俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯芒

2022-11-26 | 俳句・冬・植物

 

 

池めぐりきて逆光の枯芒

 

 

 

 

 

 

穂も葉も枯れ尽くした芒をいう。

 

 

 

 

 

 

風に吹かれる姿は侘しいが、そこにまた一つの風情がある。

 

 

 

 

 

 

芭蕉や蕪村には「枯尾花」の用例が多く、花穂の枯れようの哀れを中心に詠んでいる。

だが、現代では「枯芒」と詠むのが一般的で、華やかさも詠むようになった。

 

 

 

 

 

 

池の周りを歩いてくると枯芒が群生していた。

そこから見ると、枯芒は逆光で輝いて見えた。

 

 

 

 

 

水車小屋前奔放や枯すすき

 

 

 

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