山羊のひとり言

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慟哭(続き)

2012-01-17 08:16:27 | 本と雑誌
貫井徳郎の「慟哭」の評価は大きく二つに分かれそうです。
確かに面白く引き込まれるのですが、題材が深刻で話に救いがありません。少なくとも、帯広告の北村薫(彼の作品のファンですが)のように絶賛迄はいかない気がします。
文章力、構成力があり、巧みな作品で、心にも残りますが、自分にとっては微妙な作品です。