山羊のひとり言

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刀剣商ちょうじ屋光三郎「狂い咲き正宗」

2011-10-26 22:05:39 | 本と雑誌
山本兼一の「狂い咲き正宗」を読み終えました。「利休にたずねよ」で直木賞を取った作家です。この作品も、その名に違わない面白さで、一気に読見切りました。
「利休にたずねよ」でも、感じたことですが、この作家の美についての描写力は抜群です。「利休」では、茶の湯、今回は刀剣が作品の主たる題材になりますが、読み進むうちに、茶の湯をやりたくなるし、刀剣を愛でたくなります。とにかく、面白い。
次の作品が読みたくなり、同作家の「いっしん虎徹」を読み始めました。これも期待できそうです。