俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

新松子(しんちぢり)

2023-09-15 | 俳句・秋・植物

 

 

新松子犬に曳かるる男ゐて

 

 

 

 

 

 

その年新しくできた松毬をいう。

 

 

 

 

 

 

卵形で青々としている。

 

 

 

 

 

 

初めは鱗片を固く閉ざしているが、やがて木質化して松ぼっくりとなり、開いた鱗片から種をこぼす。

 

 

 

 

 

 

緑道の松に新松子が生っていた。

その下を犬に曳かれながら男の人が散歩していた。

 

 

 

 

 

夕暮の川面眩しや新松子

 

 

 


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