。
私は計画的に行動する事は殆ど無いが準備は何時も怠らない。
デジタルカメラのバッテリーは常に充電してあるし、念のための予備バッテリーも
用意してある。
ザックの中には雨具を始め、1泊程度の山小屋泊まりに必要な物は全て入れて
ある。登山靴と三脚は車のトランクに1年中入れっぱなしになっている。
弁当や飲み物は途中のコンビニで仕入れれば済む事だ。
ちょっとガッカリしたが、天気も良い事だし行田の古代蓮を撮りに行く事にした。
ちょうど良い時期と言う事もあって、平日だと言うのに結構な人出である。
蓮の花は早朝に咲き始め、昼頃には閉じてしまうそうである。それを3日間繰り
返し、4日目の午後には全ての花弁が散ってしまうらしい。
言われてみれば、未だ蕾のもあれば既に落花してしまっているのもあった。
御覧になりたい方は、WEBサイトの方にUPしてありますのでそちらをどうぞ。
しかし、何という暑さだ・・・・。