silly ski squadronスキー雑記

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年末年始さのさかコブキャンプ(祓川貴広プロ)

2021年01月03日 23時38分39秒 | スキーテクニック編
皆さんはどちら側のターンが得意ですか?または止まるときにどちらがやりやすいですか?
右ターン(左谷足)?左ターン(右谷足)?もしかしたら左右差なし!という羨ましい方もいらっしゃるかも!たいがいのモーグルコースを含むコブラインでは右の受けが深く左は浅くなっているので、多くの方が小生と同様、左ターン(右谷足)側が得意なんだろうなあと想像できます。

いまさらなのですが、今回は珍しく動画で検証してみました。
場所は白馬さのさかの第3ゲレンデ(第3クワッド)上部のコブ練習用コース。
もちろん祓川貴広先生のレッスンです。スクール名も近年BUMP ACADEMYに変わっています。ところでもう2009年から祓川先生に教え始めてもらってから10年以上になりますか。出来の悪い生徒でスミマセン。



さてそれはともかくこの動画では明らかに左谷足が踏めておらず、圧をかけるべきコブの下り斜面でスキー板が接雪していません。

そこで今回の指導内容。ただしこのアドバイスはワタシのようなスキー歴だけは長い、体力はない、年齢はいっている(プロフィールごらんください)、変な癖が付いている、モーグル志向時代に左膝靱帯および半月板損傷で、左膝が完全に伸びない、負荷を強くかけると痛むというような人間に対してのプライベートレッスンでの指摘と補正法なので全員に当てはまることではないと思います。

⬛︎まず初日(2020年12月31日)の祓川先生プライベートでのアドバイス

1:腹斜筋を絞る=山側の腰を谷方向に向ける
2:次のコブの肩に向かって膝を向ける
3:目線アップ

⬛︎2日目、3日目(2021年1月1日、2日)の有坂拓三主任プライベートでのアドバイス(4日目は一般グループレッスン)

1:前半からスキー板に圧をかけるためにステップ動作を取り入れたターン前半からの踏み付け
2:右の吸収を深くすることにより、左谷足の斜面裏側への捉えを早くする

正直この「右の吸収を深くする」というアドバイスには驚きました。と言いますのも左ターン終了後の右吸収は自分では得意だと思ってましたので。
でも考えてみれば確かに右吸収を深くすることで、次の不得意側ターンの準備動作となり、股関節・膝・足首の角度が折り畳まれることになります。

で、これらを併せて

1:右の吸収を深くし
2:膝で次のコブの肩へ重心を導き
3:上体は腹斜筋などを駆使して谷方向へsqueezeする

ということができれば、なるほど気持ちよくコブを降りてこられます。
目線アップやストックワークは上記ができていれば、ある程度自然に付いてくるとおもいました。

というところで小生のお見苦しい滑りだけでは後味が悪いので祓川先生の滑り動画も。これは以前から時々やって頂いている「祓川先生の真後ろを付いて滑る」という練習です。では動画をどうぞ。後ろのヘタレな小生は見なくていいですw。



これをやると難しい場所でもラインはわかるし目線は上がるし、遅れ気味になるとスピード調整していただけるし矯正が容易になります。
自然コブでも以前白馬47のルート3もストレスなく付いて行けました。

ということで非常に有意義な4日間を過ごすことができました。
コメント
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