ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

いいなぁ、日夏耿之介の家。

2014-03-30 10:19:21 | 独り言
昨日、自動車学校へ行くのに
ちょうどいい時刻の飯田線の電車がなく
3時間ほど時間を持て余したので
途中、角Rの壁面がなんとも味のある
追手町小学校(有形文化財)を眺めながら、
日夏耿之介記念館、柳田國男館などを
急ぎ足で見て回りました。

日夏耿之介(こうのすけ)は、飯田の詩人、翻訳家。
萩原朔太郎、芥川龍之介など
多くの文学者と交流があり
名前だけはちょこちょこ出てくるので
見覚えがあったけど
飯田の人だとは知りませんでした。

そして、彼が住んでいた家が復元され
記念館になっていたのですが、
この家がまさに、オイラの理想の家!
と言いたいほど大好きな家でした。
方丈記の庵とまではいかないけど心地よいサイズ!
入った瞬間に、こんな家に住みたい!と思いました。
こじんまりとした三畳、四畳半の和室や、
落ち着いた居間があり、宝くじでも当たったら、
そっくりに作りたいと思いました。

まあ無理か。。

隣りには柳田國男記念館がありました。
遠野物語の柳田國男がなぜ飯田?と思いましたが
理由は、行けば学芸員の人が
親切にお話してくれるので割愛。。。
彼が携わっていた伊那の民俗研究は
例えば阿南町新野の祭りなどを
いろいろ調べていたようで
その後弟子の折口信夫へと
受け継がれたみたいです。
館内は壁面がすべて書籍で埋められ
中央には4本の白い柱がありました。
この空間がとくに特徴的で、柳田國男は
そこに多くの人を招いて研究の中心としたことから
相撲の土俵になぞらえて、
「民俗学の土俵」と呼ばれていると説明してくれました。

お昼には、三河屋という、
これも満津田のように年季が入ったお店で
カツ丼を注文して食べてみました。
味は満津田のほうが好みでした。
店内には色紙がいっぱいあり、
眺めていたら、青い三角定規のもあったりしました。。

〈写真 追手町小学校/日夏耿之介の復元された家/柳田國男記念館外観/館内〉


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