楊梅に白雲の影過りけり
ヤマモモ科の常緑高木。
暖地の山地に自生するが、樹形がよいので、公園や庭に植えられもする。
雌雄異株。mosu
四月頃花をつけ、六月頃雌株に生った実が暗紅紫色に熟す。
直径一~二センチの球形で、甘酸っぱい味がして生でも食べられる。
楊梅の木に赤い実がびっしりと生っていた。
空には白雲が浮かんでいた。
その雲が時折、楊梅に影を落として通り過ぎて行った。
楊梅を摘まむにはまだ早かりき